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【開発塾始動!】ウェブサービスの企画から開発〜リリースまでの全ての過程を3ヶ月で体験してもらう開発塾をスタートさせました

ウェブサービスの開発塾を発足

2019年の年末、ウェブサービスの開発塾を発足しました。

この開発塾のコンセプトは「株式会社X-HACKが、サービスのリリースまで責任を持って導く」こと。ツイッターで有志のエンジニアを募り、自分たちの手でゼロからサービスを企画・設計・開発し、リリースするまでを全力でやりきるという取り組みです。

活動の日時と場所

毎週日曜日に目黒のコワーキングスペース(Impact HUB Tokyo)に集結し、みっちりワークショップを実施しています。チーム一丸となって一つのサービス開発に取り組みます。

Impact HUB Tokyoとは?
Impact HUB Tokyoは、社会にインパクトを生み出そうとする人達のコミュニティで、Impact HUB グローバルネットワークの一員。2013年2月の開設以降、起業家、フリーランサー、アーティスト、エンジニア、会社員、NPOなど350人を超える人たちが集結。信頼し合えるコミュニティ、多様なプログラム、素晴らしいコーヒーと食事、居心地よくカオスを生む空間が、私たちの創造力を刺激するよう運営しています

開発塾の発足に至った経緯

「プログラミングを学ぶ最善の方法は、実際に何かを作ってみること」
私はこれが一番効果的な学習だと信じています。しかし、なかなか体験する場所がないのが実情です。ですので、「ないならば、作ろう」の精神で実施することにしました。

開発塾では実際になにをやっているのか

1. サービスの企画
2. 設計・開発
3. リリース・運用

上記三点を全てやります。私がアドバイザーとしてチームにコミットし、チームメンバー全員にやり遂げて貰うことをゴールとして設定しています。

では、何を作ろう?

チームメンバー全員に企画の段階から参加してもらい、活発に意見を出しあって「何を作るか」を決定しました。

絶対に満たす条件

・期間は三ヶ月。
絶対にリリースする。
・収益性があるサービスにする。

あると良い条件

・リリースしても利用者がいないのでは意味がない。ちゃんとユーザーが欲しがるものをつくる。自分たちが使いたいと思えるものを作る。
・ウェブサービスはリリースした後に改善していくことが一番大事。リリース後もメンバー内の有志で開発を続けていく前提で作る。

企画会議

合計2回、8時間程度の時間を使い、企画を決めました。
いろんなアイデアが出て白熱し、とても楽しい時間です。

- 普段使っている既存のサービスの不満点を列挙
- こんなサービスが欲しいという発想から、制約を完全になくしてブレスト
- 日本が抱えている解決すべき課題から、我々の強みを生かして社会課題を解決できないか模索する
- MVP(Minimum Viable Product)をまず作り上げる、複雑にしすぎない簡単につくれそうなもの
- マーケティングすることも視野に入れ、インパクトがありそうなもの
- 初期投資が必要なものは不可
- メンバーの得意なことを掛け合わせる、苦手なことをあえてやらない

などなど、色々な視点から意見を出し合いました

ボツになったサービス 

・検索系
✅喫煙場所を探しやすくするサービス
→オリンピックで飲食店が全面禁煙になるので、難民が発生するのでは?
特化型の検索サイト
→検索汚染が激しい、本当に欲しい情報がみつけにくい

・マッチングアプリ系
男女のマッチング
→儲かりそう、広告費用がかなりかかるイメージ
ビジネスのマッチング
→リリースしてからも営業活動のコストの方が遥かに高い、顧客とユーザー両方を見つける必要がある
キャバ嬢とキャバクラの店舗のマッチング
→営業活動のコスト、契約面などの不安。夜の世界に太いパイプがあるならありかも
美容師と髪を切ってもらいたい人のマッチング
→営業活動のコスト、元々美容師業界に太いパイプがあるならありかも

・シェアリングエコノミー系
作りすぎたおかずを近所に届ける
→ユーザーの獲得が難しい、ユーザーに使って貰うための認知が難しすぎる

最終的に、「趣味に特化したイベント告知・募集サイト」を作ることに決定!

決め手は「三ヶ月で作れそう」「X-HACKの得意分野でもある」「Twitterと相性が良さそう」などの理由です。

実際に開発チームの発足にあたってやったこと

開発チームでは初めて顔を合わせる人たちでタスクの分配を行うので、メンバー間の信頼関係が重要です。開発をスムーズに進めるために、チームビルディングを時間をかけて行いました。

チームビルディング
✅森岡毅さんの著書「苦しかったときの話をしようか」にある【強み発見のフレームワーク】をチームメンバー全員で実施。
✅自己開示を行うことで、メンバー間の信頼関係を構築する。
✅メンバーの得意分野、苦手分野をお互いに把握する。

次回
サービスの機能の洗い出し、UI/UXの設計、データベースのテーブル設計の様子などをお伝えする予定です。

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