撮影と現像で2回楽しめる
今回はカメラと写真撮影のお話。
最近写真撮影をしていて思うことがある。
それは「写真撮影は撮影と現像で2度楽しめる」ということだ。
デジタル一眼カメラを初めて手にしたのは確か20年近く前だったと思う。
その頃にもRAW撮影というのはあったので何回かやったことはあったのだが、私には不要かなと思ったのと、撮った後にいちいちPCで処理なんてめんどくさいし時間がかかるのでやっていなかった。
その後、子供が産まれて重い一眼カメラを持ち歩く余裕がなくなり、コンデジとかスマホでいいじゃんとなっていた。
スマホのカメラ性能が格段に進化したというのもある。
そして、子供も手がかからないくらい大きくなり自由な時間が増えてきたので、昨年から本格的にフルサイズのミラーレスデジタル一眼を手にして写真を撮りはじめたのだが、最初は中々思い通りの写真を撮ることができなかった。
しかし、変化点はAdobe Lightroomを導入した時に起きた。
写真が趣味の部下と話をしていたら「LightroomのAIノイズ除去がすごい」と言っていて、それなら試してみるとかと使ってみると「確かにすごい」。
しかも、私の撮った写真でも色々とパラメータを調整すれば劇的に良くなった。
もうそれを知ってからはRAWで撮ってLightroomで現像以外はやらなくなった。
一番良いのは露出補正は現像時に考えればいいので撮影時に考えることが一つ減った。
なんなら構図だってピントと被写界深度を間違わなければ高解像度で撮影して現像時にいい感じにクロップすればいい。
技量がある人ならそんなことないかもしれないが、私にはJPEG撮って出しとかお恥ずかしくてできるレベルではない。
そんなわけで私は写真は撮影時と現像時の2回楽しむことができる。
そして、私にとってはカメラやレンズの性能と同じくらいパソコン(私はMacだが)と現像ソフトの性能が重要なのである。
あくまでも写真撮影の技量が低い私の考えで、知識も技量もないけど機材やソフトが助けてくれるそんな時代だと思う。
例えば、以前のキャンプ記事で掲載したこの写真。
もう一つこっちの方がわかりやすいかも。
空とか景色が入るとさらに色々補正しているが、こんな感じに仕上げている。
ということで何が言いたいかというと、私がnoteに載せている写真はLightroomの力をかなり借りた仕上がりになっているということである。
こんな私が撮った写真を褒めて頂けることがあるが、そんなわけなのである。
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