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国会の夜間開催を

 

「国会の質問通告が遅くて、霞ヶ関の官僚の時間外勤務が長い」というニュースが定期的に出てくる


 国会開催時期になるとよくあるニュースなのだが、「国会の本会議や委員会の質問は、内容を質問する日の前々日の正午まですることになっている」が、守られているのは19%、平均すると「前日20時近くに通告されて、その答弁案を閣僚が準備し終わるのが当日3時近くになる」そうだ。このニュースの意図は、「霞ヶ関の官僚が疲弊している、働き方改革に反している」、更には「面倒くさい質問をギリギリに上げてくるのは野党の諸君なんだからちょっと黙れ」「官僚たちも職員組合を通して野党を支持しないで、与党に尻尾振れ」というところでしょうか(若干、曲解)。

 このニュースを読んで私がふと思ったのは、「仕事は9時5時限定でなくてもいいよね」。これは「残業しまくれ」ということでは無いよ。


【第1案】霞ヶ関24時間化


 時間外、というか夜間業務が常態化しているんなら、その時間帯に人手を貼り付ける。病院でも発電所でもコンビニでも、当たり前のこと。霞ヶ関の官僚さんも、国会の時期だけでも夜間勤務の人員を配置すれば良い。日勤と夜勤の二交代とか。試算は、省略。


【第2案】国会を夜間開催へ


 霞ヶ関の官僚だけに負荷をかけたくないなら、いっそのこと国会を夜間開催に変えてしまえば「通告に対する答弁準備」が日中行えるようになるよね、というアイディア。朝9時とかからラジオやテレビで国会中継やっているけど、働いている国民の多くは国会中継観れないんだよね。これが国会が夜間開催になったらゴールデンタイムに国会中継を観られるようになるんだから、国民の政治への関心も高まるし、投票率も上がっていくんじゃ無いかなぁ。いち有権者としては「おらがムラの議員先生の勇姿」見たいじゃない。後援会は地元でパブリックビューイングやるべきだよね。


地方議会では


 ちなみに地方自治体での議会の夜間・休日開催、実績があるのは8市町村らしいよ(全1718市町村)。

(※この提案は、2023年07月05日 06時00分に「小説家になろう」に投稿された「24時間たたかえますか(交代で)」を再編集したものです)

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