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『旅するソングライター』

青空の下を駆ける
時には嵐の日だってある
でも生きるんだ呼吸止めずに
成し遂げたことより
今をどう生きるかって考えてる
自分忘れの旅の途上で

浜田省吾『旅するソングライター』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2015年に発売された浜田省吾17枚目のアルバム『Journey of a Songwriter 〜旅するソングライター』より、『旅するソングライター』について。


旅するソングライター

君の歌が聴こえてくる
心の一番きれいなところから
オレの声は届いてるか?
遠く離れても 遠く離れても

どこにいたって君を想ってる
ロンドン パリ ニューヨークシティー
札幌 博多
でも どこにいようと
オレはオレで変わりようがない
ナイスガイってタイプの
人生規範から見事に外れて
曇り 土砂降り後 快晴

青空の下を駆ける
時には嵐の日だってある
でも生きるんだ呼吸止めずに
成し遂げたことより
今をどう生きるかって考えてる
自分忘れの旅の途上で

君がいなけりゃ生きていけない
何をしたって意味が無い
でも いつも傍にいるわけじゃない
旅は今日も続く
失われた時さがして
月に向って唸る 歌う 吠える

最後は空に手を伸ばし
慈愛と許しを乞うかも
浅い夢が終わる時に
いつか帰るはずの故郷
今もイメージ出来てないけど
どこだっていいんだ 君がいれば

アスファルトを踏みしめて
高層ビルの隙間から昇る太陽
同じ太陽 世界中で見た
涙と笑いと嘆きの入り混る感情抱いて
人は生きてた 生きてた 生きてる

浜田省吾『旅するソングライター』

『旅するソングライター』は浜田省吾最新のアルバムである『Journey of a Songwriter 〜旅するソングライター』に収録されています。
タイトルから分かるようにアルバム表題曲となっており、世界中を旅する主人公がテーマとなっています。

浜田省吾は自分自身の職業は「ソングライター」と評しています。
その理由としてよく海外に行く浜田省吾は、職業欄に作曲家・作詞家・ミュージシャン・歌手と候補がある中、「作詞家・作曲家となると、自分よりも優れた人が多くいるので名乗るのは気が引ける」「ミュージシャンと言えるほど楽器はうまくない」「歌手と言えるほど歌がうまいとは思っていない」と、どれも自信がないとした上で、ソングライターならば胸を張って言えるからだそうです。
素敵な曲をたくさん作っていますし、楽器も歌もすごく上手いのに謙虚ですね。
こういったところに浜田省吾の人の良さが表れているように感じます。

『旅するソングライター』は、そんな浜田省吾のこれまでの旅を振り返りつつ、改めて自己紹介しているようにも感じられます。
最新の曲ではありますが、浜田省吾を代表する曲となりそうです。
アルバムの初回限定版にはアコースティックアレンジされたバージョンも収録されていますし、ライブでも何度か歌ってくれました。
聴いていて元気が出る、本当に素敵な曲です。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『旅するソングライター』の紹介でした。
2015年に発売された比較的新しい曲ですが、浜田省吾が自己紹介するような内容となっています。
今後浜田省吾を代表する曲になると感じています。

それでは、また。

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