見出し画像

私が勉強している中国語って何?~自分の中国語史3~

こんにちは。zhuoyeです。

私の通っていた学校には中国語を学ぶコース以外に、中国から留学生を受け入れる日本語クラスもあります。

時折学校主催の交流会が催され、また中国語クラスは午前、日本語クラスは午後なのでお昼ご飯の時間帯を使ってロビーで話をする機会もありました。
そういう意味では学んだ中国語を直後に使うことのできる恵まれた環境であったともいえます。

私が学校に入学してすぐ中国語クラス1年と日本語クラス2年の1泊の泊まり込み交流会がありました。初の中国人留学生との交流です。

日本語力には差はあれど、みんな日本にやってきて1年経つので日本語でのやり取りに大きな不便はありませんでした。

そこからいろんな留学生を知っていくわけですが、少し時間が経つとちょっとした違和感を感じるようになりました。

なんかさ・・・勉強している発音となんか違くない(。´・ω・)?


みんな普通話を使いますが、自分の学んでいる発音とはなんか違う。中にはきれいな普通話を話す人もいましたが、地元のなまりが入った普通話を話す人が多くいました。

当時は今よりもリスニング力が圧倒的に低かったのでどこまで違っていたのかはわかりませんが、それでも「巻舌音なし」の多さは印象的でした。あと独特のリズムを感じる事もありました。

授業でこういう発音を学び、授業後実際聞かれるのはそれとは違うような発音。

ただそれによって

一体何がどうなってるの?私が学んでいるのは何?ここはどこ?あれ誰?(。´・ω・)?


というような混乱はなく、ちょっとの違和感でそのあとは意外とすんなり受け入れられました。

この時の経験があったので留学後に「学んでいる発音」と「現地の発音」の違いで驚いたり困ったりする事はありませんでした。

それどころかそれがとても新鮮で学習1年目から周囲の留学生の発音を真似し、北京留学後も現地で聞こえる発音をよく真似するようになりました。

学習においては模範的に普通話の発音を身に着けるのが理想といえるでしょう。ただご当地の発音に出会い一言二言真似してみるのもまた勉強しているからこその経験なのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?