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【つの版】ニンジャスレイヤーTRPG簡易リプレイ【ファントムズ・オブ・デス】前編

邦題:死の幽霊(Phantoms of Death)

これは2019年10月20日から21日にかけてTwitter上のnjslyrタグで行われた、ニンジャスレイヤーTRPGの簡易版ゲームでのつののリプレイを纏めたものです。公式のソロアドベンチャーシナリオとしては第九回です。8月に2回やって9月はありませんでしたので1ヶ月ぶりですね。

今回はモータル、それもアウトローではなく大学生の冒険ということで、PCを作成して準備しました。公式からガイドもあり実際親切。

アーキタイプは3、元ヤンクです。

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◆アベ・フクキチ(種別:モータル/大学生/元ヤンク)
カラテ       4    体力        4
ニューロン     3    精神力       3
ワザマエ      6    脚力        3
ジツ        0    万札        0

◇装備や特記事項
◆バット:近接武器、ダメージ1
◆バリキ粉末:体力2回復(使い捨て)
●近接武器習熟:近接武器を使った攻撃難易度がNORMALに
○アーキタイプ:元ヤンク

能力値合計:13 回避ダイス:6
イメジはPicrewの「うちの子キメラメーカー」で作りました。ストーカー=サンめいたギザ歯ツリ目メガネです。

カラテもワザマエもそこそこありますが、ニューロンと精神力がやや低いのでNRSを起こしそうです。ギザ歯メガネで喫煙者、暴力的で敏捷なあほ、ややビビリ、といったイメジができました。なおアベと呼ぶと「マグロ・サンダーボルト」のアベ=サンと被りますので、フクキチと呼びます。あっちのアベ=サンとは親戚とかかも知れません。アベ一休とは無関係でしょうか。

ではリプレイの様子から、このモータルのアトモスフィアを感じ取っていきましょう。例によってパルプ小説仕立てでやりますが、元シナリオの文章が割と多いので適宜引用します。また、長くなるので分割します。

◇🎲◇

導入な

ネオサイタマで暮らす大学生、アベ・フクキチ。彼はある雨の夜、友人からのIRC通知を受け取った。「ユタンポ=サンじゃねェか。ンだよ、こんな夜中に……」通知の文面はこうだ。『心霊現象が起こると噂の廃屋に行く。一緒に来て欲しい。そういうの、得意だって聞いたし』そして位置情報。

「……心霊現象?廃屋?」フクキチは寝床から身をもたげた。ユタンポは恋人、というわけではないが、比較的仲の良い異性の友人だ。深夜のデートとなればそういうことになるかもだが、深夜に廃屋へ女子大生がひとりで行くなどただ事ではない。彼女はそこまで無鉄砲な人間だっただろうか?

フクキチは元ヤンクだ。腕っぷしはそこそこ強く、足も早い。ただ少し頭の回転が鈍く、ビビリであった。しかし女性の前では当然見栄を張る。ユタンポにとっては、夜の廃屋探検に二人で行っても自分を襲ったりしないヘタレ男、と見ているのかも知れないが、頼りにされているのは確かだ。

行かねばユタンポの身が危ない。彼女が無事に帰って来たらヘタレと見下されてしまう。ここは、行くしかなさそうだ。『了解!危ねェから勝手に行くんじゃねェぞ!』フクキチは返信すると、部屋にあったバットを手に取り、布を巻いて背負う。ついでにバリキ粉末も懐に入れる。万全だ。

レインウェアをまとい、アパートの部屋を出てバイクに乗る。しとしとと重金属酸性雨が降り、イカスミめいた漆黒の空では稲光が不吉に瞬いていた。

廃屋前な

……雨の中、フクキチは送信された位置情報にバイクで向かう。ネオサイタマ郊外の住宅地だ。件の廃屋の前にはLED傘をさした小柄な影。フクキチはバイクを飛び降り、慌てて駆け寄った。「ユタンポ=サン!ンだよ一人でこんな夜中に!」「あ、フクキチ=サン。来てくれてありがとう……グスッ」

傘の下のユタンポの顔は、予想より遥かにシリアスだった。

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イメジはPicrewの「ぱっつんが無限に出てくる」で作りました。あなたが要素を組み合わせるだけで個性的なぱっつんが無から生まれ出てくるのです。しかも、無限にです。原理はまだわかっていませんが、これは21世紀の地球砂漠化問題解決にも役立つと考えられています。

ユタンポは見るからに憔悴している。精神的に追い詰められ、思い詰めた表情だ。彼女はぽつぽつ事情を語り始めた。「こんな事頼めるの、知り合いにあんたぐらいしかいなくてさ……実は、学費が払えないんだ。私、身寄りがなくて、ふわふわローンで借金して賄ってるんだけど、もう限界で」

