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【つの版】原作登場ニンジャ名鑑05

 ドーモ、三宅つのです。前回の続きです。

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これは、ブラッドレー・ボンド&フィリップ・N・モーゼズ著、本兌有&杉ライカ訳の大人気小説『ニンジャスレイヤー』の二次創作です。公式とは一切関係がありません。
◆ニンジャスレイヤーTwitter◆https://twitter.com/NJSLYR
◆ダイハードテイルズ公式サイト◆https://diehardtales.com/

43.ロブスター

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#56 【ロブスター】 ◆殺◆
その名の通り、両腕がロブスターのハサミになったヨロシサンのバイオニンジャ。ぞんざいなデザインと安直な名前から読者間の評判が悪く、彼の出現エピソードについてはゴーストライター説もつきまとう。

 元シナリオでロブスターを出せるチャンスがあったので、なんか出てきてしまったようです。本編次元ではスレイトで謎の復活を遂げていたりしますね。つの次元ではすでに物理的にはフジキドに倒されていますが、オヒガンを介してAREA4643次元とでも繋がったのか、電子の悪魔として稀に出現する怪異存在と化しています。ぞろぞろ出て来られても困るので電子的なブンシン・ジツを使うものとし、UNIXを破壊すれば現世への干渉能力を失いますが、IRCコトダマ空間ではバグめいて無限湧きしていそうです。バーバヤガ=サンやインクィジター=サンが滅ぼしてくれないでしょうか。

44.ネザークイーン

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#125 【ネザークイーン】 ◆殺◆
7フィートの長身をダークラメニンジャ装束に包み、女めいて話すニチョーム・ストリートの「女王」。陽気で義に厚く、マイノリティ迫害者には容赦しない。ニンジャスレイヤーに一目惚れするが、叶わぬ恋である事を自覚している。

 ニチョームの女王ザクロ=サンことネザークイーン=サンです。実際シックスゲイツ級に強く、逆らうと大変なことになるでしょう。ソウカイヤとは距離を置いていますが敵対的というほどではなく、ラブとリスペクトをもって接すれば、可能なら協力してくれます。特にデンパルス=サンはネオカブキチョ勤めなため、面通しをしておくといろいろラクですね。

45.マスターヴォーパル

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#199 【マスターヴォーパル】 ◆殺◆
暗殺をなりわいとする闇のニンジャ。S字に湾曲した奇怪なショーテル剣と、ニンジャが近づくと青く刀身を光らせる謎のダガーが武器。ザイバツニンジャではないが、バジリスクやニーズヘグと何らかの関わりがあるらしい。

 通りすがりのセンセイです。実際神出鬼没なうえ、フジサンの樹海など日本各地にドージョーやすみか、宝物庫があるそうですので、武田信玄の埋蔵金についても知っていそうですし、すでに手に入れていてもおかしくありません。そんなわけでこうしました。元シナリオではニンジャスレイヤーが出てきますが、戦いを挑めばそれより恐ろしいでしょう。

46.テラーマシーン

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【テラーマシーン】 ◆殺◆

 物理書籍限定エピソード「ソード・オブ・ザ・ビトレイヤー」に登場するソウカイヤ・キョート支部所属ニンジャのひとりです。拷問好きの邪悪なサディストで、引っ剥がしたヤクザの顔の皮をメンポに張り付けるなど恐ろしい行為をしていますが、チーム・ヒップはソウカイヤ所属なので友好的に接してくれます。ヴァンガード=サンよりは弱いでしょうが、苛酷なキョート支部勤務のニンジャですので、それなりの手練れだと思います。

47.ダストスパイダー

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#390 【ダストスパイダー】 ◆殺◆
シックスゲイツやダークニンジャと共にマルノウチ抗争を戦った事もある、古参のソウカイニンジャ。ネオサイタマ炎上事変当時、ソウカイヤのキョート潜伏組を指揮していた頭目でもあり、ラオモト・カンに対して並々ならぬ敬意と忠誠心をいだく。

 同じく「ビトレイヤー」に登場する古参ニンジャです。重職を担うだけはありシックスゲイツ級のタツジンと思われますが、立場上そうそう戦うわけにもいかないでしょう。ツチグモめいて地下にアジトを構え、ザイバツの監視の目を逃れて(あるいは察知されているが泳がされて)ソウカイヤのヤクザ活動を元気に行っています。キョジツテンカンホーがあるため把握はされていそうですが、治安が悪いアンダーガイオンやスラムなどにもソウカイヤの支部は存在していそうですね。

48.ヴァンガード

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ヴァンガード】 ◆殺◆

 キョート潜伏組のひとりで、ダストスパイダー=サンの側近です。イアイドーのタツジンで奥義ムーン・シャドウを使い、ダークニンジャ=サンとも渡り合いました。ザイバツニンジャから奪った名刀ガルシアを装備しているものとします。理性的で頭も切れ、有能な男です。

