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信号機が通りを染めるのを見ていた

基本的に朝型人間なので
夜遊びはしない。

夜遊びはしない、けれども
サルサを踊るためには、
どうしても夜出かけることになる。

最近は少しずつ昼間のイベントも増えてきてはいるけれど
仕事や日常から解放された自由な感じは
夜遊び特有のものだろう。

異国のリズム、メロディ。
たいていは甘い甘い恋の歌。
ミラーボールやネオン。
大音量のミュージックのなか、
大声で交わされる薄っぺらい会話。
テキーラ。
そこにあるのは非日常。

夜が更け
そして空が白みだす頃
たのしかった余韻とともに
日常へ帰る。

あー、そんな日々が懐かしい。

少しすれば バンドもあわてて起きる頃
コーヒーすすり
少女たちは雨に打たれるコスモスのように
手を振ってる
曇ったホームにも
冬近い ロンサム・タウン

私のロンサム・タウン

私のロンサム・タウン
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

『PEARL PIERCE』 1982/6/21

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