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今更ながら花組 二人だけの戦場 配信観劇

こういうのは、間髪入れず、サクッと公開すべしなんだろうけど、私は暫く寝かせてしまう。
理由は、誤字脱字がないか、独りよがりの文章になっていないか、気になるから。
正塚晴彦先生の作品は、夢とロマン溢れるキラキラの世界からは距離を置いた感がある。どちらかというと、骨太の社会派というのだろうか。
何というのだろう。
たとえば星風まどかちゃんの「うん」という台詞一つにしてもいろんな「うん」があり、小説の行間を読んでいるような気がする。
硬派のストレートプレイを観ている感覚。

印象に残った配役
主役の二人が素敵なのは当たり前。
なんといってもりんきらさん(凛城きら)とさおたさん(高翔みず希)のガチンコ芝居。この二人なくしてこの作品は成り立たない。
それから今までノーマークだった希波らいとくん。遅ればせながら要チェックだわ。
花組復帰したあかりちゃん(綺城ひか理)。出番は少なくても存在感あり。
そしてひとこくん(永久輝せあ)歌がうまくなっただけではない。オーラ増してきている。

ストーリーがいいなあ。ちゃんと筋が通っている。脇の人がいい芝居をすると、作品が引き締まる。
主役はもちろんのこと、脇の人、若手。この作品は見どころがたくさんあるし、心に沁みる作品だ。

コロナが5類扱いとなり、いろんな生活の規制が個人の判断に委ねられるようになった。でも油断大敵。もう公演中止のお知らせは聞きたくない。

書いているうちに5月10日は、こっちゃんファンにとっては「ことの日」。なるほどね。そう思えば、生活の糧にすぎない仕事も頑張れるかも?

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