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宅録ナレーション・コンデンサマイクについて【超初心者】


ナレーションの自宅録音に必要なものとしてマイクがあります。

宅録でナレーションを始めて早5年以上たちますが
音響系はほとんど素人で、扱いが正直未だによくわかっていません(苦笑)


そのため、コンデンサマイクを使用し始めてからちょこっと指摘をいただいたのでそれについて。



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まずは私の使用遍歴を簡単に


一番最初に録音を始めたのは家電量販店で手にしたICレコーダーでした。
もちろん、ZOOMとかきちんとしたレコーダーならお仕事が可能ですが
安いICレコーダーでは音質NGです。(※よくよく思い出してみたら一番最初はMDで録音していました!)

某KOEBUというところで投稿がしたかったのと(笑)
ナレーションの勉強を始めて、録音の重要性に気付いたため入手しました。

その後、他の人がとてもきれいな音で録音しているのを聞いて
ちゃんとマイクを使おう!と意気込んで手にしたのが
ダイナミックマイク×インターフェイスでした。※超安いダイナミックマイク

結果、ICレコーダーよりは良い音になりました。
しかし、これでお仕事をしようとして失敗しました(苦笑)

ヘッドフォンが安物(リスニング用)で、ノイズが殆ど聞き取れていなかっただけ!というオチで
一番最初にお仕事をさせて頂いたところから、
iphoneを持っているならそちらから録音してください!と指示されてしまいました。

そこからもう少しきちんとしよう!と無知なりに色々調べて
もう少しお高めのインターフェイスと、コンデンサマイク
そしてスタジオ御用達のソニー900STモニターヘッドフォンに変更しました。

モニターヘッドフォン、必須です!!

今まで録音したものを聞き返してみて悶絶したことをよく覚えています。。。(苦笑)

今でこそ色々宅録に関する情報が出始めていますが、
6年位前はナレーション用の宅録に関する情報はほとんどなくて必死に探していました。
※音楽系は結構ありました。

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そんな変移を経て、コンデンサーマイクに変えてからしばらくそのまま問題なくお仕事もさせて頂いていたのですが


去年の夏ごろ、音がちょっと悪すぎる、と指摘が入りました。

原因がわからなくて困っていたのですが、その原因が

他の音を聞いていなかった & しばらくマイクをさしっ放しにしていた!

という事でした。

前者の他の音を聞いていなかった、というのは、ちょっとボリュームのある長尺の録音で、ずーーーーっと自分の声を編集していて雑音があったことに気付かなかった、というものでした(苦笑)

ノイズ除去を行ってたし、モニターヘッドフォンだしと何の疑いもなく編集していて、かつずーっと聞いていると音に慣れてしまっていたようでノイズに全く気付きませんでした…。

ふと、他の人のサンプルで音楽がついていないものをたまたま聞いて、

あれ、今編集してるのなんかすごい サーーーー っていう、うっすい雑音が入ってないか?!と気づきました。

この音だけは、編集ソフト(AudacityやSoundengin)などではノイズ除去が行えませんでした…(RXなど有料ソフトでは周波数で見えるし消せると思います、が、その時は音自体が多分劣化して録音されてたと思うので根本的な解決にはならなかったと思います。)

そしてこの雑音については、恐らく後者のマイクをさしっ放しにしていたことが原因の様でした。

それに気付けたのも、どれだけ録り直しても やっぱりなんかサ――って言うな…さすがに5年くらい使うとコンデンサマイク、ダメになっちゃうのかな??なんてマイクのせいにして、マイクを買い直してから再提出でもいいですか?と返答をしたところ、今回時間がないからひとまず無編集のままデータを送る、ということでそのプロジェクトは一旦終了しました。(クライアントのエンジニアさんが頑張って下さいました!!( ;∀;)その節は大変お世話になりました!!)

残念な結果だったけど、ひとまず終わりと、マイクをしまって、後日改めて録音してみたら、あら不思議、サーーーーっという音が消えていました。

そこで初めて、挿しっぱなしにしていたせいだと気づけました。!

本来コンデンサーマイクは湿気など大敵で、できれば密閉容器にシリカゲルと一緒にしまいましょう。というような注意書きをよく見ます。本来はそれくらい慎重に扱うアイテムらしいです。

できるだけ、使用したら付属していたポーチに閉まったりをしていましたがこの時は日本の真夏に、ずーーーーーーーっと挿しっぱなしで使っていて、悪いことをしたなぁと痛感しました。

※ヘッドフォンはもっと挿しっぱなしだったので、恐る恐る抜き差ししてみたら雑音がしっかり聞こえるようになりました…!

マイク・ヘッドフォン、どちらも挿しっぱなし、聞きっぱなし。ダメ!なようです。とても。

それ以降は、ヘッドフォンも抜き差ししてます。。つい挿しっぱにしてしまうけど(反省)



(素人的には)マイクもケーブルもインターフェイスも、それ自体は5年くらい使っていても全然問題ありませんでした。しかも超優しくない使い方…

もしかしたらそろそろ新調した方がいいかもしれないのですが、愛着もあり、新しい編集ソフトも導入したおかげで 音質いいね! と言ってもらえる事もあり、もうしばらく一緒に頑張ってもらおうと思っています。

ちなみに、その忍耐強いマイクはオーディオテクニカのAT2035です。※サムネイル画像は別のマイクです。(すみません💦いわゆるイメージ画)

このマイクはコンデンサーだけどダイナミックに近いみたいで、ローカットスイッチもあり、あまり感度が良すぎても雑音を広いすぎてしまうのでうちではちょうどいい感じです。ブランドによってマイクごとに多少癖があって高音が強調されたりするものとかありますが、これは比較的素直にそのままの音が録れるので好きです。それゆえ粗もよくわかるし(;´▽`A`` (編集でいくらでもお化粧は可能だからです。ちゃんと自分の声を聴くというのはナレーションを勉強するうえでは大切です。) 後はやっぱりダイナミックに近いからか、丈夫!!(笑)何より数年一緒にやっているので編集もしやすい。(新しいマイクだとやっぱり勝手が違う!これは慣れれば問題ないと思いますが)

宅録の場合、部屋の環境や自分の声質などによってどの機材がいいとかはかなり左右されると思うので、自分の環境にあったものと出会えるといいですよね。ほいほいチャレンジできるお値段ならガンガン試せるのですが!

もしかしたら今の組み合わせよりもいい組み合わせがあるかもしれない…などと思いつつ。

以前ツイッターに呟いた、このやらかして抜き差し必須がイイネされていたので今回長文で(笑)まとめてみました!


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