見出し画像

思い出の味

みなさんこんにちは。

みなさんの思い出の味(料理)って何でしょう???

自分は、専門学校での「陳麻婆豆腐」の講習の授業で、試食した時の身体に走った衝撃を今でも覚えています。

麻婆豆腐=辛いというのは皆さんご存じだとは思いますが、その頃の自分は陳麻婆豆腐というのを知らなかったこともあり、「花椒」(中国山椒)の香りも、味も知りませんでした。

今となっては、花椒や、陳麻婆豆腐は周知されるようになってきましたが・・・あの、花椒の独特の香りと、ピリピリと舌が痺れる感覚には驚きました。

そして、辛くて、痺れるのにめっちゃ美味しい!あの頃は試食だったのでプラスチックのスプーンで1杯分くらいの量だったと思います。

それが、人生で初めて料理に感動して、衝撃を受けた瞬間でした。そしてその時の感覚は20年近く経った今でも鮮明に覚えています。

専門学校での思い出の一品は何ですか?と質問されたら、即答で「陳麻婆豆腐」と答えます。

そして、今となっては、この陳麻婆豆腐は思い出の一品でもあり、自分の中での得意料理でもあるようになりました。

余談になりますが、先日無性に食べたくなって作ろうとしたときに、陳麻婆豆腐には欠かせない「郫県豆板醤」を求めて、スーパーを数件はしごしました。特殊な調味料なのでどこにでも売っているってわけじゃないんですよね。。。

この調味料は、3年間発酵、熟成させて出来る豆板醤で旨味も辛味も強く、本格的な中国四川料理には欠かせない調味料です。

普通の豆板醤でも辛味もありますが、塩分も多いので尖った辛さという傾向にあります。

郫県豆板醤は、発酵させたうえで、3年間寝かせて熟成させるので、日本の味噌のような感じに仕上がります。熟成させることによって、辛味も増しますが、全体の味が馴染んで、より一層味に深みとコクがあります。

中国料理は火力が命ではありますが。。。煮込み料理や、蒸し物、揚げ物はそこまで瞬時に仕上げる料理ではないので、家庭用火力でも十分に作れます。

ただ、「陳麻婆豆腐」は花椒がしっかりと入って香りも強いため、山椒が苦手な方にはダメかもしれません。。。山椒苦手でももしかしたら食べれるかもしれませんが・・・(笑)


もし、みなさんの思い出の味(料理)等あればコメントなどどしどし気軽に書き込んでいってください!

エピソード的なものを軽く添えてもらえたら嬉しいです☆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?