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福翁百話の第29話「成年に達すれば独立すべし」の願書例

慶應義塾横浜初等部の課題図書が、「福翁百話」に固まりましたね。

開校当初は「福翁自伝」であったり、「小泉信三」であったり課題図書について悩んでいましたが、最近は「福翁百話」で変化がありません。

個人的には「福翁百話」は名著ですから、良い選択をしたと思っています。


慶応幼稚舎   ⇒ 『福翁自伝』
慶応横浜初等部 ⇒ 『福翁百話』

この本で、今後も決定でしょうね。あまりにも課題図書を変えますと、その学校の格が下がるからです。「小泉信三」のときはひどかったです。

ほぼ廃版の本だったので、メルカリでみんなが1冊1万円で買いあさって、確実に慶応横浜の格を下げましたね。

『福翁百話』で確定してよかったのではないでしょうか。

私も相当願書を書いてきてノウハウがたまってきましたので、各エピソードごとの例文を書いていきたいと思います。

慶応横浜のお題は以下の通りです。

※「福翁百話」の家庭や親子関係”など”に関して書かれている部分を読み、保護者と志願者の関わりについて感じるところを書いてください。

”など”と書いてあるので、個人的には家庭や親子関係について書かなくても内容が非常に良ければ特段問題無いと思いますが、基本的には家庭や親子関係について書くことになります。

家庭や親子関係については、以下が主な話になります。各話ごとに、これまでの経験を活かして、願書例を書いてみたいと思います。

私の個々の記載例は素晴らしいものですので、多くの人が真似をすると思います。

しかし、他人と被ると慶応は容赦なく落とします。他人と被ることで不合格になることが嫌な方は、オリジナルの願書を作成しますので、以下のサイトからご依頼ください。


第22話 家族団らん
第26話 子に対して多を求むるなかれ
第27話 子として家産に依頼すべからず
第29話 成年に達すれば独立すべし
第31話 身体の発育こそ大切なれ
第40話 子どもの品格を高くすべし
第71話 教育の力はただ人の天賦を発達せしむるのみ

今回は、「第29話 成年に達すれば独立すべし」に関する願書の例文について書きます。

字数は、平均的な方に合わせて400字をめどに書きたいと思います。

【29話】成年に達すれば独立すべし

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