見出し画像

自分と向き合う旅を始めるにあたり。

私が自分と向き合おうと思ったのは
そうしたかったからではなく
そうしないとどうしても前に進めないと気づいたからだ。


約2年前に8年間のパートナーシップに終止符を打った後
あまりの自由のまぶしさに目がくらんで
どうしたらよいか分からなくなった。

それと同時に
もはや自分がどういう人生を生きたいのかも分からなくなっていた。
でもそれに気づいたのはもっと経ってからのこと。


その後の私は相手の浮気が発覚して別れる
を繰り返した。
この現状を信頼できる男友達に話したとき
「君が今やるべきは彼氏を作ることじゃなくて
自分と向き合う時間を作ることだ」

と指摘された。

「その時間を今作って自分を変えないと
結局何年経っても同じところから前に進めない」

と言う彼に深くうなずきつつも
もしかして運命的な出会いもあるかもしれないと思っていた私は
懲りずに恋に落ち続けた

そしてついに
もうこれは差し向けられたとしか思えない試練に直面する。
その時の私の振る舞いはまさに
「メンヘラ」状態で
だけど泥沼にはまりながらも
どこか冷めた目で自分のことを見ていた

画像1

その時初めて男友達の言ってくれた言葉を
ひしひしと実感した。
たぶんこれは私が選ぶ男が悪いのではなく
私の振る舞いが悪いのでもなく
私の私に対する捉え方を変えていかなければいけないのだと
初めてきちんと理解した。

私が自分と向き合うのを避けてきた理由は
単純に苦しいとわかっていたからだ。
そしていろんな知識を蓄えて外堀を埋めることで
(真面目なことから恋愛に関することまで)
そこに向き合わなくてもうまくいくと思っていたからだ。

でもどんなに男性に関する知識を蓄えても
どんなに自分を明るく優しい女に見せられていても
男性の反応はその時によって違うし
私の薄い化けの皮はすぐに破れる。
結局自分に関する認識を変えていかなければ
前には進めないのだと、
そのための時間を取っていかなければ
一生このままぐずぐずして終わってしまうと危機感を覚えた。

そこから手当たり次第に
自分と向き合うためのヒントになるものを探した
「自己肯定感を高めるには」でググってみたり
本を探してみたりした。
以前の私なら
「そんなうさんくさいことやるなんて馬鹿らしい」と
一蹴してきたことだ。
それでも他に方法がなかった。
自分を変えたいと、藁にもすがる思いだった。
同じことで悩んでいる人の話はいっぱい聞くのに
実体験から出た確からしい情報があまりないのにもショックを受けた。

ここでは自分の記録のため
そしてもしかしたら同じことで悩む誰かのため
私が試したこと、感銘を受けた言葉、考えたことを
きちんと記していこうと思う。
まだ道半ばではあるけれども
できればこの物語が
自立した私が、同じく自立したパートナーを見つけて
より自由を手に入れる
ハッピーエンドで終わればいいなと思う。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,470件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?