石川を意地になって楽しんだ出張フォト記
やっと私のところに地方出張の話が舞い降りた。
これはチャンスと飛びついたが場所は石川県の能登方面、月曜日でしかも日帰り・・・正直きつい。
松本から日帰りでなんて行けるのかと調べてみたら余裕で行てしまう。
「泊まりにするー」とゴネようと思っていたのだがそれもできなかった。
それなら行かなければいいじゃんということになるのだが、これを逃すと次の機会がいつになるかわからないので行くことにした。
行くからには意地でも石川を楽しんでやろうと、少ない時間をどのようにやりくりするか念密な計画を立てて。
電車を乗り継いで石川へ
8時に松本を発車する電車に乗れば仕事には間に合ったのだが、それでは楽しめる時間がない。
そこで、一つ前の7時10分に松本を出る特急信州1号で長野へ向かった。
特急信州は初めて聞いたが、ホームに到着した電車は特急あずさの3両編成車だった。
長野までは約1時間であり車内はあずさなのでそれなりに快適だった。
姨捨駅でのスイッチバックを味わえなかったのが少し残念だったが。
長野駅で北陸新幹線へ乗り換る。
長野駅に来たのは何年ぶりだろう。
確か、子供が小さい時に新幹線が見たいと連れてきたのが最後だったかと思う。
金沢でお昼ご飯を
電車に乗っている時間の合計は２時間くらいで金沢まで到着した。
東京へ行くのよりも体が楽で助かる。
新幹線ってやっぱりすごい。
性格が捻くれているので。
駅の前には紫陽花の鉢植えがあり、その紫陽花と金沢駅のシンボルである門がいい風景だなと思い写真撮影した。
しかし、ほとんどの人が門越しの駅を撮るので逆側から撮っている私はとても浮いた存在だった。
金沢駅に到着したのは9時30分ごろ。
せっかく金沢に来たので近江町市場で海鮮を食べたい。
金沢駅から近江町市場までは歩いて15分くらい。
私は近江市場までの一直線を早足で向かった。
まだ午前中も早い時間なのに市場内にはそれなりの数の観光客がいてお店も開いていた。
いくつか海鮮を食べられるお店があったが、あまり迷っている時間はない。
その中から趣のある良さそうなお店を見つけて入った。
私が注文したのは「おまかせ海鮮丼」である。
ボリュームがありそうに見えるが蟹の甲羅とエビの頭はダミーなのでそうでもない。
でも味はとてもおいしかった。
正直お昼ご飯には早すぎるのだがここで食べないとローカル線の電車の中で周りを気にしながらお昼ご飯を食べることになってしまうのだ。
なんて過密スケジュール。
お腹も満たされたら急いで市場から駅に戻ってお土産の選定と帰りの少ない時間で味わうものを決めておく必要がある。
まずは色々あるお土産の中からいくつか目星をつけてから、次に帰りに味わう店を決めた。
色々あってかなり迷ったが。
仕事先へ電車で移動
金沢駅からは七尾線に乗って能登方面へ向かい、誰も降りないような駅で降りた。
本当にここで合っているのか？と不安になったが、ちゃんと迎えに来てくれて安心した。
電車の窓からはたまにブルーシートを被った屋根も見えて震災の影響がまだ残っていることがわかった。
早く完全復興して欲しい。
帰りも楽しむ
もちろんしっかりと仕事し、帰りは金沢駅まで車で送ってもらった。
帰りの新幹線は18時発で発車まで少しだけ時間があった。
急いで家族と会社へのお土産を購入した後に金沢のクラフトビールが飲めるOriental Brewingへ向かった。
金沢カレーとどちらにしようか迷ったのがどっちが好きか自分に聞いてみたら圧倒的にビールだったのでこちらにした。
あまり時間はないので、そのお店で一杯だけオススメの「シトラス」をPintで頂いた。
すっきりした味わいで美味しかった。
新幹線の時間が迫っていたので、おにぎり屋さんで金沢カレーむすびと白えびかき揚げむすびを買った。
今はおにぎりブームだと聞くが金沢でも同じらしい。
そして駅の売店で地酒のカップ酒も購入し、新幹線の中で晩御飯とした。
慌ただしかったが、おにぎりでもご当地物が味わえたし新幹線の中でゆっくりとカップ酒を飲みながら車窓を眺めるのもいいものだなと思った。
ビールと迷ったがカップ酒にしてよかった。
すでに空きっ腹にビールで酔っています
長野駅からは特急しなのに乗って松本まで帰った。
乗り換えに時間があったので久しぶりに長野駅構内のお店を覗いてみたが、地酒の立ち飲みができるところがあったり、長野県全域の地酒を揃えたお店があったりでウキウキしてしまった。
あまり時間がなく飲めなかったのが残念。
今度行ってみたい。
そして、駅のコンビニでハイボールとサラダチキンを買って特急しなのに乗り込んだ。
月曜日から忙しかったが中々楽しい出張になった。
出張は東京よりも地方の方が断然楽しい。
次も地方出張があれば率先して行きたいところである。
今回のお供
今回はお供のカメラとしてCanon EOS M6 MarkIIに22mmのレンズを取り付けて持っていった。
かさばらないようにするのと画角を考えてこのレンズにしたのだが撮影した写真を見ると32mmのレンズにすればよかったなと後悔した。
やはりカメラはレンズが重要だと再認識した。
そう考えるとコンパクトなのに画質の良いCanon EF-Mの32mmレンズは優秀だと思い、Sony用にもコンパクトな画質良いレンズないかなと欲しくなってしまった。
おしまい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？