「おいおい……そりゃやべェな」悪名高いふわふわローン。借金が返せない者の運命は、装甲カニキャッチ漁船か、奴隷オイランか。「けど、俺もカネはあンまねェぜ。金額によっちゃあ相談はしてみるけどよ……」「お金を借りたいわけじゃないの。この屋敷のこと」ユタンポは顔を廃屋に向けた。

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広い庭付きのムーディーな二階建て洋館で、もう何年も売家のようだ。割れたままのガラス窓もある。閑静な住宅街なのに、このような物件が長く売れ残るのは不自然に思える。「この家に、叔父さんが住んでた。何年も前に死んじゃったけど、私に相続権が……売れたら利益の一部を受け取れるって」

「おお、よかったじゃねェか」「けど、心霊現象が起こるとかで、何年も買い手がつかないの。真相究明でも除霊でもなんでもいいから、とにかくこの家が売れてくれないと、私はきっと……」ユタンポは震える手で鍵束を見せた。「不動産屋から鍵を借りてきた。お願い、手伝って!」

事情を聞いて、フクキチはニカッと笑った。「ユタンポ=サンの頼みとありゃ行くしかねェな!ダイジョブダッテ!俺が守ってやるって!」事情はともかく、彼女をカニキャッチ漁船に乗せるわけにはいかない。男がすたるし、ユウジョウにもとる。心霊現象は怖いが、所詮はフィクションだ。

「オバケなんていねェさ。ホームレスとか野良犬だろ。バットで殴って追い払えば解決だ」フクキチは単純な男だ。一念発起してヤンクから足を洗い、センタ試験に受かって大学生になった今も暴力で物事を解決したがる。彼の単純さにユタンポは涙を拭い、少し笑った。「ありがとう」

庭な

「雨も強くなりそうだし、中に入ろう」「ああ。ちょい待ち」フクキチはバイクを塀の内側に停め、厳重にロックをかけ、迷彩柄の雨よけシートをかけて隠す。閑静な郊外の住宅地とはいえネオサイタマだ。用心に越したことはない。「よし、行こう」フクキチとユタンポは並んで庭に踏み入った。

ユタンポはマグライトを二本持ってきていた。二人で前や足元を照らしながら慎重に進む。枯れた二本松の大木の間を抜け、バイオススキの生い茂る侘しい庭を通り、玄関へ向かう。安アパート住まいのフクキチには、庭のある屋敷など生まれてこのかた縁がない。物珍しそうにキョロキョロ見回す。

「でけェ庭だな。この土地だけでも売れば結構になるぜ」「建物は築何十年かで資産価値はないから潰してもいいけど、叔父の遺品には骨董品とかあるかも……盗まれてなければ」ユタンポは割とたくましい。「遺品整理とかしてねェのか」「叔父の生前から幽霊騒ぎはあったらしいよ。それで……」

……FLASH!上空で稲光が一瞬輝いた。

ワザマエでEASY…6D6で[564424]=難なく成功。

「ン」フクキチは、草むらの中に稲光の反射で何かが光ったのを見つけた。それは……錆びたトラバサミ罠であった。「オバケがこんなもん仕掛けるはずねェな。やっぱり誰かいるのか?」「……たぶん、不動産屋が仕掛けた罠だと思う。侵入者避けに」ユタンポの答えに、フクキチも納得した。

玄関な

二人は無事玄関にたどり着く。ユタンポが鍵束を取り出し、扉を開けた。中は黴臭いにおいがする。「電気とか来てるのか」「一応ね」ユタンポが玄関のスイッチを押すと、廊下の老朽ボンボリLEDがバチバチと火花を散らし、明滅を始めた。明るければ怖くない、というが、逆に不気味だ。

ぎし、ぎし、と床が鳴る。ところどころ腐ってブヨブヨだ。「こりゃ取り壊したが早いな」「業者が取り壊そうとしたらしいけど、心霊現象が起きてダメだったって。噂によると、一階のダイニングキッチンが一番心霊現象が起こりやすいらしい」ユタンポが声を潜め、フクキチは脂汗をかく。

「本当かどうかわからないけど、叔父さんは晩年、突然発狂して……この部屋でセプクしたんだって……」「おいおい、ビビらすなよ」フクキチは顔を引き攣らせ、バットを握りしめる。オバケでも暴力でなんとかなる。ユタンポは覚悟を決め、ダイニングのドアに手をかけた……。

一階、ダイニング

二人は電気をつけ、まずはダイニングを調べる。室内にはショドーや写真、ダルマなどが飾られている。「埃はあるが、大して汚れてもねェな。荒らされた様子も……」その時、キッチン側でガチガチと金属音が鳴り、ガタンと戸棚の開くような音が聞こえた。次の瞬間!

