気付き

最近ふと、いや、常々思うことがある。
私は傷つきやすい人間なのだ、と。

高校1年の時に学校を楽しいと思えなくなった時から何となく勘づいてはいたが。

他人が自分に対する言動にいちいち傷付いて落ち込んで、相手を苦手になってる気がする。

中学までは優しい友達に囲まれて気付かなかったけれど、高校に入って出来た新しい友達と過ごすうちに気づいた。

みんな、自分のことにしか興味が無いことに。

｢自立｣｢自分の命は自分で守る｣という言葉があるように、人が窮地に立った時、本当に信頼出来るのは自分しかいないのだろうと思う。

私だって、毎日自分のことで精一杯だし知らぬ間に他人を傷付けているかもしれないし、何よりぶっちゃけ自分が1番大切だと思う。

しかし、高校の友達にはそういった｢自立｣と言うよりは｢自己中心｣という言葉の方がしっくりくる。

自己中心、とは、他を顧みず自分の都合や立場のみを考えて行動すること。

例えば、私が友達2人に話をしているとする。
1人の子は真面目に聞いてくれていたけれど、もう1人の子は私の話に飽きたのか、はたまた最初から興味が無いのか(多分両方)、自分の話を途中で持ちかける。

聞いてくれていた子の興味もそっちに引っ張られ、結局私は蚊帳の外に追い出されてしまう。

そういった時私は物凄く暗い部屋に1人取り残されたような、私は必要ないと言われたような気分になる。

もちろん、その子は悪意があってやっている訳では無い。悪意があるないの話ではなく、ただ単純に私の話に興味が無いのだ。

他意がない人に対して注意したり言動を指摘するのは間違っていると私は思う。

だって、その人にいくら言っても結局相手は自分に興味を持ったり反省を抱いたりしないのだから。

勘違いしないで欲しいのは、私は他人に興味を持って貰いたい訳では無い。

ただ、毎日のようにそのような自己中心的な人と接すると物凄く疲れるのだ。

空気を悪くしないように、関係を悪くしないように精一杯の笑顔を作って友達の話を聞いてその場をやり過ごすことがどれだけストレスか。

きっと、私の友達は気付かない。

そして、もうひとつ思うことは、

部活の先輩だ。

私は吹奏楽部のパーカッションという言わば打楽器パートに所属している。

元々家が音楽家族なこともあり、小さな頃から吹奏楽やクラシックに触れてきた私は何の躊躇いもなく中高と吹奏楽をやってきた。

憧れの高校でパーカッションがやりたい一心で受験勉強を頑張り、見事その座を勝ち取れた。

吹奏楽に対する気持ちは同級生に負けないと自負しているし、実際練習が嫌いでコツコツ続けるのが苦手な自分としてはよく頑張っていると、思いたい。

私のパートには3年生の先輩が1人、同級生の2年生が2人(私を含め3人)、そして1年生が1人。
合計5人で練習している。

昨年卒業した大好きな先輩が作ってくださった仲の良い雰囲気は今でも続いていて、私もパーカスの空気感が大好きだった。

でも、最近部活があまり楽しくないと感じてしまう。

それは同じパーカス内の1人の同級生に要因がある。

彼は私と同じく中学校からの経験者で、あまり実績が残せなかった私とは違い割と優秀な成績を残してきた実力者だ。

実際私も彼を打楽器奏者としてとても尊敬しているし良きライバルで乗り越えたい壁でもある。

しかし彼は才能はあるものの吹奏楽に対する熱意はあまりない人だった。

朝練も来ない、自主練も残らない。
いくら才能があってもそれだけ練習しなかったら本番にミスするに決まってる。

案の定彼は1年生向けのコンサートで楽譜が飛び(要するに途中で頭が真っ白になってしまった)ドラムという大事な立ち位置を任されていたにも関わらず途中で止まってしまったのだ。

