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非洲で出国後100日目を迎えそうなので

契約書には、6週間勤務、6週間オフと書いてあったし、今手元にある契約書にもそう書いてあります。

「次に来る日本人看護師が3月1日からしか勤務出来ないそうなの。それまで働ける?」
1月下旬にオペレーションマネージャーから言われました。こんな状況だし、そこは許容範囲。二つ返事で「大丈夫」と返答しました。

そして2月下旬。またもやオペレーションマネージャーから電話。
「再度提出になった書類があり、多分赴任は2週間後になりそう。それまで待てる?」
2週間後か、15日くらいかな?と思いつつここまで来たのだから待とうと決めました。

結果、何の進展もなく3月が終わろうとしています。

なんでや。

そんな私は、結構やつれてきています。
今日は観たいアニメを見終わった後に幾何学模様をひたすら描きながら「写経ってこんな感じかしら...?」と、写経への開路を見出しそうになりました。

早く日本で風呂に入りたい。

※シャワーはある

記念すべき100日を迎えるにあたり、もうそろそろ色々限界な私がここで経験したことをつらつらと書きたいと思います。

※アフリカと言えども、安全度合いも発展度合いも千差万別。日系企業がこのパンデミックでも職員を再派遣出来るくらいには安全性が確保されていると言われている国での経験です。

1とりあえず停電します

こんなのをTwitterにあげたんですが、いきなり停電します。本当にいきなり。で、いつ復旧するか分からない。そしてそれが普通なのです。

最近は日中全く復旧しないとかありました。
自家発電機があれば別なのですが、聞いたところによると自家発電機からボヤが出る騒ぎなどもあったらしく(私が滞在しているところとは別のところで)

なんでも起こるんだなここは...!

とアフリカの神秘を感じました。

2荷物がちゃんと届くかは運次第です

○○には首都着くで!→貨物便欠航!荷物行方不明!→先に出した荷物が届く!

などもあり(コロナの影響もありますが)

品物はちゃんと届かない

と思いながら生活しています。注文したのに違うものが届くこともザラです。(←故にもういいやエーイ!とブーメラン投げたら速攻自分に戻ってきてHP-100って感じです)

それ故に「大事なものは手持ちで持っていく」が一番だそうです。日本スゴイ。中国もスゴイ。クロネコヤマトバンザイ。

3賄賂も要求されるよ

私は最初1ヶ月の商業ビザ→50日の延長商業ビザという切り替えをしました。
そのため首都に上がり手続きをして、任地に戻るために赴任国第三の都市の空港に降り立ったのですが、

移民局の職員に書類を没収される。

移民局の事務所前に連れて行かれる

返して欲しければ金を払えと言われる

何たる不条理...!
いや、お前国家公務員やろーーー!
因みに一緒にいた中国のオッチャンも一緒に連行されてました。因みに大体米ドルで20ドルくらいでした。面倒くさいので払いました。

因みにその第三の都市と任地は一本道なのですが、

そこでも職質→ぼったくられそうになる。

因みに現地のドライバーさんは「政府は全く...(ため息)」という感じでした。ホントヨネ。


何だか悪そうな印象を受けるかと思います。しかし私の赴任国はアフリカでも比較的平和な国と言われています。最貧国に部類されますが、アジア人だからといって今のところの大きな差別を受けてはいません。(日系企業がクライアントということもありますが)人も良くも悪くもおおらかで、現地のワーカーさんに沢山助けられています。

因みにお気づきの方がいるかと思いますが、私のビザは期限が切れています。ですが人事部曰く、赴任国の大統領令でビザは5月31日まで延長されるとのこと。

なんでやチクショウ。早く帰りたいんだよこっちは。大統領令のスカポンタン!

現場からは以上です。


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