二人の間を何かが猛スピードで飛び、壁に突き刺さった!「アイエエエ!」ユタンポの悲鳴!ナムアミダブツ!壁を見るとそこには金属製のフォーク!食器だ!無人のはずのキッチンで、金属製の食器類が浮遊している!そして二人に向かって飛来する!「「アイエエエエエ!?」」

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ユタンポは咄嗟に机の下に隠れた!ランダムに食器が飛び回る!典型的な心霊現象、騒霊(ポルターガイスト)だ!フクキチに食器が迫る!

回避判定、難易度NORMAL、回避ダイス6。[312244]=成功。

「なっ、バッ、スッゾコラーッ!?」半パニック状態のフクキチはバットを滅茶苦茶に振り回し、飛来する金属製の食器を弾き、躱し、身を伏せる!程なくして攻撃は止んだ。「な、なんだこりゃ……」何事もなかったかのように室内は静寂に包まれる。フクキチは心臓をバクバクさせ、涙目だ。

恐る恐る壁のフォークを抜き、持ったり投げたりしてみるが、もう飛ぶ気配はなかった。ユタンポはテーブルの下に隠れて無事なようだ。「ユタンポ=サン。だ、ダイジョブだ、食器はもう飛んで来ねェぞ……」声をかけるが、ユタンポは出て来ない。フクキチはしゃがみ、震える手を彼女に伸ばす。

「ねえ、これ何だろ……」床を見つめていたユタンポが、声を震わせながら言った。そこには、爪で引っかいたような文字で、小さく「ニンジャ」と書いてあった……!

NRS判定!難易度NORMAL、残り精神力3。[323]=失敗!失禁して精神力を1失う。残り精神力2。ヤバイ!

ニンジャ……? 何故こんなところにニンジャの文字が……?まさか今の心霊現象とニンジャの間に何らかの因果関係が……? ニンジャは虚構の存在では……?「ニンジャ……?オバケ……?」混乱したフクキチは宇宙的恐怖に襲われ、しめやかに失禁した。幸いユタンポには気づかれていない。

守るべき女性の前で失禁したことがバレたらセプクものだ。分厚いダボズボンがフクキチの尊厳を守った。とにかく手を伸ばし、ユタンポをテーブルの下から引き出す。二人は顔を青ざめさせた。なにか……危険ななにかがいることは、間違いない。ユタンポも失禁していた。「グスッ……」

涙を流し、嗚咽するユタンポを、無言で抱きしめて落ち着かせる。暖かい体温に触れ、フクキチも心が落ち着くのを感じた。そして怒りが湧いて来た。彼女を苦しめ、悲しませているものを、許してはおけない!

二階な

……次は二階だ。二人は手を繋ぎ、ぎしぎしと階段を軋ませながら上へ向かう。時折物悲しい風の音が鳴り、割れたガラス窓から冷たい風が吹き込んできて、重金属酸性雨でボロボロになったカーテンが揺らめいた。「二階は、寝室と書斎がある。まず手前の寝室を調べよう」ユタンポが提案する。

フクキチは頷き、マグライトで照らして寝室のドアを調べる。鍵はかかっていない。ぎい、と音を立てて開けると……「なんだこりゃ……」寝室にはベッドも家具もない。それらは片隅に動かされ、広い床には赤黒い塗料で何かが描かれている。アンタイブディズムの象徴、逆さトリイの魔方陣だ!

「ナンデ……コワイ……」ユタンポがそれを見て震える。「叔父さんが、何かしてたの……?」「いや、そんなに古くねェぞ。まだ新しい。アンタイブディストが勝手に入り込んで、怪しい儀式でもしてンのか?」フクキチは冷静に観察する。だとしたら、暴力でもって追い払わなければなるまい。

寝室にはこれ以上の情報はない。震えるユタンポの前に立ち、フクキチは勇気を振り絞って先へ進む。ぎし、ぎし、と床板が軋む。書斎のドアを恐る恐る開けた時、闇の中で何かがうごめいた!「!」「ARRRGH!」ナムサン!

獣めいた叫び声と共に襲いかかってきたのは、フランベルジュを大上段に振りかぶったアンタイブディズム・ブラックメタリストだ!コワイ!

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イメジはPicrewの「ツラの悪い男」で作りました。そこそこイケメン。

「うおっ!?」フクキチは一瞬ビビったが、時々街なかで見かける連中の一匹だ。要はあの魔方陣を描いたヤツだろう。ぐっとバットを握りしめ、フランベルジュを振り上げるABBMに反撃!「イヤーッ!」

4D6で難易度NORAML、[1445]=成功!

