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◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ78◆

おれだ。溜まったのでやる。年が明けたかと思えば早くも1月が過ぎ行き、気がつけば節分と立春とバレンタインデーがやってくる。春も近い。今年の冬はあまり雪が降らず(地域によるが)暖冬だったとはいえ、低気圧がおれのメンタルパワーを削ってきた。前向きに捉えれば、なんかの変化の兆しだろう。よい方向へ向かって歩みたい。……ここは他人の記事を紹介するコーナーだというのに、おれのことばかり書くってのは、よくないか。

前回はここだ。

さて、いつものやつだ。さくさくやろう。


◆倍◆

一発目。倍々マイバイブル

めくると栗まんじゅうめいて質量が倍に増え続ける本の話だ。すべてを押し潰し、すべてを飲み込んで本はめくられ、無限に増えて終わりはない。「生きるとは何十億年という暗闇の合間に、一冊の漫画本を読むような束の間のものだ」と水木センセイの漫画に書かれていたが、もはや宇宙となった本を読むのは、この漫画を見ているおれたちしかいない。いや、何が書かれているかおれたちにもよくわからないのだが……。本を読むのが怖くなった。おれは本をだいぶ片付けてしまったが、こころの中には残る。

◆暴◆

二発目。ゴースト・スイーパー・キルズ

TLに流れてきた。現代ゴーストバスターもののパルプだ。就職に失敗して実家暮らしの三十路男が、解体業者の事務職として再就職するが、そこで行われていたのは……という流れだ。しかしゴーストスイープ行為するのはボディコンの美女とかではなく、ヤクザめいた傷顔の物騒なおっさん社長だ。主人公は「見える」「引き寄せる」タイプのやつで、「殴れる」この社長とバディを組んでゴーストどもを退治していく。適材適所だ。アイアンアトラスとコミタのようないいバディではないだろうか。だが「悼む色は赤」というタイトルは……これからまだ仕掛けがありそうだ。

◆死◆

三発目。異世界へ転生してもおれはおれ

なぜ書くか、という話だ。それは「自分がなくなる恐怖から逃れるため」だという。全くそうだ。日記でもパルプでもハイクでも、コトダマを発しものを書き、誰かを愛し応援するのは、人類がミームを残そうとする生存本能、生殖本能だ。書くためには生きねばならず、生きることは情報を吸収し経験を積むことだ。それが称賛され、よい循環をもたらせば、さらによいものが書けるようになるだろう。彼は立派なパルプスリンガーで、精進し続けている。ジャスティン・ビーバーに見つかってサクセスする日も遠くない。

偉そうなこと言ってるが、おれはこのメキシコに適応できてるとは到底言えない。noteやインターネットが消滅したら、おれの書いたものも消滅し、忘れ去られる。死ねばおれの自我と記憶も四散する。だがおれは書く。ここに爪痕を残す。今まで食ってきた血肉を少しお返しして、誰かに記憶されたいのだ。何も書かずに溜め込んだり、愚痴や恨みばかりを垂れ流すよりは遥かにマシだ。ダイハードテイルズの方々やパルプスリンガーたちに少しでも認められたのはまことにありがたい。生きる力だ。

◆蟹◆

死発目。死ト新生

人が死ぬ。無様な死体に依り憑いて超自然の怪物が産声をあげる。もとの人格や記憶は消えてしまった。なんのために生まれて、何をして生きるのか。無能、怠惰、愚か、狂気の妄想、自己顕示欲、家族崩壊。笑えるようで笑えない、よくある悲喜劇だ。大勢の連中がこうやって無意味に死んで行った。ニンジャになれれば最高で、パラサイトやカニクリームコロッケマンになれれば御の字だ。いずれこいつも誰かに始末されるだろう。恨みと憎しみを糧に生まれたからインガオホーだ。おれが死んだらコケカキイキイになり、庶民の不満をなくしたいものだ。ああくそったれ、笑え、笑え、笑い飛ばせ。おのれを棚に上げてタフに笑え。機嫌よく生きろ。そうしてきたはずだ。

◆数◆

五発目。虚無の栗まんじゅう

しばしばとりあげる「人気のクリエイター機能」の話だ。おれもいつのまにかこれに取り上げられており、半年ばかりフォロワーが増え続けるのを放置していたが、気味悪くなってきたためこないだ申請して解除してもらった。今はぼつぼつ虚無フォロワーが減っていっている。メキシコでマネジメントしたければゴーストフォロワーでも数、虚名でも名なので、レバレッジをきかすにも増えたら得だとはおれも思う。思うが、選ばれているメンツが虚無アカウントだったりnoteをやめた連中だったりすることすらあるという。それでもなお増え続けるフォロワーとはなんだ。やつらはスキもビューもサポートもしてくれず、栗まんじゅうみたいに増え続けるだけだ。ほっておいてもカネが増えるならこんなにありがたいことはないが、増えるのは虚無だ。note海は随分カイゼンされたと思うが、放置されているバグみたいな部分も多々ある。もっと生きて動いて活躍しているすごいやつらを取り上げてやってくれ。そうした精査の上でおれを改めて取り上げてくれるならば、まことにありがたい。気にせず広告マネタイズに繋げたければすればいい。

◆忍◆

六発目。真のニンジャの世界

前回も紹介した、忍殺第三部を読み進めているという記事だ。ついに物理書籍未収録エピを読み始めたという。第三部は非常に長くてエピ数も多く、全て書籍化したら12冊はいるのではと思ったが、だいぶ削って9冊になっている。未収録エピももれなく面白いのですごい。どこかで物理書籍化してほしいものだ。再放送版や物理書籍版で描写がブラッシュアップされたりしていてややこしい。第四部AoMは2016年の10月に本編が始まっているからもう3年以上、今年で4年目だな。シャードとかサブストーリーとかTRPGも含めると、いまや第三部を量的に凌駕しているだろう。おれもすべてを把握しているわけではない。とにかく焦らずマイペースにニンジャ・アクセスだ。読むと底しれぬカラテが湧いてくるが、読みすぎると危ないのだから。

今は以上だ。また溜まったらやる。

【ひとまずおわり】

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