『東洋の至宝を世界に売った美術商ーハウス・オブ・ヤマナカ』朽木ゆり子
京都の泉屋博古館にいくと、とんでもなく古い青銅器がたくさんあって、しかもそのうちのいくつかは、世界で2つか3つのうちの1つだとか学芸員さんに教えてもらって腰を抜かします。そんなものが、なんで日本にあるのかと驚くのですが、よくよく考えると清朝末期に多くの国宝が流出したことは映画『ラスト・エンペラー』でも、陳舜臣さんの直木賞を受賞した小説『青玉獅子香炉』でもおなじみでした。
あとは、何気なく読んでいたラノベ『宝石商リチャード氏の謎鑑定』では、古美術のオークションがあって、古美術