【つの版】忍殺TRPGリプレイ小説・ライナーノーツ08
おれだ。そういうわけで、ライナーノーツだ。今月は逆噴射小説大賞もあったので抑えようと思ったが、気がついたらいつもぐらいの数だな。フライングレッグス主役が2話、マーダーシュトロムらの話が前後編、モータル主役の話が前後編、DM、FF、YS&NGがそれぞれ1話ずつで合計9話(7エピソード)だ。珍しくチーム・ヒップとチーム・BMが全然出てこなかったが、目先を変えたかっただけだ。またそのうち出てくるだろう。
【トゥルー・サヴァイヴァー】
オリジナルシナリオのソロアドだがここでもやる。タイトルはカン・フューリーの主題歌からだ。横スクロールアクションめいてポンポンハイスピードで動くさまがシヨンかアレに似ているのでそうした。前にカン・フューリーと忍殺をクロスオーバーさせたことがあるが気にするな。
うちのニンジャたちは敵以外が死なないのでどんどん増えていき、捕虜になったやつやモータルも含めるともう30人以上が生き残っている。それにどいつも結構能力値が高く、成長してしまい死ににくいし、シナリオの都合もあって死なせにくい。ここらでなんのしがらみもない、死んでもいいサンシタが欲しいなと思い、フライングレッグスとウォンテッドが爆誕した。しかしWT=サンはどうせ逃げてもノーフューチャーで、ヘルカイトあたりに始末されていただろう。フライングレッグスが勝って片方は残り、結果オーライだ。せっかくなのでいろんなソロアドに挑戦させていこう。
◆Action!◆
◆If we’re gonna make it like a True Survivor◆
【ハヴ・ユー・エヴァー・シーン・ザ・レイン】
タイトルはクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの歌からだ。ベトナム反戦歌という説もあるが違うらしい。ラモーンズやロッド・スチュワートもカバーしていることでゆうめいだ。
バイオニンジャが出て来ることから、当初は脱走直後のサヴァイヴァー・ドージョーと遭遇する予定だったがやめた。タイトルはその名残だ。マーダーシュトロム=サンは実際そこそこつよいが、フルメンバーのサヴァジョを撃退できるほどではない。交渉するのもなんか地味だし、カラテで切り抜けられてそこそこ強そうなやつを探した結果、因縁のあるホワイトリキッド=サンを連れて来ることにした。ファイアシーフ=サンも下水道に逃げ込んでたし繋がりはあるだろう。ついでにアルビノワニに襲われて生き残ってるならニンジャ化してもおかしくないだろうということで彼女が誕生した。時系列的には先月のアレらのやや前だ。あまりニンジャを増やすと処理しきれなくなるので適度に間引いたがいいと思うのだが。というかFT=サンはここで間引くつもりで出したのだが、WL=サンがあんまり強くなかったのと、FT=サン自身が根性を見せたので生き残った。大したやつだ。黄金コケシの呪いからも解き放たれたものの、ブツはWL=サンが取り込んでしまった。デスドレインめいてまた復活し、大災害を巻き起こしたりするだろう。
◆I want to know◆
◆Have you ever seen the rain?◆
【ザ・ブリッツクリーク・バップ】
タイトルはラモーンズの曲からだ。電撃使いが出るのでこれにした。トヨフツでカシマということはアレだろう。ライデン・ニンジャはオムラの創建に関係してるかも知れないが、そいつと同一ニンジャかは不明だ。カグツチ・ニンジャとかスサノオ・ニンジャがいるかもだし、スサノオはアラシ・ニンジャでカグツチはマグマ・ニンジャとかかも知れない。
メイドやオイランドロイドはめんどいので省き、クローンヤクザ警備員にした。楽なハクスラに見えて、DKKを積むとストライダー=サンがエントリーするシナリオだ。フジキドならともかく彼なら、手練ニンジャであればなんとか勝負になるが、モータルだとたちまち喉を噛み破られてオタッシャだ。そういうわけでおれのリプレイ史上初めて明確な味方キャラの死者が出た。このまま死なせっぱなしでも理不尽でいいが、なんかアレなのでカシマ・ニンジャを憑依させてみた。キャラロストにはなるが生存はする。ブチ切れたDM=サンやSR=サンが頑張って皆殺しにしてもいいが、それだと後味も悪いしな。ソロに戻ったDM=サンは誰と組むのだろう。MSh=サンもそろそろチームを結成させてやりたいが、note上のオリジナルシナリオはまだソロプレイ前提が多く、手練のチームを動かすには一工夫が必要だ。
◆Hey ho, let's go◆
◆Hey ho, let's go◆
【ザ・タワー・オブ・デス】
