ど田舎に生まれ育つ。


「二次元になりたい」と思ったのは、物心がついた時には思っていた事であり、歳の離れた姉と兄の影響で本当にアニメや漫画が大好きな女の子でした。


生後間もない命名式の写真には、ビックリマンシールが敷き詰められていて

掛け算の九九表には何故か当時はやっていた《サイバーフォーミュラ》のキャラクターが埋め尽くされていて、姉に九九の代わりにキャラクター名を覚えさせられたり。

小学生で同人誌を与えられ読み、私が落書きで書いたセーラームーンのイラストが、姉により雑誌に勝手に投稿され(のちにその雑誌がR18だと知る)

小学生でKONAMIコマンドをいれ、ときめきメモリアルを全クリ。

中学で姉から突然《マリア様が見てる》のコスプレ衣装を渡され、コミケにその足で移動。秋葉原を観光して同人誌を読み漁り、そして自分も《テニスの王子様》のコピー本を作る。何ヶ月も掛かって描いた同人誌を持って、初めてサークル参加するも一冊も本が売れずここで1度目の挫折。

高校時代はコスプレ活動にハマって、コスプレ写真集を出したところ、初めて売れる。頑張って描いた同人誌は売れなかったけど、コスプレなら売れたという喜びが当時すごくありました、、!

そして。

何故か人と同じことが嫌だった学生時代は

クラッシックバレエをはじめ、バイオリン、ミュージカル、ダンス、劇団、ボイトレ、英会話、絵画、書道、水泳他にもたくさん習い事をさせて貰っていました。(あれ?全然その時の成果がない…というのは別の話…)

でも本当にど田舎、コンビニは山を越えないと無いようなところに住んでいたので、母が頑張っていろんなところへ連れて行ってくれていました。


それもあり、どうやったら二次元の世界に入れるのか、とずっと考えていました。

二次元にいくには、とりあえずコスプレをして。そのあとどうしたら良いんだろう?お金を貯めて東京に行かないといけない事は分かったけど、まずはいったいなにから??ということで…。。

高校3年の進路希望、両親に「東京にいきたい!」

と伝えた所、約束があると。


「やりたい事はやってもいいけど、全部自分のお金でやって、諦めたらお家に帰ってきたら良い」「何か一つ、将来の為に国家試験を取っときなさい」



ということで、家族が全員病院で働いていたので

「看護学校に行きたいんですが…」という私に対して、担任の先生から

「お前の頭だと今高校3年として、看護学校受験にあと3年はかかるぞ!3年!!」

「いやー!びょういんじゃなくて、びよういんはどうだ???」

と半ば冗談混じりで言われたセリフを

「わかりました!美容師になります!!」

とその場で進路を決め、ひとまず国家試験取得に奮起した専門学校時代のお話は次にさせていただきます(*'.'*)



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