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最近購入したお気に入りの精油

こんばんは、皮肉です。
またまた少し空きましたが、その間に少しずつ精油や香料を購入してコレクションを増やしておりました。
そのなかで、お気に入りの精油を2つほどあげます。
それは、リンデンブロッサムとミュゲで、どちらもグリーンフローラル調の香りです!
しかしリンデンはともかくミュゲはまず花そのものから香料を採ることは難しいため、代表的な合成香料の説明をかるーくさせていただこうと思います。




①リンデンブロッサムについて


リンデンブロッサムはシナノキ科の植物で、ヨーロッパではハーブティーとして飲用されております。
ゲルマン族はこの植物を豊穣の神フレイヤが宿る木として崇め、平和と幸せを願ったそうです。
作用としては神経強壮や鎮静、安眠やスキンケアにも有効とされております。
精油の色はペリドットのようなとても綺麗な薄黄緑色で、香りは甘くグリーンフローラル調です。少し嗅ぐだけでホッとするような安心感が強く感じます。(※個人的な感想になります)

②リンデンブロッサムの主成分について


リンデンブロッサムの主成分は以下のようにされております。

①ファルネソール
②ゲラニオール
③ネロール
④テルピネオール(ターピネオール) 他

最新4訂版 アロマテラピー図鑑より

①はセスキテルペン系アルコールの一種で、多くの花精油に存在する、リンデンブロッサム様グリーンフローラルな香気を持つ無色の液体。

②は上記と同じアルコールの一種で、バラやパルマローザ、シトロネラ等の様々な精油に含まれる。ローズ系の調香に必須。

③はゲラニオールと同様多くの天然精油に存在する無色の液体。ゲラニオールよりローズ様香気はないが、マリン様の香気が強い。様々なフローラル系調合香料に用いられる。

④はピネン(炭化水素)の酸触媒加水反応で得られるもので、天然精油に含まれるものは大部分がα‐体。α‐体はリラ様香気を持つ。リラやミュゲの調合ベースに使用。

香料と調香の基礎知識より



成分を見るとあのグリーンフローラル調な香りにも納得しますね!
個人的には花の蜜のような甘さなのに、緑葉を思わせるグリーンな香りでしつこくないため、一生嗅いでリフレッシュできる感覚になります。
色もとても綺麗なので見た目にも癒されます。
ディフューザーに垂らしてリラックスするのがおすすめです! 

③ミュゲについて


前回、ミュゲについては軽く説明させていただきましたので割愛します。
簡単ですが説明すると、毒がありその上香料の採取は難しいため基本的には合成香料がメインとなっております。
香りはリンデンブロッサムよりもグリーン感はそこまで強くなく、どこか透明感がある清楚な甘さで
す。(※ここは個人的な感想です)
ミュゲの香りには集中力を増す効果があるようですが果たして…?

代表的な合成香料はこちら↓↓

香料と調香の基礎知識より抜粋

シクラメンやリラの香料と同じような合成香料が使用されております。
あんなにいい香りなのに合成香料がほとんどというのが残念ですが…それでも私は香りがとても気に入っております!

私は精油だけでなく合成香料を含めると幅広く好きです。
シトラス・バルサム・フローラル・ウッディ・ハーバル…ムスク系も強くなければ好きです。
香水のことも入れると、フゼア、シプレー、スモーキー系やお酒類も好きです。本当に節操ない!でもバニラ等グルマン系は割と苦手。
アロマテラピーでは基本的には自分の『好き!いい香り!』と感じる香りを選んでするものです。
皆様も、お気に入りの香りで是非癒されましょう!
私は最近、DAISO等の安いワイングラスに精油を色々ブレンドして香りを楽しむことにハマっております!
グラスの口が広いと、香りの広がりが感じられるため、アロマストーンに垂らしたりディフューザーに垂らすよりも私は好きです。
今は少し前に作ったサンプルの香りを意識して、ダバナ・ミュゲ・リンデンをブレンドして色々調香しております。
次回でももう少しお気に入りの精油や香料の説明をしていきたいと思います!