KRASH!「アバーッ!」バットがABBMの顔面にヒット!「アアダブ…」ABBMはあっけなく気絶し、床にのびた。「ザマミロ!オトトイキヤッガレ!」フクキチはキツネ・サインを繰り出し、勝利を宣言した。ユタンポは思わずフクキチに抱きついて喜んだ。「ヤッタ!」やったぜ!

書斎な

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二人は気絶したABBMを手早く拘束し、息を調える。不法侵入、器物損壊、殺人未遂だ。マッポに突き出せばスガモ行きは免れまい。だが……彼が事件の犯人なのか?一階で起きたあれは、こいつが仕掛けた何かのトリックか?叔父が死んだのも彼の仕業か?「とにかく……インタビューだな」

しばらくするとABBMは目を覚ました。フクキチはフランベルジュの切っ先を突きつけ、彼を脅してインタビューする。「オハヨ。テメエがアレか、この家で心霊現象とか起こしてた野郎か?」「アヒッ」ABBMは砕けた鼻からダラダラと血を流し、首を横に振る。「ち、違う!俺じゃない!」

「じゃあ何してた?なんで俺たちに襲いかかって来た?」ABBMは怯えながらも事情を語り始めた。「す、すまない……何を言っても信じてもらえないだろうが……悪気があったわけじゃないんだ……人間じゃないものがここに来るかと思って……気が動転してしまい……」「人間じゃないもの?」

「俺は……心霊現象の噂を聞いて……反ブッダ儀式を行うため、窓から忍び込んだだけなんだ……」彼は震えながら続ける。「だが、一階で騒霊に襲われた……燭台がひとりでに動いて……。俺はここに逃げた。二階は安全だった……下に行けば行くほど感じる……この世のものならざる気配を……」

彼らABBMは危険なカルティストで、基本的に狂っている。耳を貸せば危険だ。だが、彼も一階で騒霊(ポルターガイスト)に襲われたという。ユタンポもフクキチも実際体験した。やはり……いるのか?「アーマゲドン……マッポーカリプス……聖徳太子の首を切断し……神なき河を……アアダブ……」

ABBMは部屋の隅にうずくまり、支離滅裂なうわ言をブツブツとつぶやくばかりだ。二人は顔を見合わせる。「これ以上は聞き出せそうにねェな。どうする?」「ここは書斎……叔父の日記、とかがあるかも。真相を究明しなきゃ」「ああ……」とにかくここは安全らしい。調べてみよう。

二人は書斎を見渡す。すると本棚の中に、分厚い日記らしきものが十数冊ある。何か手がかりが掴めるかも知れない。

ニューロン判定、難易度NORMAL。3D6で[136]=成功。 

二人は分厚い日記を本棚から取り出し、読み進めた。几帳面で神経質な文字が並び、インテリらしく難解な漢字や表現が多用されているが、大学生の二人にはなんとか理解できる。「誕生日は10月20日……ちょうど今日だな」パラパラと読み進んだところで、彼の最晩年の日記に到達した。

文字は次第に乱れ、単語の書き殴りになっていく。

「奴がここに住み着いてしまった」「恐るべき存在」「私は狂ってしまったのか?」…「恐ろしい」「奴は私を追い出そうとしている」「霊でないならば?」「ニン」「ありえない話だ」「会社のことを考えよう」「何も手につかない」「その姿は見えない」「……ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「存在を感じる」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ!」「地下に」

……ニンジャが、地下に。そのような文面だ。フィクションの怪物が。明らかに狂っている。狂っているが……二人はダイニングのテーブルの下に刻まれていた、あの文字を思い出す。ニンジャ。あれは、叔父が書いたのか?

「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャ」「ニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャニンジャ」

ニンジャ。ただただそれが並ぶページ。「なんだ……これ……」あまりの狂気に、二人は震え上がった。日記終盤の筆跡は、あの床に刻まれたものと一致する。最後のページにはメンポを被った……「アイエエエ……」ユタンポがふらつき、フクキチは手を伸ばして支える。その拍子に、日記が床に落ちた。

NRS判定、難易度NORMAL。2D6で…[46]=成功!

「ニンジャ……!」

謎の心霊現象とダイイングメッセージめいた文字、そして叔父の日記の狂気との間に、フクキチは何らかの隠された真実を見つけかけ、超常的恐怖を克服した。これ以上失禁するわけにはいかない。だが……これは、自分の手に負える案件だろうか?しかしなんとかせねば、彼女はカニキャッチ漁船に。

窓の外で稲光が輝き、ゴロゴロと遠雷が鳴った。雨は強く降り続いている。 

後編へ続く

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