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マグマの粘りけの実験‐中学1年理科

今日は中学一年生地学、火山の形のマグマの粘りけの関連性を学ぶ授業でした。実物を見たり、実験をすることが難しい分野で、どのように生徒に実感思って分かりやすく教えられるかが、とても重要な単元。
先輩の先生が実践していた実験を参考に、授業をしました。

〇導入 火山の噴火の様子を見せる(動画)
あ 火山と一口に言っても、その形や噴火のようすは様々ですね。どんな違いがあるでしょうか。
生徒A 火山の高さが違うと思います
生徒B 火山の色が違うと思います。
あ そうですね。その違いは火山をつくっている「マグマ」の違いによっておこります。マグマとは高温で溶けた岩石のことでしたね。今日は、マグマを2種類持ってきました。

〇噴火をモデルで表す(実験)
準備物:紙コップ、注射器、マヨネーズ、ソース、新聞紙
やり方:紙コップの底に注射器の先が通る程度の穴をあけ、伏せて机に置く。その穴から、マヨネーズを注射器を使って発射する。その際、力加減を気を付けないと大変なことに…(実際にマヨビームをくらう生徒もいました(笑))続いて、ソースでも同様に行う。2種類の火山モデルをもとに火山の形について考える。

マヨ火山を噴火させるようす。この班は、慎重にやっていたので上手。力加減をミスした班は残念ながらジャージがマヨまみれに…
出来上がったマヨ火山(右)とソース火山(左)

見事にマヨ火山のほうが、「お椀を伏せた形」になり、ソース火山は「楯状火山」になりました。
すかさず、実際の火山の写真と見比べると、「あれ、色も似ているねぇ」
ソースを使用する利点は、粘りけが少なく、なだらかな火山は黒っぽい色というイメージを持ちやすくするため。(しかも、マヨの相棒っぽい!(笑))

〇まとめ
 実験での気づきと、火山の特徴を教科書を参考にプリントにまとめていきます。私の授業では絵を描いたり色を塗ったりすることは非常に多く、生徒たちは1年生でもプリントまとめはお手の物(…であってほしい(^-^;)。
10分間黙々とプリントをまとめ、本日の授業は終了です。

次回はマグマが固まってできた岩石について学習します。うちの学校の理科室には、名前のわからない岩石がごろごろ転がっている!宝の山!のはずだが、知識のない私には岩石の名前がわかりません…(´;ω;`) 勉強せねば!


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