丙午生まれの女

そろそろお時間も
無うなりまして御座います。

お金にも彼氏にも彼女にも
お友達にも愛されて、
60年に1度しか巡って来ない干支の女の話を始めようかと思っております。

初めはやはり
血の繋かりが無い、
宮大工で御座いました
お爺ちゃまのお話から
させて頂きます。 

お爺ちゃまは

私が小学校1年の時に
亡くなりました。
ある日母が学校に
迎えに来たのです。
死因は子供の私には
わかりませんでした。
しかしお家でも
介護用ベッドで寝て
おりましたので

右腕に龍の刺青が
描かれておりました。


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