見出し画像

たまに聴きたくなる曲... Bitter Sweet Symphony - The Verve

持っているけどいつも聴くわけではない。
でも、ときどき無性に聴きたくなるアルバムがある。

1997年にリリースされたThe Verveの『Urban Hymns』もその1枚です。
90年代のイギリスらしい音やアレンジはアルバムを通して一貫性があり、粒揃いの楽曲が並ぶ傑作だと思います。

中でもやっぱりこのシングルですよね。
『Bitter Sweet Symphony』

The Rolling Stonesの『The Last Time』をサンプリングしたと噂になっていたので、初めて聴いたときは「えっ?何処が⁇⁇」となりました。

実はThe AndrewOldham Orchestraのカバーバージョンだったんですよね。
そこで、このバージョンを聴いてみて、
「ナルホド!」
と完全に腑に落ちました。

アンドリュー・オールダムはローリングストーンズ初期のマネージャーでプロデューサー。
ストーンズの曲をライトなアレンジで焼き直して作ったアルバム『The Rolling Stones Songbook』。
その中でも『The Last Time』はダントツの出来で、原曲を凌ぐカッコ良さです。
派手じゃないのにジワジワくる感じがクセになります。

『Bitter Sweet Symphony』
オールダムの『The Last Time』を使おうと思ったRichard Ashcroftのセンスが素晴らしい。
因みにプロデュースはYouthです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?