見出し画像

シンガポールDBS銀行とRipple社との接点


投資家グリーンです。


ここでは、最近気付いた、シンガポールDBS銀行とRipple社との接点について書いていきます。


また、こうして得た気付きを、自分なりにどう今後の投資に上手く活用していくのか、このあたりにも触れていければなと。

それでは!


【DBS銀行とRipple社との接点に気付いたきっかけ】



DBS銀行とRipple社との接点たる、DBS銀行がRipple社のことを評価している事に気付いたのは昨年の8月のことでした。

以下のツイート通り、DBS銀行公式ホームページでRippleソリューションを高評価していたのですね。


まるで『銀行送金システム上でワイドモートを構築しているSWIFTと比較し、Ripple圧勝ですよ』、と言っているかのようで。


言い換えると、シンガポールナンバーワン銀行が、RippleソリューションはSWIFTよりも上であると評価した訳ですが、これを見つけた時は非常に嬉しかったことを覚えています。



【消えてしまったRipple高評価。ところが。。】



上述したRipple高評価ですが、最近該当箇所が消えていることに気がつきましたが、消される前は下記のように記載があったのです。


ソース

(出典:The XRP Daily


一体なぜこれが消えてしまったかについては理由が分かりませんが、決してネガティブな理由ではない、そう考えています。


その理由は、元Ripple社の人材が現DBS銀行の取締役に就任(2020年4月1日より)しているから。

その名は、アンソニー・リム氏。元Ripple社の戦略的アドバイザーです。


リム

(出典:DBS銀行


以下、経歴書では、Ripple社の戦略アドバイザーを務めたとあります。


リム2

(出典:DBS銀行


上記、経歴を簡単ではありますが訳してみます。


~アンソニーは、2017年に退職するまでGIC Pte Ltd(GIC)に19年間勤務しました。

1998年にロンドンオフィスの社長としてGICに入社し、2009年にニューヨークを拠点とする社長(アメリカズ)に就任。

GICに入社する前は、バンカーズ・トラスト・カンパニーのシニア・マネージング・ディレクターとして、1987年から1998年までシンガポールとロンドンのグローバル・マーケット部門で様々な管理職やトレーディング職を歴任しました。

バンカーズ・トラスト以前は、シンガポール通貨庁(MAS)のニューヨーク事務所に3年間勤務。最後の役職は、外国為替・金・流動性部門の責任者を務める。

現在は、CapitaLand LimitedとCapitaLand Hope Foundationの理事を務めており、また、国際教育研究所奨学生救済基金選考委員会のメンバーでもあります。

以前は、Vista Oil & Gas S.A.B. de C.V.の独立取締役、Ripple Labs, Inc.の戦略アドバイザーを務めていました

シンガポール国立大学で理学士号を取得し、ハーバード・ビジネス・スクールの上級管理プログラムに参加。


以上、過去の経歴は素晴らしいの一言に尽きますが、ここで私が強調したい重要点が、DBS銀行とRipple社間において、強い結びつきが構築されているのではないかと考えられることです。


昨年、DBS銀行が公式に評価したRippleソリューションだけでなく、こうした素晴らしい人材もミックスされての複合的な強い繋がりを感じるのですね。


上述アンソニー・リム氏の経歴は結果だけの表記ですが、想像を働かせると、その前段においてRipple社が同氏をDBS銀行へ派遣した可能性もあり、色々と妄想はふくらむところ。


以上から、上述したDBS銀行公式ホームページよりのRippleソリューション評価が消えたことをネガティブ要因と考えない、そう言えます。



【シンガポールは重要なフィンテック先進国】


DBS銀行が君臨するシンガポールですが、金融とフィンテック(ファイナンスとテクノロジーを合わせた造語)先進国であることは少し調べるだけで分かります。


一例として銀行とイーサリアムの融合事例をば。


DBS銀行のライバルであるOCBC(オーバーシー・チャイニーズ)銀行は、イーサリアムベースの国際送金を成功させており、フィリピンの大手貸金業者Union Bankへの試験的な取引を完了させた模様で、一次ソースは下記2記事のリンク先をご参照下さい。





