続・恋愛依存を克服するには。
前回の【恋愛依存を克服するには。】の終わりに書いた、あなたが素直な気持ちを伝えたり、行動すると、お相手はどんな反応をするのか?について、書いてみようと思います。
主従関係な恋愛や夫婦なと、主の立場の相手に従の立場の人が、言えない。できない。と思い込んで、自分の気持ちを後回しにして、主の人の機嫌を最優先に考えてしまう。
それが辛いのに、不機嫌になられたくない。嫌われたくない。捨てられたくない。と言う不安を恐れてしまうから、従ってしまう。
でも、それを選んでやっているのは、実はあなた自身ですよ?
あなたの素直な気持ちを聞き入れない、取り合わない、なら別れるか?などと脅すような相手は、いらないよね?
って所まで書きました。
もし、従に徹っしてきたあなたが、素直な気持ちを言ったとしましょう。
その時、主に徹っしてきた相手は、驚きおののく!ことでしょう。
そして、驚愕した相手がそれをどうあなたに見せるのか?
いくつかの大まかなタイプがあります。
①強行継続で、もっと機嫌悪くなっちゃうぞ!アピール
②強行継続で、怒りを露わに別れをチラつかせアピール。
③理解を示し短期間だけ改善アピール。
④意外にあっさり聞き入れるアピール。
主に徹してきたわけなので、①〜③が濃厚かと思います。
そして従にとっては、①と②こそが怖いからこそ、ずっと自分を抑えて来たわけです。
でもね。
でもねなんですよ。
しっかりと腹に落とし込んでください。と前回書きましたが、腹に落とし込むと、ここ、怖くなくなるんです。
自分にとって必要な相手なのかどうか?を自分を基準に考えられて、不要ならば手放す。
この覚悟があれば、怖くないのです。
私が相談者に必ず言うのは、
あなたは、何にも失いませんよ。
ってことなのです。
あなたの正直な気持ちを受け入れてくれない人ならば、一緒に生きていく相手ではないのだから、痛みや悲しみが伴ったとしても、人生と言う時間で見れば、終わらせることはラッキーなわけです。
そしてもし、そんな風に思わせてたのか!と猛反省して、お相手が改善してくれたなら、それはあなたを大事にしているってことなので、それまたラッキーなのです。
どっちにしてもラッキー。
言ってることは分かるけど、でもでもでもでもってなっちゃうんですよね?
分かります。
みなさん、必ずそこを通過します。
なので、腹に落とし込んでください。
なら別れよう!と言われちゃったら、どーすんの?
気になりますね〜。そんな局面が。
そうしましょ〜。と答えればいいんです。
そんなこと言って本当に別れられちゃったら困るじゃないですか!
ってなるんですよね?
そうです。
これは駆け引きに使ってはダメなのです。
そうしましょう〜。と相手を試す為に言ってはならないのです。
本気ではないのに、もう別れる!とか言っちゃう女子は意外といますけど、これオオカミ少年と同じで、効果があるのは2回あればいいくらい?
だから、腹に落とし込むのです。
本気で別れても構わない。
そこまで思えるまでは言ってはならないんです。
驚愕したお相手は、内心焦っても、それを見せずに淡々と冷酷に、あなたを無視したり、終わりだのなんだの言うかもしれません。
何とかしてあなたを従わせようとするかもしれません。
そこで、揺らいでしまうならば、腹には落とせていないわけです。
残念ながら、お相手はあなたの本気度を試しているから、そうなるんですね。
なので、しっかりと腹に落とし込む。
今の関係が続くならば、終わらせても構わない。
自分の幸せの為に、あなたがあなたを守り、応援するのです。
そして、相手が別れを切り出したなら、それを快諾しましょう。
別れを切り出さないまでも、意地悪を言ったり、なじったり、変わらずにあなたを尊重せずに扱うならば、あなたからキッパリ言えばいいと思うんです。
もう、この関係は要らない。ってね。
あなたが大切!失いたくない!とお相手が思っていれば、人によっては手のひら返したように謝って、すがって、考え直して欲しいと言うかもしれません。③と④が当てはまるのですが、ここで注意なのは、③です。
③パターンは、ほとぼり冷めたら、じわりじわりと元の関係に持っていくことが多いと思います。
そしたら、また言えばいいのです。
私はこんな扱いされることを私に許可できないと。
もしも、あなたの別れを相手が快諾するならば、残念ながら、それまでの人だったと言うこと。
つまり、あなたが一緒にいるべき人なのかが明確になるんです。
そして、どっちにしてもラッキーなんです。
だって、あなたは幸せに生きていく権利も価値もあるんですから。
そして④
少ないけれどたまにいます。
このタイプは、生まれつきの俺様な方に見受けられます。
いわゆる、持って生まれた性質。
スタンダードが俺様なので、意外と悪気がなかったりして、素の振る舞い。
なので、ハッキリ言われると、え?ごめんごめん。みたいになって気をつけてくれたり。
でも、持って生まれた性質なので、何度も起こる可能性はあり得るので、そこに忍耐強く付き合うかは、あなたが決めればいいのです。
そして、何が結局一番良いのか?
それは、きちんと伝えること。
相手に気がついてもらう、汲み取ってもらうのではなく、どうされるとイヤな気持ちになるのか?悲しくなるのか?頭にくるのか?を伝える。
そして、そんな風に扱われるのはイヤだと、それをそのまま言えばいいのです。
誰だって大切にされたいし、愛されたいんですから。
そのあなたのすごくまともな当たり前の気持ちを伝えられても、尊重してくれない人は、あなたが一緒にいたい人ではないはずなんです。
伝えてみて、相手が気をつけてくれたらラッキー。
逆ギレするなら、そこで終わってラッキー。
どっちにしてもラッキーでしかないんですよ。
そこを腹に落とせるまで、半年以上かかる人もいますし、2ヶ月くらいで行動に移せる人もいます。
最初からお相手にとってそもそも本気でなかった場合を除けば、ほとんどの方達は関係が改善されてるんですね。
そして、
もっと早くすればよかった。
どうして前の私はあそこまでしたんだろう?
って言われます。
で、ごくたまに、お相手に愛着障害とか回避依存とかが顕著な場合もあるので、それについては、また別の機会に書きたいと思います。
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