生保営業、在職中に自分が病んでいくことに気づいたきっかけ

こんにちは。
今日は私が生保営業として働いていた時に、自分がなんかおかしいと思ったきっかけを書いていきます。


これを語る上で私の性格もすこしまとめようと思います。


・どちらかというと真面目
・計画派
・話すことというよりも聞く方が好き
・継続的に業務を遂行していきたいタイプ



仕事に関係あることでいうと、こんな感じです。
まあこれだけで生保営業経験者の方
向いてないやんって思うと思いますが、これでも生保営業の適性検査をクリアして面接を受けて入社してます(笑)

生命保険はお客さまにとって人生で2番目に高い買い物と言われるものでもあり、取り扱うのは金融商品でなので真面目な性格も活かせると思ってました。


だけど、その真面目さが自分を苦しめていたと思います。



こちらの記事でも書きましたが、私は研修をほとんど受けることができませんでした。商品研究も、パンフレットを渡されるだけで、それを読んでロープレするということしか会社からは指導されていません。


こんなので良いのだろうか、と思って先輩や上司に相談してもロープレを繰り返されるだけ。
フィードバックも「いい感じやん」「よく話せてるよ」というものです。

その状況でお客さまの前に出されることが、すごく不安だったのです。


パンフレットに書いてある病名などは本当に代表的なものばかりです。
「何日入院したらもらえる」「どんな病院で治療を受けないといけない」「給付金がもらえる治療方法」などという細かい内容は全て約款に書いてあります。


ですが、会社で確認してもらえる時間はありません。

なのでお客さまの前で話す前に全て自分で読んで確認するようにしていました。読み込めば読み込むほど、保険は複雑だと思いましたし、これを読んでる様子がない先輩や同期はどうやってお客さまに勧めているんだろうと不思議でした。


先輩に質問しても「そんなところ確認してるんやーえらいなー。本部に確認してみるわ」と言われ、回答を数日後〜1週間と待たされることもザラにありました。

まだそれだけだったらマシです。
たまに先輩から直接回答してもらったときに、それが嘘だったことも何回もあります。


なので、わたしは先輩や上司を信用できなくなりました。だって、知らないまま何年〜何十年も仕事をしてきたということですよね……?
しかも、嘘を後輩に教えてきたってことですよね……?



そうした毎日を過ごしていると、先輩や上司が言ってることがほとんど信じられなくなってきました。


提案に行くまではずっと約款を確認して、わからないことは事務さんに確認して本部に確認してもらっていました。

朝礼を録音するようになり、上司との面談も録音しながら内容をメモをしまくり、前回の内容と比べては違ってるところを見つけて上司の上司に確認したりしていました。


そのせいで人より何時間も無駄にした時間もあると思います。

だけどそれよりお客さまの大切な保険をお預かりするのに、私が知らないということで迷惑をかけるのがすごく怖かったです。


そんな毎日を過ごしている時に、前職のことをふと思い出していまの自分が異常だと気付きました。


タイトルにきっかけとは書きましたが、本当に電車に乗ってる時に前職の上司のことを思い出し自分の異常さに気付いたという感じです。


朝礼を録音したり、必要以上のメモを取ったり……
こんなことを普通だと思って続けていたら、いつか壊れると思いました。



ですが、上司や先輩の嘘とミスで私がお客様に迷惑をかけていい理由にはなりませんし、私が自力で全てを理解して、先輩の経験を超える情報を収集するというエネルギーも持てませんでした。なので、辞めようという決意に至りました。




今回は特にダラダラとした文章になってしまいました……。本当にテキトーな人間の方が続いてると思います。


ほんとに辞めてよかったしかないです(笑)



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