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1月によんだ本や漫画

ひとみです。

1月に読んだ本や漫画を紹介しようと思います!
面白かったものを中心に紹介します。

1.悪友
2.誰になんと言われようと、これが私の恋愛です。


オタク女子に密着した本。「悪友」は同人誌、「誰になんと~」は商業誌です。
違うジャンルのオタクの話を聴くのが面白いのと、オタクは良質なコンテンツに触れているせいか、文章力が高い。
これ本当に素人さんが書いているのか?と思うくらい、なぜ好きか、どこが魅力的かがグングン伝わってくる。

オタク経験のある方は共感しかないと思うので、ぜひ読んでみてください。

同人誌は普通の本屋さんには流通がありません。
日比谷コテージのHMVブックスさんには年末は売っていましたが、基本的にネットになると思います。

3.がんばらない練習

phaさんの本を毎回手に取ってしまう。
総じて優しい本。頑張らなくていい、というかそんなに頑張れないよねというのが書いてある。
何でも頑張ろう系の本は疲れてしまうのと、他の人の、言い方悪いが「ダメな部分」を見ると、自分もダメなまままでいいんだと思ってしまう。

ちなみに私は「荷物を減らせない」。
ミニバッグが流行っているが、絶対ペットボトルが入るバックじゃないと嫌なので、自然と大きいバッグになります。

4.「アタマのやわらかさ」の原理。


これまたいい本。

アイデアは既存のものの掛け合わせから生まれるって話はよくあるが、そのために資料集めや知識、反応し続ける大切さにも言及してある。

5.ずるい考え方


ラテラルシンキングの本。
ロジカルではなく、ラテラル。
私もこの本でラテラルシンキングという言葉を知ったのですが、可能不可能にかかわらず、とにかくアイデアを出そうという考え方。

ロジカルシンキングだと論理的に不可能な話は出来ないが、ラテラルは柔軟に考えることが出来る。
最近流行のデザイン思考っぽいなあと思った。

6.時間がない人が学び続けるための知的インプット術


時間の使い方、選書の仕方、新聞と雑誌の読み方の3本立て。
著者がビジネスマンだからこそ実践的な方法が多かった。

ここからはマンガ編になります。

1.愛と呪い


今月ナンバーワン漫画。
読んだときに震えた。
新興宗教を信じる家族の元に生まれ、父に性的虐待をされる主人公の話。
とにかく重たいです。

けどこの話の救いは主人公が自殺も他殺もせずに生きてくれたこと。
社会のレールから何度も踏み外れてしまっても、誰か1人でも愛してくれる人がいれば、人は社会に反する行為をしないで済むと思わせてくれた作品です。

2.プリンセスメゾン


私の好きな人がみんな好きというから読んでみた。
マンションを買うのを目標にする女の子が主人公。

人のためでも、見栄でもなく、自分のためにマンションを買うのを目標にし、邁進する主人公の懸命さが魅力的な漫画。
他人の目なんて気にせず、自分の機嫌をとる、自分の周りを大切するって大事。

3.ふらいんぐうぃっち


魔女の女の子が東北の親戚の家に泊まり込みしながら、修行をする話。
元々アニメが好きで、漫画をまとめ買い。

優しい物語とゆるやかなギャグ要素が好き。

普通に魔女と人間が共存してて、お互い認め合い、尊敬しながら生活をしていく。

4.の、ような


両親を亡くした高校生と幼稚園の男の子を引き取る、アラサー小説家の話。

この主人公のキレのあるセリフと、血が繋がっていない子供たちへのクールながらも愛情を持っているところが魅力。

お母さん同士のヒエラルキーにも屈しない物言いは見ていて気持ちがいい。
身元がない子供たちに「贅沢はさせてあげられないけど、住んでいい。ここは貴方の家だ」と言うが、自分も同じことが出来るかと聞かれると尻込みしてしまう。
主人公の強さがかっこいい漫画。

