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クライアントさんの優れた所作のおかげでプロジェクトがスムーズに進んでいるのかもしれない

こんにちは。
ウェブマーケティングで企業の集客支援をして16年目のイミトモです。

私は普段、ウェブ集客を外注したい企業さんや、社内で進めたいけど専門家のサポートを必要とする企業さんのお手伝いをしています。
専門家だからこそ、データに基づいた提案を信条にしています。

クライアントビジネスが拡大するとハッピーを感じるという体質のおかげでこの仕事が続いています(笑)
今日は大好きな一番古いクライアントさんの所作から学ぶことがあったので、noteにまとめてみたいと思います。

外注?意思疎通できないんだよね~という声

ウェブマーケティングの専門家に外注したり、内製化のコンサルを依頼するにあたり
「思うようにプロジェクトが進まない」
「意思疎通がイマイチできない」
「なかなかわかってもらえない」
などストレスを多かれ少なかれ感じる声を聞きます。

企業が成長していく上で、頼もしいパートナーは強い推進力になるので、このストレスは企業成長の阻害要因と言えるのではないでしょうか。

実は、今日、一番古いクライアントさんと月例のMTGがありました。
この一番古いクライアントさんとのコミュニケーションがウルトラスムーズなんです。

MTG時間が短いかといえばそういうわけではありません。
提案もそのまま通るわけではありません。
でも、ウェブ集客最大化という一つのゴールに向かって、同じレベルで話し合える関係性になっています。

そう、それ以外のノイズがないということ、それがウルトラスムーズの鍵だと思うんです。

**さんが言ってたから、Bでお願い。私はAでいいと思うのですが・・。とか
CではなくDでお願いします!え、Dだと不具合でたのでEで!やっぱFで!
とかノイズでしかないんですよ。社長ドリブンとか上司ドリブンとか覚悟ドリブンとかはノイズでしかないんです。

そう、プロジェクトはデータドリブンで進めたい。

コミュニケーションがウルトラスムーズな理由の考察

コミュニケーションがウルトラスムーズなのは、お付き合いの期間が長いからというのもあるし、こちらがクライアントさんのことをよく理解しているという要素は大きいと思います。

でも今回は、クライアントさんの所作のおかげの部分も大きいのだなと感じて、改めて言語化してみました。

信頼=丸投げではない

クライアントさんの中には私たちを信頼していただいて、「おまかせで」という会社さんもいます。

でも「おまかせで」と丸投げしても、実はパフォーマンスってあがらないんですよね。

我々チームがパフォーマンスを最大化するには、プロジェクトを通して
1+1=
が、2ではなく、3にも4にも10にもなるには、ご自身の立場から見える最善の意見を出していただくことが必要だと思っています。

社長ドリブンでひっくりかえらない

社長の鶴の一声で「カラスは白だー」と言ったらそれに変わってしまうことってありますよね。私それを社長ドリブンって読んでいるんですけど(笑)
このクライアントさんは決してそういうことが起きません。

かといって、社長の意見がないわけではないんです。社長もガンガン意見を言うのですが、以下に紹介するように建設的に意見を出すので、チームの相乗効果が起きています。

専門家から知識を吸収

このクライアントさんも私と出会った頃はウェブマーケティングの経験がない経営者さんでした。
SEOという言葉もいまいち理解がおいつかないほどでしたが、10年以上お付き合いが続いた今は、SEOはもちろん、もっち深い色んなコトを理解していただいています。
それもこれも、わからないことは「わからない」と率直に言ってきたことや、「これはこういうこと?」と詳細をつめていただけたおかげです。

ほんと、うまく弊社のことを利用していただけているなと感じます。

フィードバック上手で、提案され上手

このクライアントさんは、フィードバックが上手です。
上手といっても、専門的なスキルを発動させているわけではありません。

例えばコンテンツマーケティングの赤入れでは
「これはお客さんから見たらわかりづらいかも」
「これはお客さんに言ったら困るかな」
「こんなコンテンツもあるとどうかな?」

どれも率直な意見だと思いませんか?
率直でありながら、私たちにはない視点の意見を出していただいています。「1+1」を「2」にとどまらず、「3」にも「10」にもしようと、ディスカッションを生み出していただいているので、こちらも提案しやすく、助かっています。

以上、今日気づいたクライアントさんの素敵な所作を紹介しました。

で、月次MTGってどんな流れなの?

月次MTGの流れって会社さんによって違うのですが、こちらのクライアントさんは小規模の企業さんでマーケ部門が社内にないので、弊社がマーケ部門の役割をしています。

この場合は、先月の施策の結果報告と、次月以降の施策(今月の場合はコンテンツマーケティングの作戦会議や赤入れ、ソーシャル周りなど)をお話ししています。

先月の結果報告(クライアントさんから結果報告)

先月の結果報告(ウェブサイトの分析結果報告)

ディスカッション(増えた・減った原因、対策の必要性、予算感など)

という流れですね。

施策のたたき台については

たたき台を提示

クライアントさんから
「これはこう思われちゃうかも」
「これは出したくない」
「本来の目的に合っている?」
など率直な意見

ディスカッション

完成

公開・リリース

という流れです。


施策をやりっぱなしにしない

施策をやったらやりっぱなしというのもありですが、それは量を圧倒的にやる場合にのみ有効なわけで

リソースを省エネで進めるなら、ウェブサイトのアクセスデータ等を分析して過去から学び、データドリブンで次の一手を決めていくことが大事だと思います。

データに基づいて、最善の案を出すというのは、リソースが限られている中小企業だからこそやりたいものですね。



GAの移行、もうやった?


それでは今日もよい一日を。

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