タイトルはブルース・リーの死後に作られた映画からだ。ドラゴンつながりで持ってきたが、エンター・ザ・ドラゴンだとなんかあれだ。
せっかくこれをやるからには、ドラゴン・ドージョーに所属するように持っていきたい。おれのバースは原作に沿って進んでいるため、この時点でユカノがこの付近にいるとソウカイヤに知れ渡るのは非常にまずい。邪悪なニンジャだとそのままスレイされるので、気弱で殺しにくい少女ニンジャにしてみた。フラッフィー=サンには気の毒したが、ユカノでは倒せないのでフジキドが古代ローマカラテ殺するしかない。そういうわけでフェイスフル=サンは否応なしにドラゴン・ドージョーに加入するハメになった。TRPGバースはいろいろ可能性があるとはいえ、ソウカイヤをヌケニンすることは茨の道どころではない。ザイバツとも企業所属とも違い孤立無援だ。フジキドも毎度助けてくれはしないし、いずれユカノやゲンドーソーとも別れることになる。ドラゴン・ドージョーのミッションがあれば彼女が受けていくことになるが、仲間を増やして岡山県へ逃げた方がよさそうだ。
◆
【オープン・ザ・ドア・トゥ・ユア・ハート】
タイトルはダレル・バンクスの曲からだ。ひたすらドアを開けるミッションだからだ。それはコトダマ空間での出来事かも知れない。うる星やつらにもなんかドアがいっぱい出て来る話があったし、ドリフターズのあの空間もそれかもだ。ドアはどこかへ通じている。シュギ・ジキとかもだ。20枚開けて撤退が一番なのでそうした。かなりギリギリだったが、精神力消費で無理やり押し進んでなんとかなった。最後に出て来たのはあいつだろう。
◆Walk right on in◆
◆Let your love come running in◆
【ナイト・フライト】
タイトルはレッド・ツェッペリンの曲からだ。あのバンドは墜落するヒンデンブルク型ツェッペリン飛行船をモチーフにし、鉛の風船(リード・バルーン)をもじって名付けられた。夜に飛んでいた飛行船が墜落し、ナ―ギニー=サンが夜空を飛んだ。そういうわけだ。
久しぶりにチームHDを出してみた。ニンジャに遭遇して墜落したようだが、いつぞやのように上空でニンジャスレイヤーに遭遇したのか、シュリーカー=サンが率いるジェット・パンクスの仕業なのか、それとも別のニンジャなのかは元シナリオでもわからない。とにかく墜落したツェッペリンへの潜入だ。ソロシナリオだが手練二人で行ったので、イージーになりすぎないようボスとしてモーターヤブ改善を出したが、大したことはなかった。最後の爆発でNG=サンが少し負傷しただけだ。ニンジャでも出せばよかったが、きりがないので最後にオムラ兵士をニンジャ化させてみた。他の人のリプレイでもあった事態だ。YS=サンと因縁ができたが、アイサツしてないし証拠もない。オメガ=サンが上司だと強すぎるし、エクスプロシブ=サンはこの後すぐしぬので、第二部までは生き残る手練のヴォルテージ=サンを上司としてみた。オムラ関係のビズがあれば彼らを出せるだろう。
◆Whoa, mama, well it must be time to go and◆
◆They're knockin' down them doors◆
【ファントムズ・オブ・デス】
タイトルはハロウィーン(Helloween)の曲からだ。ハロウィンだからだ。ホーンテッド・ハウスとかにしようかと思ったがありきたりだし、いい曲が見つからなかった。
公式のソロアドリプレイだが、今回からそれらもライナーノーツする。要は『クトゥルフの呼び声』の初心者向けシナリオ「悪霊の家」の翻案だ。一応おれもルールブックを持っている。こないだ「ヨロシサン・エクスプレス」で推理小説のニンジャほんやくみたいなのをやってたし、その流れかもだ。「悪霊の家」だとコービット=サンとカラテすることになるが、こっちのはニンジャなのでモータルでは、それもアウトローでもない大学生では絶対に勝てない。相手がDKKを貯めて賽の目が死神を喚びでもしなければ。別世界線ではABBMが発狂して立ち向かっていたが、ヤクザ天狗並のヤバレカバレな狂気に加えて冷徹な判断力と然るべき装備がなければ単独での対ニンジャ戦は無理だ。フクキチは幸い失禁一回で済んだが、能力値や賽の目によっては死亡や発狂、カニキャッチ漁船行きもあり得て恐ろしい。これぐらいシビアな方がドキドキして面白さはあるな。
◆There are Phantoms here on earth◆
◆Who take away your life◆
今は以上だ。また溜まったらやる。次はニンジャ名鑑と非ニンジャ名鑑だ。
【以上です】
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