正直な正月

今日は短め。

正月な~んにもやっていない。
いやそもそも特に何かをやらなきゃいけないイベントではないが。
それこそ僕の生まれた時代くらいからは色んなところが正月イベントを催していて年始は色んなところをいったり来たりしていたが、むしろ本来のお正月の姿としては家でゆっくり休んでいいイベントだったはずだ。
おせち料理だって鏡餅だって基本的には保存食としての役割がある訳で。
お正月に限ってはこのご時世で元に戻った希有な一例かもしれない。

まあしかしここ数年を思い出すとあまり年始は忙しくしていなかった気もする。
むしろ正月だらける言い訳として年末に滅茶苦茶予定を入れてバランスをとっていたくらいだ。

年始は専ら駅伝を観て、昼寝して、お正月特番を観て、黒豆食べて、あっつ~いお茶飲んでおけばそれが一番。それ以外何もいらないのだ。


この時期はチェーン店以外は大抵空いていないので、お腹が空いたら自然と松屋に足が向かう。
普段ご飯作る気も起きない時に妥協で入る怠惰の結果みたいに思ってしまうところがあるけど、こういう時は変わることなく働いてくれる松屋には感謝しかない。乾いたサラダも具のない味噌汁も今日だけは輝いて見えた。


昼寝をしまくるととにかく変な夢を沢山見る。
今日見た夢は「何の言い訳も出来ないくらい完璧な幽霊を見た」っていう夢だった。
怖い夢とかじゃなくて「うわー、幽霊見ちゃったよ!え、これどうやって話したら信じてもらえるだろう?」って思った夢だった。

夢の中でも夢がない。夢を見た時、大抵は夢の内容よりもそれを見た時の感情とか感想の方が自分の中ので優先されている。アニメとか映画を見た時と全く同じだ。
内容よりも自分がこれについてどう考えたかの方に興味がいって、自分の夢にすら当事者意識がなくて他人事で他人行儀だ。



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