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戦術じゃなくて技術的なことを書く。陸目線のものを供給できたらなと COYS

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最近の記事

噂出てるCBたち見た感想

フルタイムの感想、プレイ集、記事からの情報、それらの寄せ集め。 シュクリニアル【28節:インテル×カリアリ】 ・3の右、試合内容はインテルが圧倒。 ・ショートパスを多用。長いのぜんぜん蹴らない ・前に出ていくが自分で運ぶというよりは、パス&ゴーでどんどんギャップに入っていく。出すだけじゃなくて、受けなおす動きが目立った。引いた相手には出来ること多そう ↑この際、アンカーのブロゾビッチと場所の受け渡しのコミュニケーションがよくできていた ・守備での見せ場は少なかった

    • 右サイドについて

      ドハティ―についてと言いたかったのですが、今回はとりあえず右サイドという切り口で書きます。そのほうが話に入りやすいので 先日のNLDからいくつか切り抜いていきます。まずは23:36あたりから、ドハティ―が裏を取られる直前のシーン。 ・大外で受けるティアニー。HSには裏を狙うスミスロウ ・ドハティーはスミスロウを指さして、タンギにマークするように2度にわたって指示、意識して受け渡します。しかしティアニーに対しても詰めずに正対。こうやって何度もSB-WGの中間に立って裏をと

      • DMとしてのフォイス

        リーガ14節・オサスナ×ビジャレアル。フォイスが前半45分だけ出場しました。ちなみに、ローンアウトが決まったときに片道であることを暗示するニュアンスの声明が発表されています(断定ではありません)。 この日のフォイスはDM起用ということで、関心はここなのではないでしょうか。怪我人が多いなかの苦肉の策であって、とりわけエメリがフォイスにDMとしての適正を見出したとかではないと思われます。 433のアンカー起用 非保持リトリート442の中央右 非保持 ・セカンド回収や、

        • U23を見た感想

          U23の試合を見たので、備忘録として。夏には初見だった選手とかをもう1度見れたし、ベンチからの指示がよく聞こえたのも面白かった。 全体的に球際が激しい。そこそこプレスにも行っていた。まずは個々に触れていく オースティン(GK) 失点の直後に集中を欠いて致命的なパスミスをしたので、そこは切り替えれるようになってほしい。後半ATにハーフウェイライン近くまで出てきてスイープ処理したのは良かった。 ラヴィニエ(LSB) 右利きだがLBで起用された。不慣れの(筈の)左でプ

        噂出てるCBたち見た感想

          ヴィニシウスの工夫

          グループを首位で通過。ここまでのELでは控えに回っている選手たちも機会を得ましたが、ヴィニシウスのポストプレイが目を引いたので簡潔に書いていきます。 この日は3バックの前にロチェルソ&ウィンクスの2センター。ロングボールやクリアボールが前線に蹴られたときに、この2人がレイオフを拾いに行かない=(ポストプレイで後ろ向きにトラップしにくい)状況が続きました。 そんななかでヴィニシウスが選んだファーストタッチを紹介 ハートからのロングボールを競うシーン ここで注意したいのが

          ヴィニシウスの工夫

          (実質)ロドン初見の備忘録

          ロドン評 ・及第点。デビューというのを考えると上出来 ・守備範囲がなかなか広い、前に出て潰せる ・チャレンジタイプのCBだけど、人を捕まえにいくのはまだダビンソンやタンガンガのほうが僅差で上手いかもしれない ・ドライブができるが、小回りが利くわけじゃないのでここでも気を付けてほしい ・2回パスを引っ掛けて以降、縦のコースに消極的になった。彼のなかで折り合いをつけて割り切ったのなら、むしろプロフェッショナル ・空中戦が強く、あとワイドを伺いつつもマークを外さないのは

          (実質)ロドン初見の備忘録

          WBA戦あれこれ

          ・ベイルが守備できるのは嬉しい誤算。リトリートも早いし、前から行ってもコースを無難に切れている。 ・前半、2人背負うケインやベイルへと、ホイビュアが強引に縦に入れるシーンが何回かあった。定石通りこれはワンタッチで叩く。つまりエンドンベレが前を向いて受けるデザイン。1人で前を向けてしまうのがエンドンベレなので、機能しないわけではないが”もったいない”。トップ下の選手ではない。 ・ソンフンミン不調。フィニッシュの精度を欠いたのもあるが、この日はギャップで受けてから出し手になる

          WBA戦あれこれ

          ルドゴレツ戦メモ

          実力差のある相手でした。前半のホイビュア不在がまったく気にならなかったほどなので、まぁ妥当な勝ちかと ということで久しぶりのメモ。なんか、書いてたらルーカスのことが大半になった ルーカス&ドハティー 現時点での2人の相性は悪いとも言えるが、しっかり対話して煮詰めればカタチになるかもしれない。 前半終了間際、ドハティーがワンツーを意識した流れから内側に走りこんだシーン。ここでルーカスはリターンを出さずに自分で持ってカットイン。このときインナーラップによって、ハーフスペー

          ルドゴレツ戦メモ

          セインツ戦メモ

          セインツ戦のメモ。できるだけTLに溢れてるものと被らないようにしたつもりではある。あと技術を書くと謳っているので、それ寄りで ・ドハーティ、やはり高さが武器になる。精度の粗いダイアゴナルを強引に収めてくれるので、オーバーロードから楽にボールを逃がせる。カウンターでもファーからの展開を折り返してくれるので、左でソニーなどがクロス完結を強いられたときにボックス内がムリな感じでも攻撃を継続できる。 むやみに触ろうとせずに落下地点に入ってバウンドを体に当てて収めたりと細かいプレイ

          セインツ戦メモ

          ポジション適正について

          PSMで見られたユースの顔ぶれ。正直どんな選手か知らないという人が多かったのではないのでしょうか。いろいろと試されながら起用方法が悩ましいジェドソン🍊も、また関心の渦中かと。 ということで、「適正」について書きます。このnoteを読んだあとにユースの進化先、コンバートのアイデアなどに話がつながれば幸いです。 今回もまた技術面から触れるので、かなり基礎から説明。その流れからジェドソンについて取り上げます。スキルは無限にあるので保持時に話を絞って、ボールと体をどう扱うかを中心

          ポジション適正について

          曲線的プレスについて(Ipswich戦)

          Ipswich戦での気づき どうも~(*´з`)/ 先日のIpswich戦で、デレアリ、ソン、セセニョン、+ホイビュアの4人のユニットプレスが素晴らしかったので今回はこれを取り上げます。 かなり「1」から技術を説明するし、超ミクロともニッチとも言える内容ですが、話をもっと大きいことに繋げていくのでお付き合いください。 前方プレスの技術 プレスにもいろいろありますが、このnoteでは相手バックラインがボールを持った比較的ゆったりした局面で前線の選手たちが掛けるもの、組織

          曲線的プレスについて(Ipswich戦)

          スキップのノリッジ・選手形成とは

          どうも、輪廻ひめなさんです。初noteです。 はじめてなのでお手柔らかに。ひぷほぷ~(*´з`) スキップのノリッジへの移籍が決まりましたが、この話を聞いたときに彼にとって適切なローン先なのか懐疑的でした。 今回はこれについて取り上げようと思います。 まず第一に、チャンピオンシップのクラブに行くこと。もう1つは、ノリッジのようなスタイルの元でプレイして技術的に得られるものの価値はどれほどなのかという、拗らせて踏み込んだことも考えました。 ・移籍に至るまで、Dan K

          スキップのノリッジ・選手形成とは