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中国語の「的」と「是~的」

大家好。
中国語が大好きな日本人の小兔子です。

今回取り上げたい中国語の文法がタイトルにもあります。「的」と「是~的」です。個人的に学習者として私が紛らわしいと感じた中国語文法なので
今後、★の数で度数を表していきたいなと思います。

中国語を勉強したことがある人は、なんとなく日本語の「〜の」に当たるものなのかなと思ったかと思います。
もちろんその使い方もあるのですが、今日はもう一度この基礎的な文法についてまとめてみようと思いました。

4種類の「的」

まず、「的」についてもっともよく見る例を4つ紹介します。

我的手机。(私の携帯)
他的书。(彼の本)

これらの例文は「的」が日本語の「〜の」と全く同じ働きをしています。

続いて

我买的手机。(私が買った携帯)
他写的书。(彼が書いた本)

これは動詞の买や写に名詞をくっつけたいときに使う「的」の用法です。

続いて

可爱的孩子。(可愛い子供)
便宜的手机。(安い携帯)

これは形容詞が名詞を修飾したい時に使う「的」の用法です。

最後に

这是谁的?(これ誰のものですか?)
是我的。(私のものです。)

この例文から「的」を取ってしまうと
这是谁?(こちらはどなたですか?)

となってしまうので、的がある時とない時では意味が変わってしまいます。
この「的」は「〜のもの」と名詞化するときに使います。

【是〜的】が紛らわしく感じる時

【是~的】の間に入ったものを注目させたり、強調させたいときに使う構文です。
例文からいきましょう。

我是95年大学毕业的。(私は1995年に大学を卒業したんです。)
我是在日本出生的。(私は日本で生まれたんです。)

これらの例文は、前の「是」が省略可能です。
我95年大学毕业的。
我在日本出生的。

そうなると一見「的」の4つ目の用法と間違って解釈してしまいそうになります。
しかし、【是~的】構文はあくまで間にはさんだ内容を強調させるためのものなので、【是~的】を全部取っても意味が通じるセンテンスが後に残ります。

我95年大学毕业。(私は1995年に大学を卒業した。)
我在日本出生。(私は日本で生まれた。)

わかってしまえば、当たり前のことを述べているに過ぎませんが、最近私が曖昧になっていたことだったので、ここで記しておこうと思いました。

今後、私自身が中国語学習者として悩んだこと、間違ったこと、それによって見えてきた発見をnoteに書き記しておきたいなと思います。

次回は「量詞」がどんな時に使われているのかを書きたいと思います。
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