ヴィランに学ぶ「努力」の重要性

ヴィランとは、いわゆる「悪役」のことです。主役を引き立てるような存在である彼らは、特に王道の少年向けの漫画・アニメでは欠かせません。私はこんなヴィランが大好きです。

なぜなら、彼らは天才だから。

アニメや漫画では、「主人公がヴィランを倒すために成長していく」というストーリーが主流となっています。主人公はだいたい1度負けてから、パワーアップして戻ってくるんです。

ドラゴンボールの悟空・ワンピースのルフィ・北斗の拳のケンシロウ・ナルトのうずまきナルトやハンター×ハンターのゴン等々、魅力ある主人公はだいたい敗北を経験しています。


それに対してヴィランは最初から強いうえに、カリスマ性まであるややこしい存在。

ヴィランが従えている部下や配下は、強制的に従わされているパターンもありますが、幹部クラスになると志を共にしているんです。悪いことをしているとわかっていても、その中に正しさを見出すキャラもいます。

アニメキャラの人気投票では、ヴィランも必ず上位に上がっています。ただし、けた外れに強いことが条件にはなってくるのですが…。

最近のアニメで登場する人気の悪役は、鬼滅の刃に出てくる「鬼舞辻 無惨(きむつじ むざん)」です。何度子供たちにせがまれて描いたことか…余談ですが、鬼舞辻女バージョンは、私に似ているそうです(笑)


そんな愛すべきヴィランに疑問が1つ。

彼らが努力したら主人公たちに勝てちゃうのでは?

なにせスタート値が主人公より上なので、可能性は大いにあります。

実際にドラゴンボールの映画「復活のF」では、なんと戦闘の天才フリーザが生まれて初めて「努力」というものをしてみて、悟空をかなり追い詰めています。


ヴィランが努力すると、主人公の立場は脅かされてしまうんです。スタートの能力値が高いうえに、カリスマ性があって、更に努力家と勝てる気しないですよね(笑)

そういった大人の事情で努力なんてさせてもらえないヴィランたちですが、彼らは紛れもなく天才だから強敵なのです。

しかしいかに天才と言えど、努力して立ち向かってくるものには倒されてしまう…「努力に勝る才能なし」と体を張って教えてくれているのです。ヴィランは努力しないことによって、相手に勝たせてあげているといっても過言ではありません。


メインで言いたいことはここまでです。ここから先はLinのアニオタワールドになるので、興味ある方は少しだけお付き合いください(笑)


努力したけどフリーザ負けたじゃん!?

実はフリーザ負けてないんですよ。悟空とは相打ちです。敗北したかのように見えた一瞬のスキをついて、彼は地球丸ごと破壊しちゃったんですけど、破壊神つきの「ウィル」が時間を巻き戻して助けたので、ぶっちゃけ反則です…。

しかも悟空は死んでからもずっと修行できたんですけど、フリーザは地獄で木に吊るされ身動きできなかったので、かなりハンディが大きいんです。

本気でフリーザが悟空と同じ時間修行したら、魔人ブウや悟空でも勝てません。ただ悟空は戦闘の中で成長していくというずば抜けたバトルセンスがあるので、ある程度いい線はいけるかも!

ちなみに「ブロリー」もかなり強いです。彼が本気で戦闘の修行をしたら、悟空では勝てません。


北斗の拳のラオウはヴィランじゃない!!

北斗の拳について全貌をここで解説するには、新しくnote1本書けちゃうのでさらっと行きます。

冒頭部分に「主人公はヴィランに敗北した経験がある」と書いてケンシロウの名前を挙げたのですが、ここで指しているヴィランは「ラオウ」ではなく「サウザー」です。

読んでいくとわかるのですが、ラオウって実はヴィランじゃないんですよ。厳ついお顔にチンピラみたいな手下がたくさんいるので勘違いされがちですが、彼はケンシロウも認める「強敵(とも)」なのです。


ワンピース「スモーカー」は「ラオウ」に似ている!?

ワンピースキャラの「スモーカー」は、初登場した時「海軍大佐」でした。ローグタウンで、ルフィを捕まえた時ですね。すでにヤンキー風の空気をまとっていましたが、ルフィを捕まえるためグランドライン→新世界と進み、パワーアップした彼は、もはやヤクザ(笑)

グランドラインに存在する海軍支部5つのうちの1つ「G5」を任されているんですけど、この支部かなり問題児が集まっています。それをまとめるスモーカーは、ラオウと似ていますね。本質は違うので、あくまで表面的に似ているだけですが。

彼は海軍の中のヴィランかも(笑)


Linのアニオタワールドにお付き合いいただき、ありがとうございました。

満足です( *´艸`)









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