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産業カウンセラー実技試験終了

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

しゅうめいと申します。

本日、産業カウンセラーの実技試験を迎えました。
キャリアコンサルタント学科論述試験は、明日7/3(日)ですので、キャリコン受験生は最後のロープレに臨んでいる方や、学科・論述の再チェックをされていることと思います。
私はキャリコン試験を今回見送り、11月に挑みます。みなさんが無事合格できるように祈念致します。

今回、産業カウンセラー実技試験であったことを忘れないように書いて置こうと思います。
産業カウンセラー実技試験は情報量が少なすぎるので、産業カウンセラー試験を受験される方に少しでも役にたてばと思います。

服装準備

対策講座で、面接官はご年配の方が多いので、ファッショナブルな姿は好ましくないとのアドバイスを受けたので、
リクルートスーツのイメージで、

  • 紺のスーツ

  • メガネはできるだけ地味なもの

  • カラーシャツにせず白のYシャツ

  • ネクタイはできるだけ地味なもの

  • 靴は黒のビジネスシューズ

  • 髪のセットは、できるだけ地味なスタイル(例えば7・3分け)

で出かけました。
ただ、ジャケット、ノーネクタイでも大丈夫との話も聞きますので、正直なんとも言い難いです。むしろジャケット・ノーネクタイの方が【カウンセラーの姿】として相談者側からすれば話しやすい印象を与える意味で良いのかもしれません。

受験前の様子


受験者は別部屋の控室で待機して、実技試験の流れについての説明文が渡されるので熟読します。時間になりますと事前説明が行われます。
語る内容は、自分で選びますが、
主に、「家庭のこと」、「仕事のこと」、「自分のこと」と書いてあります。
その後、手荷物などを持って別部屋の入り口に誘導され、係員の指示があるまで椅子に座って待機しています。
しばらくすると係員が呼びますので、ノックして部屋に入ります。

実技試験開始


部屋には面接官2名が座っており、名前を名乗って着席します。

面接官より実技試験の流れの説明を聞いてから、お互い「じゃんけん」を行って、勝ったほうがCLかCCを選択することになりますので、
椅子を相向かいに直して、
じゃんけんを行います。
今回、私が勝ったので、私はCLを先に選びました。
そして、8分間のロープレが終わると、CC役には、

  • 今回の主訴(1分)

  • ご自身の出来たこと出来なかったこと(1分)

を聞かれました。
それが終わると、今度は役割を交代して、私がCL役を行い、8分間のロープレを行いました。
8分間のロープレが終わると、同じ内容を聞かれました。
今度はお互い面接官に向かい合い、3分間で面接官より質問がありました。

私は以下のことを聞かれました。

  • 資格を習得した際はどのように活かしますか。

  • 養成講座で講師や受講生との学びで印象に残ったことはなんですか?

  • ご自身の関わり方で苦手としているところはどこですか?

今度は、もうひとりの受験生に以下のことを聞かれました。

  • 産業カウンセラーを目指したきっかけは何ですか?

  • 資格を習得した際はどの様に活かしますか?

  • ご自身の関わり方で苦手としているところはどこですか?

この流れで実技試験は終了しました。ただし、この流れは面接官によって順番も内容も変わります。とあるところでは、

  • 昨年(過去に)受験されてから今までどのように勉強をしてきましたか?。

  • 倫理綱領の中で一番大切だと思う事は何ですか。

  • 対面で行うカウンセリングと SNS 等を媒介して行うカウンセリングにどのような違いがあると思いますか。また気を付ける点は何ですか。

  • カウンセラー養成講座の前後で変わった事は何ですか?。

という話も聞きます。
また、出来たこと出来なかったことにおいて、「技法」の話を盛り込むと、
面接官に技法についての説明を求められかねないので、答えられれば良いですが、自信がなければ盛り込まないほうがよいです。

過去、私は
「養成講座で学んだことは」という質問で
「自身にも準拠枠があり、見た目で判断しかねることがあることを学びました」
と答えたところ、面接官から
「あなたにとっての準拠枠はなんでしょうか」
と問われたので、かなり焦りました。

