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令和2年度 弁理士会役員選挙がはじまりました!

まず今回注目するところは、実際に選挙になる常議員と監事である。弁理士会の会派についてnoteに書いたが、今回の選挙は会派(PA会、春秋会、南甲弁理士クラブ、無名会、稲門弁理士クラブ、弁理士クラブ、弁理士同友会、西日本弁理士クラブの8つの派閥)だけで決まっていた弁理士役員が無会派の候補者が出たことによる選挙が行われることである。

注目は、常議員に無会派の金子誠氏、監事に無会派の岩池満氏が出馬しています。無会派での出馬は常議員の例はあるものの、監事の例は、今までにありません。特に監事は、副会長経験者などの老齢の弁理士がなるものという慣例があり、弁理士会の保守的な考えの根源となっています。

常議員では選任数20人に対して21人が応募しており、1人が落選することになる。

監事では選任数6人に対して5人が応募しており、1人が落選することになる。

◼️常議員候補者(氏名、弁理士登録番号、選任数20人、候補者21人)

荒木利之(18075)PA会 https://www.pa-kai.net/main/senkyo/s2020/message_araki.pdf

細田浩一(12576)稲門弁理士クラブ https://www.tomon-benrishi.com/2019/09/09/post-631/

この度の令和2年度日本弁理士会役員定時選挙において、関東選挙区の常議員に立候補致しました。職責を全うするためには努力を惜しまず、皆様のご期待に沿えるよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
私は大学4年の時に、物理学科の中に3つある生物物理研究室のひとつに所属して、原生動物ツリガネムシの収縮運動の研究に従事していました。当時はまだ大学内で知的財産教育が十分にされていなかったこともあり、将来の自分が弁理士となることなど思いもよりませんでした。大学院修士課程の修了後に就職したオルガノ株式会社において、新入社員教育の一環として特許出願の打ち合わせに出席した際に、代理人の社外弁理士とお会いして名刺交換したのが弁理士という職業を初めて知る機会でした。その後、水処理装置関連の研究開発業務に7年間従事する過程で弁理士試験への挑戦を決意し、それと偶然に一致するタイミングで法務特許部門への人事異動が決まったので1回目の試験から受験日とその準備期間のための有給休暇を取りやすい職場環境を整えることができました。その後は知的財産業務に8年間従事し、特許庁審判のほか、民事訴訟や外部との交渉においても貴重な成功体験をいくつか得ることができました。
現在は、15年間勤務した会社を円満に離れ、国内外の特許出願業務を得意とする特許事務所を共同経営しています。この度は、今回の常議員選挙戦を戦いぬき、これまでに培ってきた知見を総動員して常議員として全力で努める所存でございます。
この度の立候補に当たり、皆様の温かいご支援を一層賜りますよう、お願い申し上げます。(稲門弁理士クラブより引用)

西島孝喜(8677)弁理士クラブhttps://www.benku.org/R1senkyo/kouhosya.pdf

樋口正樹(9720)樋口特許事務所 http://www.higuchi-pat.com/info.html

源田正宏(18197)南甲 http://www.nankoh.gr.jp/organization/

田中秀幸(14267)PA

中村盛夫(7712)同友 71歳http://www.douyukai.com/image/CEE1CFC2A3B2C7AFC5D9A1A1C1AAB5F3A1A1A3C8A3D0B7C7BADCCDD1A1A1C1AAB5F3C6C3BDB8B5ADBBF620.pdf  より引用

この度、令和2年度日本弁理士会役員定時選挙において常議員に立候補致しました中村盛夫と申します。立候 補にあたり一言ご挨拶申し上げます。
過去の常議員経験は昭和62年~昭和63年で、平成が始まって数ヶ月で任期満了となったので、遙か昔とな ります。今回当選の暁には、再びのお勤めということになります。
日本弁理士会の組織の一翼を担う最後の活動という意気込みにて、務めさせて頂きますので皆様のご支援をお 願いする次第であります。

髙橋昌義(12165)こだま国際特許商標事務所
https://sumline.jp/phonebook/professionals/74508

筒井章子(11700)無名会http://nichiben.gr.jp/wp/kaihou/h14/Nichiben_vol26.htm

齋藤美晴(8557)弁理士クラブhttps://www.benku.org/R1senkyo/kouhosya.pdf

鈴木大介(12411)PA https://www.pa-kai.net/main/senkyo/s2020/message_suzuki.pdf

松本直子(17403) 同友 57歳

同友会より引用

この度、平成28年度日本弁理士会役員選挙の常議員候補として立候補いたしました松本直子と申します。立 候補にあたり一言ご挨拶申し上げます。
私の前職は広告関係のアートディレクターで、現在もキャラクターを中心に、制作からコンサルティングまで を業務とさせていただいております。
「個人」に重きを置く業界におりましたので、日本弁理士会のような「団体」の「チカラ」の重要性を強く感 じております。当選の暁には、日本弁理士会の取り組みが弁理士への援護射撃となるよう、尽力して参りたいと 思っております。

