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『A New Style War』

愛は時に あまりに脆く
自由はシステムに組み込まれ
正義はバランスで計られ
It's A NEW STYLE WAR

浜田省吾『A New Style War』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1986年に発売された浜田省吾10枚目のアルバム『J.BOY』より、『A New Style War』について。


A New Style War

地下から地下へ運ばれた爆発物
国家に養われたテロリスト
成層圏に軍事衛星
It's A NEW STYLE WAR

飽食の北を支えている
飢えた南の痩せた土地
払うべき代償は高く
いつか A NEW STYLE WAR

貧困は差別へと
怒りは暴力へと

受け入れるか
立ち向かうか
どこへも逃げ出す場所は無い
It's A NEW STYLE WAR

ひび割れた原子力
雨に溶け 風に乗って

受け止めるか
立ち止まるか
どこへも隠れる場所は無い
It's A NEW STYLE WAR

愛は時に あまりに脆く
自由はシステムに組み込まれ
正義はバランスで計られ
It's A NEW STYLE WAR

浜田省吾『A New Style War』

『A New Style War』は1986年に発売されたアルバム『J.BOY』の1曲目として収録されています。
非常に尖った歌詞で「新しい戦争」をテーマに歌っています。
これを発表したのは1986年。
まるで現代のことを歌っているように感じるのは、やっぱり浜田省吾のなせる技だと思っています。

アルバム『J.BOY』は1999年にリミックス、リアレンジを施されて改めてリリースされました。
こちらでもアレンジが変わっており、イントロではヘリコプターの羽音が追加されています。
2010年のベストアルバムにはボーカルを新録したものが収録され、2011年のライブでもこの曲は歌われました。

ヘリの音に始まりシンセサイザー、ギターと続くイントロは印象的ですし、簡潔な歌詞からは強いメッセージ性を感じます。
個人的にはかなりかっこよくて好きな楽曲ではありますが、社会や世界の情勢を考えるとまた複雑な思いを抱えますね。
ただどんな時でも浜田省吾の良さは変わりません。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『A New Style War』の紹介でした。
1986年に発表した時より、まさに今この時を歌っているかのようなリアリティを感じられる楽曲です。
こんな楽曲が多いのも浜田省吾の魅力ですね。

それでは、また。

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