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やっとチューブレス化のコツをつかんだ

私の年末年始休みの一つの課題はグラベルバイクのタイヤを交換です。課題なんてたいそうなと思われるかもしれませんが結構大変なのです。初めてチューブレス化にチャレンジしたのは3年ほど前だったと思いますが、タイヤのビード上げが全くできずに泣きそうになり、何度も諦めかけて試行錯誤の末にやっとできました。

その後もタイヤの中に入れるパンク補修剤であるシーラントを交換するために一回だけタイヤを外したのですが、その時も苦労したため、その後は面倒になって長らくやってしませんでした。しかし、今年の夏頃から空気の漏れが酷くなったのでそろそろタイヤも交換しなければならない時期かなと思い、意を決してお世話になっているショップに注文しておきました。

そしてお休みの初日からタイヤの交換作業に取り掛かったのですが、やはり全然ビードが上がらない・・・。ビードとはタイヤとホイールを噛ませる部分なのですご、このビードを上げるためには普通のフロアポンプでは全然歯が立たないのでエアコンプレッサーという空気を貯めておけるタンクに空気を入れて高圧にしてから一気に空気を送り込みます。でも、これをやっても全然ダメでよく効果があると言われている石鹸水を塗りたくってもダメで挙げ句の果てにはハンドポンプが壊れてしまいました。私はこのフロアポンプの破損で心が折れてしまい、一時はショップに持ち込んでやってもらおうかとも思ったのですが、まだまだ休みは長いのでここで諦めてはならないと思いなおし、Amazonで新しいフロアポンプを注文して再チャレンジすることにしました。

注文したフロアポンプが到着するまでにネットで成功例を調べたり、私が過去に成功した事例からどのようにすれば成功するのかを考えて整理したところ、再チャレンジでは一発で成功することができました。

今回のタイヤはパナレーサーのグラベルキングで、このタイヤはビード上げが難しいらしいです。そもそもグラベルバイク用のタイヤはロードバイクと違ってタイヤ幅も広いのでビード上げは難しいと思いますが、さらに難易度が高めかと思います。

そんな難易度高めでもあっさりとビードあげできた方法はこちら。

  1. タイヤをはめてチューブを入れて空気を送り込みビードを上げる

  2. チューブの空気を抜き、タイヤの片方のビードだけ落としてチューブを慎重に抜く

  3. チューブレス用のバルブを入れ、上がっている方のビードを落とさないようにタイヤをはめる

  4. 頑張ってエアコンプレッサーの最大圧まで空気を入れる

  5. エアコンプレッサーでタイヤへ一気に空気注入

これでパチパチと気持ちよい音がしてビードが上がります。感覚的にはよほどホイールとタイヤの相性が悪くなければこれでビードを上げることができると思います。難しいのはビードを落とさないようにチューブを抜いてからタイヤをはめるところで、ここを間違うとせっかくの苦労が水の泡になるので注意です。

私はPROのエアコンプレッサー使っています
今回のタイヤはグラベルキングです
うまくいくと一発でパチパチという音がしてビードが上がります
シーラントはショップで勧められたMuc-Offにしました


最初は結構シーランとが漏れますがすぐに固まって漏れは塞がります

今回の方法であっさりとタイヤをはめることができたので、次にタイヤを変えるまでは片方のビードを落としてシーラントを交換すれば問題なさそうです。もし全体をクリーニングしたい場合にもチューブを使った方法でいけるので少しだけ交換のハードルが下がりました。

2023年は自転車に乗った距離が前年までよりも大きく少なくなったので2024年は回復したいと思っています。そのためにもロードバイクもチューブレス化しようかなと考えているお正月です。

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