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【プロが教える】SUUMOに物件名と住所が載っていない時の対処法~物件名の調べ方~

スーモで良い感じの部屋を見つけけど、物件名と住所が表示されてない。この物件のマンション名だけでもわかりませんか??」

長く不動産屋をやっていると、友人やお客様からこのような質問をいただくことがよくあります。

物件名がわかれば、Google Mapで周辺環境も見れるのに、なんで載っていないんだろうと疑問に思っている方は多いと思います。

そこでこの記事ではお部屋探しサイトに載っていない物件名と住所の調べ方を、不動産会社の代表である私が徹底解説します。

物件名の表示がない背景や、それがなぜ重要なのか、そして一般の方でも使えるプロも実践する物件名と住所を取得するマル秘テクニックを紹介していきます。

おとり物件を避け、真の理想の部屋を探し当てるための手引きとして、参考になれば幸いです。

1.SUUMOには物件名が載っていない情報が多い

まずSUUMOに限らずお部屋探しサイトには、物件名が記載されていない情報が多くあります。

具体的な例を挙げると以下のような感じです。
おそらく一度は目にしたことがあるが多いのではないでしょうか。

※画像はイメージです(2023年10月14日撮影)

2.なぜ物件名や住所が載っていないのか

では、なぜSUUMOには物件名や住所が掲載されていない情報が多いのでしょうか?これには大きく2つの理由が存在します。

理由1~トラブル防止のため~

まず1つ目の理由はトラブル防止です。

物件名や住所が公開されていると、顧客が独断で訪問することが増え、まだ居住中の物件に押しかけるといったトラブルの原因となることがあります。

このようなトラブルを避けるため、入居中の物件は、情報保護の観点から物件名を表示しないことが多くあります。

理由2~集客のため~

2つ目の理由は集客のためです。

基本的にSUUMOは複数の会社が同じ物件を掲載できるようになっており、代表物件制というシステムで、同じ物件は1つだけユーザーに表示されるようになっています。

そのため物件名を公開すると、同一物件という風にみなされ、他の不動産業者との差別化が難しくなります。

また、物件名を非表示にすることにより、顧客の関心を引きつけ、物件を問い合わせやすくさせる狙いもあります。

おとり物件に注意

ここで注意したいのが、おとり物件被害です。
おとり物件は取引の可能性がないにも関わらず表示されている物件のことを指します。

物件名が公開されていない情報は、すでに募集が終了しているおとり物件であるケースが非常に多いです。

おとり物件に問い合わせてしまうと、悪質な業者から執拗な営業を受けてしまったり、希望の物件ではない物件を押し付けられてしまいます。

「住宅情報サイトのアプリで内見予約を済ませ、不動産会社を訪ねたら『その物件は先週のうちに決まってしまった』と言われた

「おとり物件」で疲弊する住まい探し 4人に1人が遭遇した可能性/ITメディア

物件名が掲載されていない情報に問い合わせする場合は、このおとり物件被害にあうリスクを考慮しながら問い合わせをする必要がありますので注意しましょう。

信頼できる情報で安心してお部屋探しをされたい方は、業者専用データベース連動でおとり物件ゼロのお部屋探しができる「XROOMS Pro(エックスルームスプロ)」を活用することで、安心して物件探しを進めることができます。

3.物件名と住所の調べ方3つ

それでは物件名と住所が載っていない場合、どのようにして調べれば良いのでしょうか?

実際に私も使っている3つの方法を教えます。

1.キーワードで検索する

まず紹介するのがキーワードで検索する方法です。

○○市○○町○丁目 ○○㎡ ○○万円』と具体的なキーワードを使用してGoogle検索することで、求めている物件の情報を見つけることが可能です。

具体例に挙げて解説します。
例えば次の物件の場合

2023年10月14日撮影

「東京都中央区新富町2丁目25.52㎡11.3万円」と検索します。

2023年10月14日撮影

すると、検索結果の一覧に物件名と住所が出てきます。


2023年10月14日撮影

デメリットとしては、スマホで調べる場合だといちいち物件情報をコピペするのが大変といった点が挙げられます。

とはいえ、これが一番早く簡単にできますので、ぜひ一度やって見てください。


2.LIFULL HOMES不動産アーカイブを使う

次に紹介するのがLIFULL HOMESが提供している不動産アーカイブという機能を使う方法です。

この方法は、ググっても出てこなかった物件情報をコピペするのが面倒なんて時に有効です。この方法もかなり使えます。

手順は以下の通りです。

  1. LIFULL物件アーカイブを開きます

  2. 町名を元に検索を行います

  3. 築年数で絞り込み、物件をソートします

  4. 同じ築年数の物件の中から、希望の物件を探します

具体例に挙げて解説します。
例えば次の物件の場合

2023年10月14日撮影

まず1.LIFULL物件アーカイブを開きます

2023年10月14日撮影

次に2.町名を元に検索を行います

東京都>中央区>新富2丁目を選択 
選択した地域の物件を見るをクリック

2023年10月14日撮影

3.築年数で物件をソートします

2023年10月14日撮影

4.同じ築年数の物件の中から、希望の物件を探します
今回の物件は築20年だったので、そこまでスクロールしていきましょう。

2023年10月14日撮影

それっぽいのがありましたね。
一番上のパークアクシス銀座イーストをクリックすると物件詳細が出てきます。
構造や階数が一致していればほぼ間違いないでしょう。

2023年10月14日撮影
2023年10月14日撮影

SUUMOなどにも物件ライブラリーという似たような機能がありますが、LIFUILL社が提供しているアーカイブ機能がダントツで使いやすい印象です。

過去掲載時の情報を見れる場合があるので、情報の充実度がとても高いです。ぜひお試しください。

3.Googleレンズを活用する

最後に紹介するのがGoogleレンズを活用するという方法です。

この方法のメリットはとにかくカンタンという点です。

手順は以下の通りです。

手順1: 物件の外観写真をスクリーンショットします。
手順2: Googleレンズを使用し、その画像をもとに情報検索を行います。

具体例に挙げて解説します。
例えば次の物件の場合

2023年10月14日撮影

外観画像をスクリーンショットします


2023年10月14日撮影

Googleレンズを開いて、画像をアップロードして検索

検索すると、最上位に物件名が出てきました。

この方法を使用することで、写真から物件名や住所の情報を取得することができます。

デメリットとしては、精度が70%くらいなこと。
物件名が出てこない場合もあります。

とはいえ、やり方は画像をスクショするだけなので、とっても簡単です。
サクッと調べて見たい方や、Androidユーザーの方はぜひお試しください。

以上3つの方法を紹介しました!

この方法を活用すれば、お部屋探しサイトに表示されていない物件名や住所も、効率的に調べることが可能です。物件探しの際には、これらの方法を駆使して、理想の部屋を見つけてください。

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最後までご覧いただきありがとうございました!


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