相手は所詮1年生。それも初心者が多かったのが救いだった。それでも私や先輩には一目瞭然で分かるものだった。

優しい先輩に珍しく注意され酷く落ち込んでいた彼に私も励ましの声をかけた。

｢今日の自主練、俺残る｣と言った彼に失敗したことで成長してるじゃん！と感心していたのに、

彼は結局残らなかった。

放課後部活の挨拶が終わり早々に片付ける準備をし始めた彼に｢残るんじゃなかったの？｣と純粋に投げかけてみたら、

｢やっぱいいや〜、めんどくさいし笑それにあいつら(同じ部活の男子たち)も帰るっぽいから俺も帰る｣

私は酷くガッカリした。
彼の頑張る、はその程度のものだったのだと苛立ちもした。

苛立つ気持ちを抑えられずつい
｢まあいいんじゃない？その間に私は抜かすけど」
少し突っぱねた言い方をしてしまった。

彼は驚いた表情を見せたがすぐに、｢あっそー｣と
落ち込む様子も怒る様子も見せずに帰って行った。

その日から彼は部活に来なくなった。

先輩や私に少し言われただけで部活にも顔を出さないのか、と驚きよりも呆れが勝った。

彼はその次の日もまたその次の日も部活に来なくなっていつしか休むことが当たり前のようになった。

そこからは私が彼に話をしようと持ちかけて、無事彼も了諾してくれて仲も元通りになったのだが。

パートの先輩はそれから彼に1層、優しくなった。

優しい、と言うよりは気を使ってる、という言い方の方がしっくり来るかもしれない。

彼がどんなに先輩を舐めたような言い方をしても決して怒らないし、彼が真面目に練習しなかったせいで合奏中何度も手が止まっても、

先輩は何も言わなくなった。

挙句の果てには先生やほかの先輩の前でだけいい顔をする(少し言い方が悪いかもです、すみません)彼に次のパートリーダーは○○くんね！と勝手に決めてしまっていた。

もう1人の女の子と次のパートリーダーはうちらのどっちかだね、と話していたので先輩に勝手に決められて彼も満更でもない表情で私は一気に気持ちが冷める感覚を味わった。

決して自分がパートリーダーをやりたかった訳では無い、それでも全く吹奏楽に対してやる気を見せない彼を抜擢する先輩に軽く失望もした。

ああ、先輩は私の事見てくれていなかったんだな、と。

朝練も自主練も自分なりに頑張ってきたつもりだ。
マイペースでさぼりがちだけど、部活に対しては割と真面目に取り組んできたつもりだった。

でもそんな私の努力も先輩は見てくれていなかったのだと急にストンと胸に落ちてきた。

そう意識してからは先輩の私に対する言動も全て冷たく感じて期待も信頼も何もされてないかもしれないと不安に押し潰される日が増えた。

ほかの同級生や先輩が信じてくれなくても、見てくれなくても、その先輩には認められたかったし頼って欲しかったし信頼されたかった。

こうやって辛い気持ちに苛まれる度に、私は、
自分は傷つきやすい人間なのだと思い知る。

周りの言動に日々傷ついては隠して、
笑顔で見繕って気持ちを塞いで。

いつしか大事な友達でさえも信頼出来なくなっている自分に気が付いた。

屈強で頑丈で前向きでポジティブで、私が過去思い描いていた自分像は全くもって真逆で毎日色んなことで傷付いてはため息をついている。

友達の一つ一つの言葉を深く考えてしまい勝手に傷付いて勝手に落ち込んでいる。

でも！今やっと自分の気持ちを素直に綴れたと思います！！ちょっとスッキリしてます😤

頭の中がぐちゃぐちゃになってモヤモヤが続く日々ですが、こうやって気持ちに素直になって言葉に表すのもいいストレス発散になるものですね！！

久しぶりに自分の気持ちをぶちまけました笑
読みづらかったら申し訳ないです🙏🏻

明日も明後日もその先も、あなたを照らす太陽が少しでも優しく温かい日差しでありますように。

今よりももっと自分を好きになれますように。