ゲーム音楽を語る＃59〜『A Stranger I Remain』
10年経った今でも大好きな曲です。
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
前回のゲーム音楽を語った際にも触れましたが、僕のゲーム好きの原点はマンションに住んでいた頃の友人の影響でした。
その友人がゲーム好きでして、同性かつ同じ歳ということもあって一緒に遊ぶ機会が非常に多かったのです。
一緒に遊ぶ中で、僕のお気に入りの足蹴り車を階段の上から落とされたり、買ってもらったばかりの『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』を貸したら半年くらい帰って来なかったりすることもあったんですけどね。
色々ありましたが、今となってはいい思い出です。
彼の遊ぶゲームはシングルプレイのものばかりでしたが、任天堂ハードで遊ぶのが当たり前だった僕にとって、その当時PlayStationで登場していたタイトルは大人びて見えるものばかりでした。
この頃は後ろから眺めているだけで満足していましたが、歳をとってから自分でもプレイに挑戦してみるタイトルも数多くありました。
この中で最も影響を受けたのがやっぱり『METAL GEAR SOLID』シリーズでしたね。
僕のミリタリー好きの原点でもありますし、ここで出会っていたお陰で今もなおFPSで遊んでいたりするんですよね。
ということで、今回はそんな『メタルギア』シリーズから派生した作品のゲーム音楽について。
異色の作品である『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』より、『A Stranger I Remain』を語ります。
前回のゲーム音楽はこちら。
A Stranger I Remain
I’ve come here from nowhere
Cross the unforgiving sea
Drifting further and further
It’s all becoming clear to me
But violent winds are upon us and I can’t sleep
Internal temperatures rising
And all the voices won’t recede
I’ve finally found what I was looking for
A place where I can be without remorse
Because I am a stranger who has found
An even stranger war
I’ve finally found what I was looking for
Here I come
La chaleur me dérange
Mais c’est le grincement du bateau qui m’a réveillé
I sharpen the knife
And look down upon the bay
For all of my life
A stranger I remain
A stranger I remain
A stranger I remain
『A Stranger I Remain』は2013年のゲーム『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』の作中で流れる楽曲です。
『メタルギア』シリーズの登場人物1人である雷電を主人公とした外伝作品で、従来のステルスゲームとは全く違うアクションゲームとなっています。
刀を用いてめった斬りにする「自由切断」が特徴的なゲームで、戦闘BGMはボーカル付きのものとなっています。
この楽曲がどれも最高にかっこいい良くてテンションが上がるんですよね。
『METAL GEAR RISING REVENGEANCE Vocal Tracks』としてリリースされており、純粋なサウンドトラックとは違うものの、今でも聴くくらいに最高なアルバムとなっています。
さて、そんな曲の1つである『A Stranger I Remain』はボスであるミストラルとの戦いで流れます。
目的も理想も持たず戦い続け、その果てにようやく探していたものを見つけたミストラルの心情が歌われており、劇中使用されるボスBGMでは唯一の女性ボーカル曲となっています。
公式の方で日本語訳も公開していたのでここに載せておきます。
どこからともなく来た私は
荒れた海を渡ってきた
遙か遠くまで漂流して
ようやくわかりかけてきた
けれど激しい風が眠りを妨げる
体温は上昇し
その声は消えない
探し物をやっと見つけた
自責の念に苛まれぬ場所
なぜなら私は
異様な戦いを見つけた異邦人
探し物をやっと見つけた
私はここに来た
この暑さが気に入らない
けれど眠りを妨げたのは船のきしむ音
ナイフを研ぎ
岸を見詰める
私の最期まで
よそ者のまま
よそ者のまま
よそ者のまま
このボス戦の演出も最高でして、最初はインスト版が流れているものの、戦闘フェーズが変わるごとに音がどんどん豪華になっていき、最終フェーズではボーカル付きに変わるというめちゃくちゃ盛り上がるものとなっているのです。
これが本当に熱すぎるのですが、数多くある『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』の曲の中で、唯一の女性ボーカル曲ということもあって『A Stranger I Remain』が大好きなんですよね。
ボス戦での楽曲の盛り上がりも段違いに良かった記憶がありますし、曲としてのかっこよさも他のとは一線を画しているように感じています。
まとめ
こんな感じで、『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』のボス戦曲である『A Stranger I Remain』の紹介でした。
ボス戦をめちゃくちゃ盛り上げる、最高にかっこいい曲となっています。
このゲーム自体もすごく思い出に残っていて、何かしらの軽い用事のため、電車じゃなく自転車で大学に行ったんですよね。
その帰り道、通りかかったGEOで買って帰宅したのをよく覚えています。
アクションゲームはあまり得意ではないですが、それでも楽しんでプレイしましたし、楽曲があまりにも良くてボーカルトラックスを購入しちゃったくらいです。
PS3のタイトルということで、今現在僕の環境では遊べないのが残念ですが、またいつの日か遊んでみたい作品の1つですね。
それでは、また。
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