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成長を望むすべての人が知っておくべき方程式が載っている本

成長って言うけど、定義や意味を理解してないとだめだよ!を説いている「PEAK PEFORMANCE」が面白かったで紹介します。

成長には方程式があって、この方程式を守っている人が仕事でもスポーツ界でもうまくいく事実を説明してくれています。努力の方向性に迷ったときに読み返したい1冊。

【方程式】負荷+休息=成長

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PEAK PEFORMANCE」のメインメッセージは、次の一言に集約されます。

負荷と休息をうまく使って成長しようぜ!

成長するには賢い負荷や適切な休憩が必要で、「じゃあそもそも賢く負荷をかけるってなに?」の説明だったり、「適切に休憩するって言うけどスマホいじるのは休憩に入るの?」とか丁寧に教えてくれるんですね。

で、負荷と休憩の2つをうまく使えると、限界に挑戦しやすくなります。負荷と休息のバランスが大事なのは、限界に挑戦しやすくするためなのです。限界を超えすぎて燃え尽きたりせずに、成長を実感できるかを熱弁されててグッときます。

自分用にカスタマイズして1日を設計する

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賢く負荷をかけるのも適切に休憩するにも、まずは自分の生活をカスタマイズするのが大事。言い換えると、今日を設計してから1日始めるイメージ。

スポーツ選手とかも運動メニューを決めて、その効果を考えてメニューを組みますよね。それと同じように、1日のどこで賢く負荷をかけるのか、適切に休憩するときは何をするのかをしっかりと考えていく。

そのために重要な要素はいくつかあるんですけど、本書ではシングルタスクとマインドフルネスを激推していました。例えば、負荷をかける集中練習をするならその練習についてだけ考える。逆に休憩するなら休むことに全力を尽くす。

負荷と休息を利用して成長するには、「シングルタスクが不可欠だ!」と断言してます。そしてシングルタスクを実践すると、自然とマインドフルネスな心理状況にもなりますから、この2つはぜひ意識してほしいと。

かつ、賢く負荷をかけるには、やることを減らしてこだわるとより良い。エッセンシャル思考に近くて、「より少なくしかしこだわる」。色んな分野で一気に成長するのは無理だから、1つずつこだわっていくいのがベターです。

成長を促す目的を明確にする

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PEAK PEFORMANCE」は、成長する過程での方法論が盛りだくさんなんですけど、「そもそもどう成長していきたいの?」が不明確だと方程式の効果も半減してしまいます。

成長したい理由や目的は考えておく必要があり、この目的の話は本書の後半で説明されていて、前半を読んで何から手を付けるか悩んだときに、まず最初にするべきことを教えてくれています。

本書では、個人的な目的ではなく、大きな目的を見つけることを推奨しています。自分のためだけでなくて誰かのためだったりとか社会のための目的ですね。大義名分に近いかもしれません。

で、大きな目的を作るには、自分がどんな人間か知る必要があります。そこで便利なのが、「自分の目的を見つけるワーク」です。この内容は、「超客観力」と被る内容も多くて、要するに客観力を身に着けようぜ!です。

まとめ

この本が面白いのは、がむしゃらな努力や窮地での忍耐力のようなそれなりの文脈では理にかなっている精神論を使う場面を教えてくれていること。

それなりの条件っていつだよ…を教えてくれる本なので、「ここは踏ん張りどころだ!」をメタに把握しやすくなる良書でした。

ぜひお時間あるときに読んでみてくださーい。

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読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。