今回の振り返り


私は、相手が言ったことが覚えられるだろうか…という不安があるので、たいてい最初から小出しに伝え返しを入れますが、
相手は多くを語られるタイプでしたので、軽いうなずきや身振り手振り、「ええ」といったことぐらいで間に入ることが難しかったです。
2分ぐらい語られたところで一段落した様子だったので、
「ここまでの話をまとめさせて頂きます。もし間違っていたらごめんなさい」と伝えて要約を行いました。その後、相手の方も小出しに話して下さったので、簡単な伝え返しを行いました。

その後
出来たことは、
「マスクをしているため、身振り手振りを交えたこと、大きな声で伝えるように心がけたこと。相談者が多くを語られたので、簡単な受容を行い、伝え返しを行ったところ、後半で相談者が内省を少しされてきた様子が見られた。」

出来なかったことは、
「相談者が多くを語られたので伝え返しや言い換えの数が少なかったので、もう少し間に入れることで内省が出来たのではないかと考えられます。」
と答えたのですが、

当初、出来たこと出来なかったことの言い方としては、

主訴を盛り込んで、
例えば、「相談者の話で「●●で悩んでいる」ところに伝え返しを行い、後半でご自身のなかで「●●」という考えが浮かんできた様子だったので、内省が進んだのではないかと思う」

といったような答え方をしようと思っていましたが、
いざやろうと試みるも、主訴が盛り込めず、どのシチュエーションにも適用できる言い方になってしまいました。

今回、相手役が語られた内容

守秘義務に反するので、内容はかなり伏せたつもりです。
今回、登場人物が私としては多く感じたので、情報を整理できるだろうか…という不安があり、どうまとめたら良いかわからないくらいでした。
きちんと主訴が伝えられたかも自信がないです。
できれば、登場人物を少なくして、感情を盛り込み、語る間を少しとったほうが、同じ受験生への配慮ということもあって、ロープレがやりやすいと思います。

Aさん(女性)
Aさんの別部署の部下Bさん(女性)との関係性での相談

Bさんはご自身の部下Cさんとの関係性について悩んでおり、
BさんはAさんに相談を持ちかけた。
AさんとしてもBさんに助言を行いつつ、Bさんの直属の部長Dさんとも交えて改善案を模索した。
その矢先、Aさんの直属の部長Eさんが、Bさんの部署内の問題をなんとか解決するようにAさんとBさんに指示を行った。
BさんはEさんの言動に怯えてしまった様子でどうしたらよいかわからない。
AさんもEさんの指示もあったので、なんとか解決するように考えるが、Bさんの怯えている様子もわかるし、かといってEさんに「Bさんが怯えているので伝え方を考えて下さい」とも言いづらい。
また、Aさんがあれこれ助言を行うことでBさんの成長を妨げてしまわないか、と考えてしまい、Aさん自身どうしたらよいかわからない

今回の相談内容

以上まとめ

キャリコン試験との違いは、基本的には同じですが、質問はせず、簡単な受容、伝え返し、要約、くらいになると思います。(養成講座によって指導内容に若干違いがあるかもしれません)
口頭試問では、具体的展開を述べないので、
主訴をきちんと把握できるか
自身を俯瞰して出来たことと出来なかったこと

が言えるかがポイントかと思います。

それぞれ1分なので、ロープレでの内容を短く盛り込んで語ると良いかと思います。

そして、紙一枚で「合格」「不合格」の通知が封書で届きます。
合格者は封書が厚いとか、不合格者は封書が薄いとかいったことはありません。
試験結果は評価項目がありません。
ですので、何が良くて何が悪かったかもわかりません。

私は5回受験して、ずっと不合格なので、何が悪かったかわからずにいます。試験対策を受講した時も、講師の方からも、おおかた出来ているのでほぼ問題ないかと思いますと言われていました。
ただ、もしかすると、
出来ていないことは出来たこと出来なかったことにおいて、具体的事例を盛り込まなかったことかもしれません。
ただ、これは私の想像なので、一概には言えません。

試験結果は8月中旬ですが、不合格だとまた悶々としてしまうので、いいかげんに【合格】できればと思っています。

そしてキャリコン試験が11月にあるので、それに向けてロープレや論述試験勉強を進めていきます。

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