見出し画像

2023 秋 スラバヤ・メデウィ・サヌール

旅が始まるまで


バリ・メデウィの子どもたち

前回のマレーシア旅、最後まで書き終わらぬうちに、バタバタと日本の日常に入ってしまい、仕事と親の介護で慌ただしく時間が過ぎてしまった。
仕事の夏季休暇の時にイベントが重なったので、10月の連休と合わせて10日間、さて、旅に出ましょう!

どこに行こうか。
円安と燃油の高騰でアジアしか行けないけれど・・・

久々にバリもいいな。
バリはコロナ前にギリアイルに行くためにパダンバイに宿泊したのが最後だった。もう5年前の話。

インドネシアに行くなら、スラバヤに赴任している友達Aに会いに行こうかな。
スラバヤからバリに飛行機で飛べるけど、ウブドでもサヌールでもなく、全然違うところに行ってみたいな・・・

などと考えているうちに、スラバヤから列車でジャワ島の最西端まで行って、フェリーでバリに渡り、ヌガラというところに泊まるというプランを思いつく。

インドネシア鉄道切符を買うには・・・

スラバヤからの列車旅をAに相談すると、Aはインドネシア人の友達に聞いてくれて、いろいろアドバイスをくれた。
私は列車旅なら車窓を見たいから昼間の列車がよかった。
一人旅の安全も考えて基本的に夜は出歩かないことにしているから。

しかし昼の列車はエコノミークラスしかない。
エコノミークラスの治安はおすすめできないとAは強く言う。
夜行にはエグゼクティブクラスがあった。

いろいろ逡巡もしたが、結局はAの勧めに従って夜行のエグゼクティブクラスで行くことにする。

いざ、日本からオンラインでチケットを取ろうとすると、カード決済が弾かれる。
前回のマレーシア旅では日本側のカード会社が、不正使用と判断して私のカードを何回か止めた。
無理もない。コロナ禍で最近海外エージェントでの決済なんてしていなかったから。
しかし、今回はインドネシア側の販売会社が私のカードを不正利用として弾いたらしい。販売会社にメールして問い合わせてわかったけど、つまり疑われたわけだ。
私のカードを使えるようにするには、カードの下4桁とパスポートの写真のページをスクショで送れと言う。

めんどくさっ!

結局現地にいるAに買ってもらってQRコードを送ってもらった。
Aがいなければ列車のチケットすら買えないのである。
こんなことでいいのか?元旅行業者・・・

バリのフェリーは何十分かおきにちょくちょく出てるようなので、夜行列車下車後に現地購入することにする。

東京ースラバヤーデンパサールー東京の航空券

スラバヤに行く航空券は、Aに頼まれた液体やら和装の道具を持参しないといけないので、LCCはやめてマレーシア航空に。
LCCだと最低乗り継ぎ時間を満たしていたとしても保証はないし、途中で1泊したりすると更にお金がかかる。
今回はマレーシア航空のオープンジョーが自分に適していると判断。
無料のままだと座席指定はできないので、オプションで全席前方指定。
マレーシア航空から出発の数日前に英語のメールが来て、ケータリング業者変更に伴い、一時的に機内食を簡素化するとのこと。

えー!LCC以外久しぶりだから楽しみにしてたのにー!
アルコールなかったらどうしようよ??

その他もろもろ、準備を整える

スラバヤはAの家にお世話になるので、ヌガラの宿を予約し、サヌールでのダイビングも予約する。
10回以上はお世話になっていたダイビングショップはコロナ禍で閉店してしまっていたので、これもAと共通の友達のBちゃんに紹介してもらったショップに予約した。

Bちゃんもインドネシアマスターで、以前、Bちゃんがスラウェシ島のタカラールに赴任しているときに、彼女がホームステイしていたおうちに私も数泊お世話になったことがある。

持つべきものは友。
友のおかげでこんなに素敵な体験ができるのだ。
Aは「スラバヤで行きたいところ、ある?」と聞いてくれたり、食事するレストランを選んでくれている。
せっかく聞いてくれても、私は仕事と親の介護でバタバタしていて、自分に最低限必要な移動や宿泊の下調べしかできていなくて、観光や食事にまで頭が回らなかったので、ノープランで返答するしかなかった。

あとは自分の荷物とAの液体をバックパックに詰めるだけ。
Aのお母さんから荷物が自宅に送られてきた。

「うわ!結構あるな・・・」

結局バックパックの半分はAの荷物。
それを背負って出発日、会社に出勤。
慌ただしくいろいろ終わらせ、1時間早退して、いざ、成田空港へ。

さあ、旅が始まる!

この記事が参加している募集

旅の準備