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アラサーADHDの高校時代その2

米粒です!

前回の「高校への遅刻」の続きになります。

まだの方はその1から読んでいただければスムーズです。


ではいこう!

ADHDを困らせた名札

高校時代の登校ではもう一つADHDである私を悩ませることがありました

それは

「昇降口に着いたら校舎に入る前に名札をつける」

というルールです

中学時代の制服にはすでに学年と名前が縫ってあったのですが

高校では胸ポケットの部分にクリップ式の名札をその都度つけなければいけませんでした

さらに大きさは消しゴムくらい‥


もうお分かりの方いらっしゃると思いますが

私はこの名札を

何回再発行したか数えきれません

必死にチャリを漕いでいる間にポケットから落とすこともあれば

そもそも家に忘れるということもありました

あと紛失ではないですが

制服の「どのポケット」に入れたか分からず昇降口前で全部のポケット検査を開始します

駅の改札前でアタフタする、あんな感じですね

私の学校では「紛失と、見当たらない含め忘れ」の場合

「仮名札」と言うものがあり

ペラッペラの裏紙みたいなものに学年と名前を書き

それを1日胸に貼って過ごすという羞恥プレイもありました

さらに仮名札はあくまでも「仮」なので

普通の名札を無くした場合

校舎内の売店にて注文して購入する必要がありました

なので私はそれだけでも

お小遣いがだいぶ減りました


もちろん私も人間なので学習します

無くさないように置き場所や

ポケットに入れる位置を徹底しようとしましたが

名札は私の中の優先順位は相当低く

意識しないとすぐ忘れます

さらに「登校の時から名札をつけておけばアタフタすることない!」

と思い名札をつけたまま登校していると

昇降口より手前の地点で見張っている教頭から

「名札は校内だけや!それ以外は外せ!」

と怒られました

あれが校則でダメだったのかなんなのか、未だにわかりません‥


結局私はその「名札をつける」

という幼稚園児でもできることで2年半ほど四苦八苦していました

昇降口には間に合ったのに

名札を探している最中にチャイムが鳴り遅刻扱いされることもありました

↑ゴールを目の前にしてタイムアップで死ぬマリオ


あとはポケットをひっくり返していてたら

先生の前でガムやハイチュウが落ち

こっぴどく叱られたこともありました

なので私はこういう文化が無くなって欲しいと

常に思っていました

こんなのもまだ序章です。

つづく

#ADHD #不注意#遅刻


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