米屋崇(12314)米屋国際特許事務所http://yoneyaco.html.xdomain.jp/front.htm

田村 爾(11668)弁理士クラブ https://www.benku.org/R1senkyo/kouhosya.pdf

http://nichiben.gr.jp/wp/wp-content/uploads/2019/05/vol36_03.pdf

三苫貴織(14091)弁理士クラブhttps://www.benku.org/R1senkyo/kouhosya.pdf

高梨範夫(8762) PA会

https://www.pa-kai.net/main/senkyo/s2020/message_takanashi.pdf

吉田倫太郎(18027) 同友 46歳

この度、令和2年度日本弁理士会役員定時選挙において常議員に立候補致しました吉田倫太郎と申します。立 候補にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
昨今、技術開発や製品開発は急速に進んでおり、凄まじい勢いをもって事業が展開されている中で、知財の側 面に関して弁理士に大きな期待が寄せられていることを感じます。私が常議員に当選した暁には、そのような日 本弁理士会及び弁理士が置かれている環境を踏まえ、会員の利益のために職務を尽くす所存です。
来るべき投票選挙に際しましては、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。(同友より引用)

下田一弘(16764) 日本弁理士会 https://www.jpaa-chugoku.jp/staff_26.php

大塚啓生(17378) 大野総合法律事務所https://sumline.jp/phonebook/professionals/79733

加藤和孝(14277)弁理士クラブhttps://www.benku.org/R1senkyo/kouhosya.pdf

金子誠(18994)無派閥 


監事候補者(選任数5人、候補者6人)

1渡邉敬介(9682)68歳 PA https://www.pa-kai.net/main/senkyo/s2020/message_watanabe.pdf

2宮崎主税(8659)66歳 西日本 https://nishiben.net/選挙特集/

このたび、西日本弁理士クラブより、令和2年度の日本弁理士会監事の候補者としてご推薦を賜り、誠にありがとうございます。
私は、昭和55年(1980年)に弁理士登録をし、令和2年(2020年)には、弁理士登録40年を迎えます。弁理士登録時は、こんなに長く弁理士業務を続けるとは思っておりませんでした。
これまでに、日本弁理士会や日本弁理士会関西会(旧近畿支部)の各種委員会の委員等を経験させていただきましたが、ここ5、6年は会務から少し遠ざかっておりました。もっとも、平成29年度及び30年度と、日本弁理士会関西会(旧近畿支部)の監査役を務めさせていただき、これが最後と思っておりました。そろそろ引き際と感じ、弁理士登録の抹消も視野に入れておりました・・・・・・・・・・
(西日本弁理士クラブ選挙特集より引用)

3小林 保(7595)71歳 同友

私、小林保は、この度の令和2年度日本弁理士会役員定時選挙に当たり、弁理士同友会・弁理士連合クラブの 推薦を頂き監事に立候補いたしました。ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
弁理士の皆様から納入されます会費は、弁理士会の皆さんのために消費されるべきもので、それが適正に運用 されているか見定める必要があります。会務運営と会費の消費これがバランス良く為されているか見極めたいと 考えております。(同友より引用)

4八木秀人(8782)69歳 無名会

5河野 誠 (8167) 74歳 西日本 https://nishiben.net/2018/01/27/平成17年秋の叙勲・褒章受章者/

6岩池 満(12600)49歳 無会派 


監事は高齢化が進んでいる。日本弁理士会によると弁理士の平均年齢は50歳である。グローバル化やIT化による時代の変化に対応できるものなだろうかと、監事出会っても若手人材の登用は必要であろう。

弁理士のあなたさまへ、派閥も複雑化しており、ホームページの情報も古いため、加筆補筆ある場合はダイレクトメッセージください。

新しい弁理士、未来を一緒につくっていきましょう。積極的に発信していきましょう。匿名を希望の弁理士の方は、私宛にダイレクトメッセージください。



参考)

会派ホームページ

PA https://www.pa-kai.net/?p=3418 

春秋会 http://www.shunju.gr.jp

南甲弁理士クラブ http://www.nankoh.gr.jp

無名会 http://www.mumeikai.net

稲門弁理士クラブ https://www.tomon-benrishi.com

西日本弁理士クラブ https://nishiben.net/選挙特集/

弁理士同友会 http://www.douyukai.com

弁理士クラブ https://www.benku.org/R1senkyo/kouhosya.pdf

なお、日本弁理士クラブは、PA会・春秋会・南甲弁理士クラブ・無名会・稲門弁理士クラブの5会派で組織されています。(http://nichiben.gr.jp/wp/2019/01/01/平成31年度%E3%80%80日本弁理士クラブ%E3%80%80人事/



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