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ハトが鳴いてる

朝方になるとスズメが良く鳴いているな…と思っていたけれど、今日というか、今はハトが「ほーほー」と鳴いている。
隣の家のベランダ……。
スズメもハトも、そっちで鳴いている。
居心地がいいんだろうか?


Twitterを見ていたら、「餌をあげていたスズメが子供を連れて挨拶にきた」というツイートを見かけた。
その話を見て、スズメの子育て時期なのだろうかと思い至った。
先日隣の家のベランダで鳴いていたスズメは、仔スズメに「こっちだよ、こう飛ぶんだよ、こう餌を探すんだよ」と教えている時期ということなのだろうか?

冬の時期は別に鳴いてなかったのに、ここに来て……となると、なんとなくそういうことなのかな?と考えてしまった。

ハトはどうなんだろうか…?
一羽でいるから違うかな?


スズメやハト以外に、先日はカラスが良く鳴いていた。
こちらの意味はなんだったのだろう?

コロナ前なら、繁華街の飲食店が早朝に出したゴミでカラスも生活しやすかったように感じる。
しかし、今は時短要請、休業要請で空いているお店も少ない。
こっちに来ても餌になりそうなものはないぞ!と遠くの仲間に伝えているのか。
それとも「おい、人間!餌を出せ!」と言っていたのか。

そういう生き物たちも、コロナで生活に困ったりしているのかな?
上手いことやっているんだろうか…。


都会のど真ん中でも、スズメやハト、カラスをよく見かける。
ごく稀にネズミがチョロチョロしているのも見かけた。
彼らは地下鉄にいる。
線路脇とか、暗くて潜むのにはきっと丁度いいんだろうな。
見かけると「ヒィ」と思うけれど、あっちもきっと「ヒィ、人間!」と思っていることだろう。

今までで見かけた生き物系で一番ビックリしたのは、ハクビシンが電線を渡っていたこと。
器用に細い電線をひょいひょい歩いていた。
それをビルの高いところから見下ろして、「うわっ!こんなところにもいるんだ……」と驚いたことを覚えている。

このご時世だと、彼らのような存在も餌がなくてうろうろしているのだろうか。


そういえば、富山の高校にクマが出たというニュースをお昼に見た。
都内でクマは出ないだろうけれど、猿が出たというニュースもたまに流れるし…。
人が出歩いてないことで、そういった生き物たちももしかしたら「人間いなくなった??」と勘違いしてしまうのだろうか。


何ヶ月後か、何年後かに、「そんなことを考えた日もあったな…」と笑っているといいな。
いつの間にかいなくなったハトの「ホーホー」という鳴き声を思い出しながら、こんな取り止めのないことを考えるのだった。