【メンバーシップ限定】福澤諭吉の遺伝に関する考え方
いつもお世話になっております。
さて、今回は福澤諭吉の遺伝に関する考え方を解説します。これを読めば「フリーで幼稚舎に合格することが非常に難しい」ということが分かると思います。
なぜなら、慶應義塾は福澤諭吉の思想を入学試験にも反映していますから。
福澤諭吉は、日本人を啓蒙し欧米などに列強に追いつくことを目指した人物でした。そのため、表向きには「遺伝がすべて」とは言わず「学問のすゝめ」においては、遺伝だけでなく教育や環境の重要性も強調していたことが特徴的です。
この本の中で、福澤は、遺伝が個人の能力や性質に影響を及ぼすという考えを一定程度認めつつも、その影響を絶対的なものとは見なしていませんでした。
しかし、「福翁自伝」を読めば、彼が遺伝を重視していることが非常によくわかります。
「福翁自伝」を慶応幼稚舎が願書の課題図書としているのは、「フリーの一般人は受験しても合格させませんよ」という受験生に対するメッセージなのです。
以下、詳しく解説します。
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