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『八月の歌』

TVじゃ この国 豊かだと悩んでる
だけど おれの暮しは何も変らない

浜田省吾『八月の歌』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1986年に発売された浜田省吾10枚目のアルバム『J.BOY』より『八月の歌』について。
本来ならば3日前に投稿すべきでした。


砂浜で戯れてる
焼けた肌の女の子達
おれは修理車を工場へ運んで渋滞の中
TVじゃ この国 豊かだと悩んでる
だけど おれの暮しは何も変らない
今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
意味もなく年老いてゆく
報われず 裏切られ
何ひとつ誇りを持てないまま

八月になるたびに
“広島-ヒロシマ”の名のもとに
平和を唱えるこの国
アジアに何を償ってきた
おれ達が組み立てた車が
アジアのどこかの街角で
焼かれるニュースを見た
今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
子供等の肩をうつ
飢えてゆく すさんでゆく
明日への希望など持てないまま

満たされぬ想い
この からまわりの怒り
八月の朝は ひどく悲しすぎる
No winner No loser ゴール無き闘いに
疲れて あきらめて やがて痛みも麻痺して
Mad love Desire 狂気が発火する
暑さのせいさ
暑さのせいさ

今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
意味もなく年老いてゆく
報われず 裏切られ
何ひとつ誇りを持てないまま

浜田省吾『八月の歌』

歌詞を見れば分かりますが、中々にハードロックな歌です。
このアルバムは浜田省吾10枚目にしてデビュー10周年に発売されたアルバムでした。
タイトルの『J.BOY』についてはまた別に記事を書きますが、CD2枚組という大ボリュームで名曲も多いアルバムです。

そんな『J.BOY』ですが、『A New Style War』『八月の歌』『J.BOY』など1部メッセージ性の強い楽曲があります。
この『八月の歌』も、広島出身で被爆した父を持つ浜田省吾が歌うことに意味のある歌だと感じています。
どうにも言葉にするのが難しいのですが、今の時代でも通用するような歌を30年以上も前に歌っていたということに凄さを感じています。
当時も強烈だったと思いますが、今聴いても全く色褪せませんね。



こんな感じで『八月の歌』の紹介でした。
この時期になると聴きたくなる曲ですね。

それでは、また。

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