あと幼稚園の男の子が可愛い。
最初は人見知りを発揮していたのに、段々と主人公に懐いていく。

子供って大人以上に色んなことを感じ取っているというのも、この漫画は丁寧に描いていて、好感が持てます。

5.ふしぎの国の有栖川さん


箱入り娘の主人公とイケメンが付き合う話。
優しい。とにかく優しい物語。

主人公は箱入りすぎて、落語が趣味だったり門限も厳しかったりするが、誰もそれを笑わない。それが魅力の一つと思って接している。

ウブな女の子なので、相手のペースに合わせて距離を進めていくイケメンも含めて、優しい世界。

6.お嬢と番犬くん


今流行りの極道もの。組長の孫と若頭の恋愛。

お互い好きなのにちょっとずつしか距離を縮められないところ、絵が綺麗なのでヤクザだけど爽やかな感じがする。
不意打ちの行動にドキドキする。

主人公が一話目から恋愛を意識しているのも今っぽい漫画だなあと思う。
昔の漫画は徐々に好きになっていくが、最近のは一話目で付き合っちゃったり、好きになったりしてる気がする。

7.テセウスの船


映像化作品。殺人犯の父を持つ主人公が父の冤罪を解明するため、過去と現在を行ったり来たりするお話。

映像化決まった時に3巻お買い得パックを購入。これはくるなと思い、ドラマも見て、続きを一気読みした。

誰が犯人かわからないドキドキ感とパラレルワールド的な世界観が好きでした。
が、辛口コメントを言うと最後が微妙だったかなー。
犯行理由も「それ!?」って感じだった。
勝手に期待しすぎただけなので、これは個人の感想ですが。

8.私の町の千葉くんは。


青春ものと大人の恋愛の良いとこ取り!

高校教師をする主人公の元に、高校時代好きだった人の弟が転校してくる話。
なんやかんやあって当時好きだった人、本人にも出会います。

学園がベースになっているので青春高校生恋愛ものも楽しめるが、主人公が先生なので大人の恋愛も見れる。両方美味しい漫画。

時折挟まれるギャグ要素も好きでした。

9.血の轍


最新刊!毒親の話。
怖すぎる…怖すぎる…

この漫画がなぜ怖いって、毒親を持つ主人公が親の怖さにイマイチ気づかず、ほぼほぼマインドコントロールされていること。
「お母さんの言うことなんて聞かない!」と反抗期を発することは大事なんだなあと思った。

とにかく友達より好きな子より「ママが一番」。
ママが嫌がることはしないので、自然と交友関係も狭まるし、ママの異常な行動にも味方してしまう。

セリフが少ない漫画なので、登場人物の「表情で語る」シーンが多く、表情の変化が色んな含みを持たせている。

10.マイホームヒーロー


中年男性が娘のヤンキー彼氏を殺し、その罪をミステリー小説的発想で隠蔽していく話。(ほぼネタバレかな?笑 1話目がこんな感じ。)

ヤンキー彼氏が娘を殺そうとしているので先に殺しちゃったというワケ。

隠蔽の仕方に工夫があり、土壇場での力の発揮具合にハラハラする。
デスノート見ている感覚に近いかも。
そんな方法あったのか!と思わず唸る。

11.カイジ


大好き、カイジ。映画化するのに合わせて読み返した。
ギャンブル漫画です。

人の弱さと悪に屈する姿が見ていてスカッとする。

私はギャンブルはしないけど、宿題を先延ばしにしちゃうとか、言われるまでやらないとか、そういう人間の弱さって誰にでもあると思います。
カイジはそれが顕著で自堕落に暮らしてしまう。何度改心しても結局甘えてしまう。
もう辞めろよ!と言いたい気持ちもあるが、違うベクトルで自分も甘い人間だから何にも言えない…。

そういうところと、ギャンブル軍団のイカサマを暴いていくところや、土壇場で見せる勝負強さ・精神的な強さのギャップが見ていて気持ちが良い。

あと普通にゲームを見ていて謎解きしているみたいに頭を使うのが面白いです。

続編がたくさん出ていて、最初は100万円くらいの規模だったに、今や24億円を追っている不思議…笑


そんな感じで今月読んだオススメの本と漫画でした。
ほとんど漫画だったなあ。まあこういう時もあるか。

興味が偏りがちで、小説読む月、ビジネス書読む月、YouTube見る月など月によって様々。
全く本が読めなくなる時もあります。

誰かにとって面白そうと思える作品が見つかれば嬉しいです〜。

ではでは。


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