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グラベルを走るフォトポタリング

晴天で風もなかったので急にグラベル(砂利道)を走りたくなった。
ただ走ってもテーマがないのでコーヒーライドにしようと思い立ち、水筒に熱湯を入れ豆とミルとカップと一緒にフロントバッグに入れて出発した。
今回の自転車の相棒はCanondale TopStone Carbon Lefty3でカメラの相棒はSony α7IV + FE 35mm F1.4 GMにした。

向かった先は上高地から流れる梓川の堤防を走る道である。
昔は砂利道がほとんどだったのだが残念ながら多くの道が舗装されてしまった。
国土交通省も余計なことをしてくれる。
こんなにいい砂利道はなかなかないのに。

どストレートな砂利道

いつも兄がキャンプしている河川敷を横目に梓川を上流へ登っていく。
今日も何人かキャンプしていたが私はしたことがない。
私にとってここは自転車で走るところなのだ。

そのまま真っ直ぐ登っていこうと思ったのだが帰りも同じ道になりそうだったので川の反対側へ行くことにし、橋を渡った。
この橋の端にはそれぞれの地域の特産物のオブジェが置かれており、一方はスイカ、もう一方はリンゴである。

美味しそうなりんご
きっと何年かに一度塗装しているに違いない

川の流れの音を聞きながら気持ちよく走っていった。
この辺りは田畑が多いため梓川の水を田畑へ送る灌漑設備が整っている。
この設備のための水門がなかなかカッコイイのだが今回は写真を撮り忘れてしまったのでまた今度。

基本的に梓川を渡るためには橋を使う必要があるが、一箇所だけ川の間を渡れる通路がある。
そこを目指していたのだが、その近くにあった湿地で水芭蕉が綺麗に咲いていた。
期待していなかったので嬉しかった。

数株の水芭蕉が咲いていた
ちょっとひきから

水芭蕉の写真を撮ったのでそろそろ反対側へ渡るかと行ってみると・・・なんと増水のため通行止め。
雪解けの影響だろうか。

え・・・

見た感じ実は行けるでしょ?!と思いいこうとしてみたところ反対側が水没しているし水の流れが激しくて危なさそうだったので迷わず引き返した。
この反対側の岸にあるベンチでコーヒー飲もうと思ったのに。

よく見えないだろうが反対側は水没しています

その他にコーヒーをまったり飲める場所も思いつかなかったので潔く帰ることにした。
人生諦めは肝心だし、また今度やれば良い。

最後に可愛らしい滝の前で一枚

そんなちょっとしたフォトポタリングだった。

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