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【FGO EpLW ユカタン】コスメルのアーチャー

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【クラス】
アーチャー

【外見】
銀髪碧眼で、冷ややかな表情の少女。背はやや高い。髪型はおさげ(辮髪)。軽装の革鎧を纏い弓矢を持ち、戦いに際しては馬に乗る。

霊基再臨LV1:瞳が輝き、牙が唇の上まで突き出す。「狼祖」の力が増大し、筋肉が肥大化、体毛がざわめく。

霊基再臨LV3:狼の耳と尻尾が生える。あざとい。

最終再臨:?

【真名】
冒頓単于

【性別】
女(精神は男)

【属性】
秩序・中庸

【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:B

【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。自身の弱体耐性をアップさせるパッシブスキル。

単独行動:A
マスター不在でも行動できる。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、マスターのバックアップが必要。自身のクリティカル威力をアップさせるパッシブスキル。

【固有スキル】
騎乗:B
騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。宝具である馬に跨る。騎射の達人だが、馬も所詮は道具とみなす。自身のクイックカードの性能をアップさせるパッシブスキル。

仕切り直し:B
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を戦闘開始ターンに戻し、技の条件を初期値に戻す。敗走を恥とせず、ヒット・アンド・アウェイで敵を釣り出す。自身の弱体化を解除し、HPを回復する。

覇王:A
カリスマと軍略の複合スキル。大軍団を指揮する天性の才能。Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰といえる。団体戦闘において自軍の能力を向上させ、自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。自身のクイックカードの性能をアップさせ(パッシブスキル)、味方全体の宝具威力を1ターンアップさせる。

【宝具】
『鳴鏑萬箭(フンヌ・トゥマン・オク)』
ランク:B 種別:対軍宝具 種類:Quick

敵全体にかなり強力な攻撃&味方全体のスター発生アップ(3ターン)&自身に必中状態を付与(1ターン)

【マテリアル】
……暑い。
なんでこんな場所に喚ばれねばならん。

身長:166cm
体重:57kg
時代:紀元前3世紀-前2世紀
地域:モンゴル高原(匈奴)
属性:秩序・中庸 性別:女

匈奴(フンヌ)の大単于(皇帝)。父は頭曼単于。その名はおそらくテュルク諸語で「勇者」を表す「バガトゥル/バートル」のこと。紀元前209年、父を殺害して即位し、東胡・月氏など周辺諸族を討伐して、広大なモンゴル高原を統一する最初の遊牧帝国を築き上げた。

前201年には漢帝劉邦を白登山に釣り出して包囲、毎年漢から多額の物資を貢がせ、単于が代替わりするごとに公主(皇女)を嫁がせると約束させた。匈奴はその後も長城を越えては人畜や財産を掠奪し、漢の諸侯王にも匈奴に通じる者が多かったので、漢は対応に手を焼いた。劉邦の死後、冒頓単于は国政を牛耳る呂后(劉邦の妻)に侮辱的な手紙を送ったが、呂后は怒りを抑えて遜った返書を送ったという。さらに西域諸国を部下に平定させた後、前174年に在位36年で逝去し、子の稽粥(老上)単于が後を継いだ。以後も半世紀近く、漢は匈奴に頭が上がらぬ状況が続いた。

国や軍を中央・左・右に分ける方式、十進法による組織化などを定着させ、死後も数百年続いた匈奴帝国の始祖として長く崇拝された。現代トルコでは「メテ・ハーン」と呼ばれて古代トルコ人の英雄と考えられ、ノアの子ヤペテの子孫オグズ・ハーンとも同一視される。烏桓・鮮卑・契丹(キタイ)・蒙古(モンゴル)は冒頓単于が討伐した東胡の末裔であり、匈奴は言語的にはテュルク諸語に近かったのではないかという。

漢人には目の上のたんこぶで大魔王のような存在であるが、厳罰と軍事調練、公平な分配で雑多な遊牧民を統合・組織化したため「秩序」の属性を持つ。モンゴル高原ではチンギス・カンに次ぐレベルの大英雄であり、本調子なら超強いはず。ただ個人の武勇より集団を重視し、政治的解決で済むならそっちを選ぶ。

『鳴鏑萬箭(フンヌ・トゥマン・オク)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-500 最大捕捉:1000

アーチャーの親衛兵による一斉射撃の逸話が宝具化したもの。アーチャーが射た鏑矢に追随して、無数の矢が出現する。標的一つに集束させれば針鼠のように矢が突き刺さり、敵陣全体を標的とすれば雨のように降り注ぐ。鏑矢に火を纏わせて放てば、追随する矢にも全て火が灯る。鏑矢なので音が鳴るのと、鏑矢の数に限りがある(30本、魔力で補給可能)のが難点。威力は鋼鉄の甲冑を貫く程度で、カラテがあれば弾ける。

若き頃、アーチャーは配下を率いて狩猟に出、「我が射る標的を射よ。射ねば斬る」と命じた。まず獲物に鏑矢を放ち、射なかった者を尽く殺した。これを繰り返して忠実な者を選んだ後、彼は自分の愛馬を射た。射なかった者は尽く殺した。続いて自分の愛妾を射た。射なかった者は尽く殺した。さらに父の愛馬を射ると、全ての部下が射た。最後に父・頭曼単于を射ると、部下も尽く射、単于の全身には針鼠のように矢が突き立った。そして継母や弟たち、自分に従わぬ家臣を尽く殺し、自ら大単于の位についたのであった。

『日行千里汗血馬(フェルガーナ・アト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:450km 最大捕捉:1

アーチャーの乗騎。一日千里(450km)の範囲だけ、一瞬にして飛翔して拠点へ撤退する事ができる。

かつて父は末子を溺愛して位を継がせようと思い、太子であったアーチャーを西の国月氏へ人質に送った。しばらくして父は兵を率いて月氏を攻めた。人質がいると思って油断していた隙を突くと共に、月氏が人質を殺すことを期待したのである。だが、アーチャーは月氏から「一日千里を駆ける馬」を奪って逃亡し、母国へ生還した。父はやむなくアーチャーを褒め、親衛兵を与えたという。この馬がその後どうなったかは不明だが、愛馬を矢で針鼠にさせたという逸話があったり、東胡に「千里の馬」を求められて差し出したりしているので、アーチャー自体は馬をあくまで道具として扱い、それほど執着していなかったようである。

なお漢の武帝は西域の大宛(現ウズベキスタンのフェルガーナ地方)に遠征軍を送り、その地の名馬を獲得した。これが「一日千里を駆け、血の汗をかく馬(汗血馬)」で、武帝は「西極天馬」と呼んで大いに寵愛し、宮殿の周囲に大牧場を作ったという。トルクメニスタン原産の馬種「アハルテケ」はこの汗血馬の子孫ではないかとも考えられている。

縁もゆかりもないユカタンくんだりに呼ばれた上、暑くて海辺なので全体的にデバフ気味。史実でもパーソナリティ上も男性だが、アルテラのデータがコンタミしたのか女っ気が足りなかったせいか、なんか雑に女体化している(リリィではない)。本人は嫌な模様。匈奴帝国には中央アジア系コーカソイドとモンゴロイドが混在しており、そのためか混血美少女っぽい感じに。
なお匈奴に確たる狼祖神話はないが、本拠地の一つは「狼居胥山」と呼ばれ、モンゴル人は始祖たる蒼き狼の住んだ「ブルカン・カルドゥン(神の山)」と号した。

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