個人的には、なぜイーサリアムを選択したのかが少し気になりますが、それはそれとして、かたやRippleソリューションを高評価し、Ripple社と繋がった(選択した)DBS銀行を高く評価したい、そう考えるに至っています。


また、ブレているのか分散思考なのかは不明ですが、OCBC銀行は別途JPモルガンネットワークへも参加しており、これの意味するところは一体。


試験的な送金も重要ですが、一投資家としては、事業として成り立つプラットフォームかつ、選択であるのか、という視点で評価したいなと。




【如何に投資に活かしていくのか】


以上、DBS銀行とRipple社との一接点について色々書いてきましたが、重要なのは、自身の気付きを如何に投資に活かしていくのか、かなと。


最近の気付きから、ツイッターでも暗号資産への間接投資と述べていますが、Rippleソリューション需要企業や関連国外企業の株式へ投資を行うことで、間接的に暗号資産へ投資を行うことに繋がるのですね。



税制、ハッキングリスク、交換所由来リスク、トークンGOXリスクなどなど、暗号資産ダイレクト投資は、あまりにも個人が負わされるリスクが大きすぎます。


これも気付きですが、米国株投資との比較から得ました。


税制や規制、ほふり、投資家・株主保護の枠組みなどがきっちり整っている米国株式市場に上場する、暗号資産事業を盛り込む国外企業への株式投資では、その大きなリスクを個人ではなく、投資先上場企業が負ってくれます


もちろん、株式投資なのでノーリスクではありませんが、想定されるリスクの大部分を投資先企業がヘッジしてくれるので、個人的に許容範囲かつ、腹落ちのする投資に繋がるなと。



【暗号資産間接投資のメリット】


今回のDBS銀行がまさにその投資対象候補であり、同行への間接投資には更なるメリットがあります。


それは、同行によるXRP利用有無を問わず、Rippleソリューション需要家でありさえすれば良い点。


XRPダイレクト投資であれば、関連出来高やODL送金等によるXRP価格上昇が必要ですが、XRP間接投資であれば、XRPの価格動向に左右されない側面があるのですね。


要は投資先がRippleソリューション需要家であれば良く、これにより国際送金事業の売上増に寄与することが期待され、結果、同行株価は上昇し、株主としてXRP間接投資家は利益を『安全』に享受可能


補足すれば、DBS銀行がスカタンな交換業者には足元にも及ばないカストディ側面さえ担ってくれる訳です。


以上、これと似た仕組みはビットコインの間接投資にも通じるだけでなく、既に私は同コイン関連企業から間接的に利益を享受しています(米国株ETF複数より)。


20%の分離課税を経て定期的に振り込まれる配当金、しっかりとほふりで保護されてのそれなので、化石的なリスクを背負って暗号資産レンディングなどもやる必要がありません。


日本企業ではなく、米国企業が投資家に成り代わってリスクを大きくヘッジしてくれるメリット、これが暗号資産間接投資最大のメリットです。



【最後に】


ここでは、シンガポールDBS銀行とRipple社との接点、そして暗号資産間接投資とはなんぞや、に焦点を当てて書いてみました。


投資はリスクと常に隣り合わせですが、ダイレクトな暗号資産投資に対する(特にハッキング)リスク、24時間365日、投資家は晒されている訳です。


ここなら大丈夫やろうと判断した交換業者が大丈夫でも、その他業者が被害を被ると、連動してその投資暗号資産の価格毀損を食らってしまう歴史は過去が証明済み。


果たして、いつまでこんなリスクを個人が受容しなければならないのか、という視点も盛り込みました。


言い方を変えると、日本の暗号資産交換業者にリスクを背負わされているんじゃないかと。


暗号資産投資においても、自身が腹落ちのする投資スタンスで取り組んでいきたいと、改めて強く意識した次第。


常に思考停止せず、自分を疑い、取り残される事のないように
動いていきましょう。


以上、この記事が読んで頂いた方々のお役に立てば嬉しいです。
お読み下さりありがとうございます⛄


何か質問等ございましたらこちらまでご連絡下さい。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?