忍殺TRPGリプレイ【スラッシュ・ユア・ティアーズ・アウェイ】06
前回のあらすじ:謎の男アシッドウルフの部下として活動する三人のニンジャたちに、今回与えられた任務は暗殺だ。相手はメイライ社のCOOゴットリーブ。三人とアシッドウルフは、企業兵士に変装して彼が潜む秘密拠点へ潜入し、いよいよ暗殺作戦を開始する。カラダニキヲツケテネ!
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ギャギャギャギャ!エネルギヤは電子咆哮をあげながらサイバーメイヘムへ襲いかかる!致命的なチェーンソー攻撃が迫る!チュイィイン!SMASH!「ンアーッ!」命中!躱しきれず轢殺攻撃を食らう!だが致命的な攻撃はかろうじて回避!『『『一斉射撃!』』』BRTTTTTT!「イヤーッ!」回避!
「フーッ、ヤバいわね。でも切り抜けられなくはないわ!」サイバーメイヘムはタフに笑う。『そうですか……ではもう一体!』ヒュルルルルルルル……ズシィン!な、ナムアミダブツ!三体目の戦闘兵器が出現!
『ドーモ、コスモクライム・クライスラーです!』
ゴウランガ!三体のコスモクライムが同時に存在!なんたる自我の極限に挑戦「ファッキンシット!」サイバーメイヘムは猛獣めいて牙をむく!いかに彼女といえど危険な相手だ!エネルギヤにトドメを刺してタイマンに持ち込むか、あるいはデカブツの入り込めぬフロア東側へ逃げ込むか?
戦闘継続
7ターン目
「kill-9 U!」ZZTZZT!『ピガガーッ!』遠隔ハッキングが命中!エネルギヤは大きく姿勢を崩す!「キエーッ!」サイバーメイヘムがパルスダガーを展開して飛びかかる!SMAASH!ZZTT!『ピガガーッ!SAYONARA!』KABOOOM!エネルギヤは爆発四散!「アバーッ!」メイライ兵一人即死!
『よくも私エネルギヤを!イヤーッ!』コスモクライム・クライスラーは滑らかに動き、サイバーメイヘムへ怒涛のロケットカラテアーム連続攻撃!さらに逆立ちしての竜巻めいたメイアルーア・ジ・コンパッソだ!なんたる俊敏性!BOBOBOBOBO!SMASH!「ンアーッ!?」躱しきれず一発命中!
サイバーメイヘムはワイヤーアクションめいて弾き飛ばされ、サターンの残骸へ!「イヤーッ!」ウケミをとって着地!だがビルから落下したかのような無視できぬ衝撃だ!『『『『社敵殲滅!』』』』BRTTTTTTTTT!メイライ兵がアサルトライフルを一斉射撃!「ンアアーッ!」銃弾の雨を食らう!
「クソッタレ!」サイバーメイヘムは血の混じった唾を吐く。彼女の頑強な肉体でも、このまま数で押し切られかねない!残る"コスモクライム"は一体だが……『一度東側へ戻るぞ。雑魚どもを殲滅する』『了解!』
8ターン目
「「イヤーッ!」」アースハンドとサイバーメイヘムはフロア東側、管制室付近まで撤退!遠隔ハッキングで監視カメラ備え付け機銃を乗っ取りメイライ兵を撃つ!BLAMN!『アバーッ!』射殺!サイバーメイヘムは物陰でスシを補給!『多勢に無勢!彼らを射殺しなさい!』『『『ヨロコンデ!』』』
9ターン目
アースハンドは管制室に踏み込み、オペレーターへ遠隔ハッキング!「kill-9 U!」ZZZZTTT!『アバーッ!』即死!指揮系統が混乱したメイライ兵たちは浮足立つ!「イヤーッ!」サイバーメイヘムは北側通路の兵士へスリケン連射!さらに監視カメラの機銃が動く!『『アバーッ!』』射殺!
『『社敵!』』BRTTTTT!兵士らが反撃!「イヤーッ!」回避!数も少なく躱すのは容易だ!だが南側通路には八名の兵士がひしめく!
10ターン目
「ならばこうだ!」アースハンドは管制室のUNIXを介して、フロア内の爆発物をスキャン!瞬時にサイバーメイヘムのサイバネアイに位置を映し出す!「了解!イヤーッ!」南側通路のUNIXへスリケン連射!SMASH!ZZZZTT……KABOOOOOM!爆発発生!『『『『アババババーッ!』』』』全滅!
『ば、バカな!』コスモクライムは動揺!「さあて、これで雑魚はだいたい片付いたわね」『油断するな』「当然よ」圧倒的有利!
