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THE GRAND BUDAPEST HOTELに想いを馳せる

ウェスアンダーソン監督の映画、グランドブダペストホテル

私はこの作品がだいすきで、日本公開日に観に行ったことがある。

何故観たいと思ったのか、キッカケはしょうもなくて。
当時高校生だった私は、朝の電車で座りながら視線を上げたとき、目の前の中吊り広告にこのポスターが見えた。

ただそれだけ。

本当にただそれだけ。それほどこのポスターには私を惹きつける何かがあった。

公開当初は都内でもほんのいくつかの小さな映画館でしか上映されておらず、もちろん公開日は満席だった。それ故に友人とは並びの席が取れず、端っこの方でひとりで観ていた記憶がある。

私は特別"映画好き"ではない。

だからウェスアンダーソン監督なんて名前を聞いたのも初めてだった。

そんな私ですらも、たった1枚のポスターで惹きつけてしまう。
それが彼の魅力なのだと感じた。

作品自体ももちろん素晴らしいし、私が今まで観たことのないものだと思った。語彙力がなくて言葉に表すことは難しいけれど、端的に言うとストーリーだけではなく、映像そのものに魅力が詰まっているということだと思う。

そして私は言いたい。グランドブダペストホテル、この映画が大好きだと。



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