49.チェインボルト

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【チェインボルト】 ◆殺◆

 第二部後半で登場するザイバツニンジャで、\先輩/などのカンジ・ホログラフィによりヘッズに消えないインパクトと不滅のミームを遺しました。ネンコと政治力によりマスター級に登ったため戦闘力はイマイチですが、これでもフジキドをグワらせたのですからひとかどの人物ではあったのでしょう。つの次元では派閥争いの犠牲者になったのか、ヴィジランス=サンの護衛に任命され、ソウカイヤを手駒としてキリステされてしまいました。名誉の戦死扱いなので安んじて瞑目して下さい。ちょうど49番目ですね。

50.ニーズヘグ

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#162 【ニーズヘグ】 ◆殺◆
ザイバツの幹部級ニンジャ。奇怪に変形するカタナ「ヘビ・ケン」を用いる暗黒カラテの伝承者であり、かつてはバジリスクとコンビを組み、ザイバツ内で双頭蛇(フタツアタマヘビ)の異名で畏怖されていた。

 通りすがりの蛇殿です。このところドサンコでバジリスク=サンが暴れていたり、フジサンの麓にマスターヴォーパル=サンが出現したりしたので、動かしやすいグラマスとして彼がエントリーしました。イグゾーションやパーガトリー、ダークドメインやパラゴンやスローハンドやケイビインがこんなところまで出て来るとも思えませんし、サラマンダー=サンはまだ公式のデータがありません。決して弱敵ではありませんが、彼でも手練れ3人に囲まれると不利なため、アイボリーイーグル=サンを同行させました。これで因縁が出来たので、そのうちネオサイタマへやってくるかも知れませんね。

51.アイボリーイーグル

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#218 【アイボリーイーグル】 ◆殺◆
「ザイバツ・シテンノ」の一人。背中に巨大な翼をバイオ移植され、足も巨大なカギ爪となっている。大空を飛翔し、地上に縛られた敵を一方的に攻撃して倒す。寡黙な男で、心の奥底の邪悪な性質を自ら他者に明かす事は無い。

 ブラックドラゴン、パープルタコに続いてシテンノ3人めです。レッドゴリラもそのうち出て来るでしょう。ザイバツのヘルカイトめいて飛行攻撃を仕掛けてくるため厄介で、アラバマ落としも使います。誰かとコンビやトリオで襲ってくると特に危険で、回避ダイスを削られた相手のもとへ飛来し、鉤爪で掴んでアブダクションします。脚力が高ければ連続側転で戻れるのですが、崖から落とされたりすればヤバいでしょう。彼もネオサイタマにやってくる可能性があります。ブラックドラゴン不在の間はキョートで懲罰騎士代理をやっていたのかも知れませんね。

52.プロミネンス

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#121 【プロミネンス】 ◆殺◆
発熱機構を指先にサイバネ移植したソウカイ・ニンジャ。敵の身体を内側から熱で破壊する残虐なジツの持ち主だが、ニンジャスレイヤーとの戦いにおいてあまり良いはたらきはなかった。

 グッドルッキングなプロミネンス=サンです。原作ではニンジャスレイヤーに瞬殺されましたが、流石に相手が悪かったためであり、彼自身は油断ならぬ使い手だと思います。まあフリックショット=サンもいましたし、回避ダイスが足りなかったのでしょう。カトンを特殊サイバネで蛇口めいて調整し、常時カトン・パンチが可能&サツバツでカトンLV3発動としましたが、相当に強いですね。チーム・ヒップがシックスゲイツの「六人」に昇格するのはもう少し先になりそうです。別にならなくてもいいのですが。

53.フリックショット

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◆忍◆ ニンジャ名鑑#61 【フリックショット】  ◆殺◆
イッキ・ウチコワシの戦闘エージェント。ベアリングボールを親指で弾き攻撃する。その威力は散弾銃に喩えられる。ベアリングボール調達の為にパチンコ・カジノを頻繁に襲撃するため、業界では悪魔のように恐れられている。

 アナキスト文言がタノシイなニンジャです。つのは左右の政治思想はどうでもいいですが、テロは困ります。ソニックフィンガー=サンは憑依ソウルが近かったのか彼を師匠としていましたが、師弟ともどもパチンコ玉めいて高速水平窓外射出され爆発四散しました。プロシュートみたいにド根性で車両にしがみついたりはできなかったようです。

 見落としがあるかも知れませんが、現在確認された原作登場ニンジャは以上です。また溜まったらまとめます。原作登場の非ニンジャ存在は、今回はアシカゲ・タクジしかいないので後でやります。

【続く】

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