11ターン目
「イイイヤァアアアーーッ!」サイバーメイヘムはフロア西側へ駆け戻り、壁を蹴ってトライアングル・リープ!クライスラーへパルスダガー攻撃!SMAASH!ZZTTT!『ピガガーッ!』命中!クライスラーは大きく体勢を崩す!『ピガッ……なんのこれしき!私クライスラーは不屈の精神です!』
『イイイヤァアアアーーッ!』ズズゥン!クライスラーは巨体で床を踏みしめて揺らしつつ、ロケットカラテアームで連続ハリテ!まさに鋼鉄のスモトリだ!BOBOBO!サイバーメイヘムは……!「イイイ……イイイヤァアアアーーッ!」アドレナリンを過剰分泌し、血涙を流しながらブリッジ回避!
「フーッ!フーッ!ヤバい!ハハハ!」アドレナリンが身体を駆け巡り、サイバーメイヘムは血涙を流しつつハイになって笑う!敵の増援はプレジデントルームの騒ぎでこちらへは来ないが、アースハンドや……あのサターンの支援が必要か!アースハンドは通路を西側へ駆け戻る!「イヤーッ!」
12ターン目
アースハンドはサターンの背後へ駆け戻り、クライスラーへ遠隔ハッキング!ZZTZZZT!『ピガーッ!』命中!同時に機銃がクライスラーを射撃するが、弾き返される!「イヤーッ!」サイバーメイヘムはアースハンドの隣に飛び込み、サターンへパルスダガーを突き刺す!「動きなさい!」ZZZTT!
キュゴーン……『ピガーッ!』おお、ゴウランガ!損壊した戦闘兵器サターンが、今再び仮初の命を与えられて動き出す!『させませんよ!イヤーッ!』BOBOBO!SMAASH!クライスラーは凄まじいロケットカラテアーム攻撃をサターンへ叩き込む!『ピガガーッ!』巨体が揺らぐがなおも健在!
『ピガガガーッ!』サターンは眼の前の敵めがけクローアームを振り上げて突撃!SMAASH!『ピガーッ!』命中!二体の鋼鉄の巨人が組み合う!
13ターン目
「kill-9 U!」ZZZT!BLAMN!アースハンドの遠隔ハッキングと備え付け機銃の連続攻撃!『ピガガーッ!』ハッキングが命中!クライスラーは大きく体勢を崩す!「今よ!イイイヤァアアアーーッ!」サイバーメイヘムは壁を蹴って飛び出し、パルスダガー連続攻撃!SMASH!ZZZT!『ピガーッ!』
サツバツ!クライスラーの脚を蹴って飛び上がり、電子チップが収められた頭部を切り落とした!『SAYONARA!』KABOOOOOOM!クライスラーは壮絶に爆発四散!ナムアミダブツ!インガオホー!『ピガ……』損壊したサターンは電力を失い、再びその場にくずおれ、動かなくなった。
戦闘終了
「シューッ……!」サイバーメイヘムは爆煙の中でザンシンを決めた。当然無傷!『ば、バカな……!?』アイビーの中のコスモクライム本体は驚愕!「やれやれ、アンタたちはやっつけたわよ!大人しく脳ミソを差し出しなさい!」『脳ミソを……やはり、私の脳が必要なのだね』「ああ、そうだ」
コスモクライムは嘆息した。『では、持って行き給え。ついでに、そこのエネルギヤとクライスラーからも私の電子チップを回収し給え。きっと役に立つことだろう』「命が惜しいのか」『記憶と自我は惜しい。それを命や魂と呼ぶのならね』「よかろう」二人は手分けして脳とチップを回収する。
『生命維持装置を忘れるなよ。生身の脳は血液や脳漿から栄養を摂取しなければならんからね』「アイアイ」「チップの方が持ち運びやすいわねえ」『うむ。オムラに脳ミソをチップ化できる技術があるらしいが、その場合でも脳漿が必要だという。生身はまだ不便だ』彼はべらべらと喋り続ける。
「興味深いけど、ちょっと黙ってなさい」サイバーメイヘムはスピーカーを切断し、彼の無駄口を封じた。何かの役には立つだろう。「さて、ゴタゴタしたが……これでプレジデントルームへ入れるな」「ええ。先に侵入したやつらはどうしてるかしら」二人はアシッドウルフへIRCで事情を伝える。
『了解。こちらも無事だ。デッドリーパー=サンと合流し、先に向かえ。俺は別行動をとり、後から行く』「「了解」」結局二手に分かれたままだが、こちらは三人になる。アシッドウルフの実力なら、単独で動いても問題なかろう。サイバーメイヘムとアースハンドは血涙を拭い、西側の扉を見る。
……この先に、標的……メイライ社COO"ゴットリーブ"がいる。おそらくは強力なニンジャだろう。だが、自分たちならば倒せるはずだ!
【スラッシュ・ユア・ティアーズ・アウェイ】終わり。【レッド:バースマーク】へ続く。
リザルトな
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