記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

『Marvel's Spider-Man 2』クリアしてトロコンしました

世界を癒せ。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

先週金曜日、待望のスパイダーマンのゲームが発売されました。

発売日は休みだったのでがっつりと楽しみ、その後も毎日時間を見つけてはプレイを続けていました。
前作、前々作から相も変わらず自分自身がスパイダーマンになっているような感覚を味わえる最高のゲームでしたね。
ストーリーはかなり重めでしたが、スパイダーマンとしての「責任」に向き合う素晴らしい作品でした。

写真に興味を持ち始めてきたので、過去作では触れなかったフォトモードでスクリーンショットを撮ってみました

毎日少しずつプレイしたところ、一昨日の金曜日にクリアすることができました。
プレイ時間は26時間でした。
トロフィーが5個ほど残っていたので、翌土曜日の午前中にに少しプレイしたところ、あっさりとプラチナトロフィーを取ることができました。

ということで、今回は『Marvel's Spider-Man 2』をクリアしたのでその感想をまとめようと思います。
スーツやストーリーに関するネタバレ込みなので要注意です。



正統進化な続編

最高の2人、スパイダーマンズ

今作では2人のスパイダーマンに前作の2倍の広さのマップと、前作、前々作以上の遊び応えのある作品でした。
広大なマップと言えど探索するのも単にウェブ・スイングするだけでも楽しいですし、今作から新たに追加されたウェブ・ウィングという移動手段も快適でした。
ストーリーのボリュームや寄り道要素については思ったより少なく感じられましたが、それでも没頭して楽しむことができました。

懐かしの場面も登場しました

過去作以上に「自分自身がスパイダーマンになれる」感覚を味わえた要因としては、PS5のコントローラーDualSenseの存在が大きいですね。
ハプティックフィードバックという特別な振動のお陰で、スパイダーマンが歩く地面それぞれの質感を感じることもできましたし、雨が降っているのを手に感じたり、時には自転車を漕ぐ感覚も味わうことができました。
アダプティブトリガーについては、ゲーム内の操作に関して個人的にはイマイチだと感じていますが、それでも一応臨場感はありましたね。

無免許マイルズ

バトルに関しては中々に面白かったです。
前作では豊富にあったガジェットは5つに減って操作はしやすくなりました。
ですが、僕自身これらをあまり使わないので今作でも全然使いませんでしたね。

R1との同時押しで複数のガジェットが使えました

戦闘では今作から新たに追加された「アビリティ」と「パリィ」が特に良かったですね。
これまでは戦闘に関して攻撃をするか、ガジェットを使うか、避けるしかありませんでしたが、新たな攻撃手段としてのアビリティや攻撃をガードして反撃するパリィが中々に面白かったです。
アビリティは前作『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』でマイルズのみ使えた特別な技でしたが、今作ではピーターも使えるようになりました。

大好きなスパイダー・アームが登場となりました

ピーターとマイルズそれぞれ複数付け替えられますし、基本的には時間経過で再使用が可能となります。
どれも見た目が派手ですし、使用した時の気分は爽快です。
また、ボス戦でも貴重なダメージソースとなりました。

マイルズは前作のヴェノム・パワーに加え、より進化したエボルブ・ヴェノムのアビリティを使用できるようになりました

そして同じくボス戦では必須となったパリィ。
今作から避けることのできない攻撃を敵が繰り出すようになりました。
それに対抗するのがパリィで、慣れるまでは失敗ばかりしていましたね。
ですが、1対1のボス戦では必ず使わなければならなかったりしたこともあり、クリアする頃には乱戦でも上手くパリィができるようになりました。

パーフェクト・ドッジと同じタイミングでのみパリィができます

前作同様、探索によって得られたトークンでスーツを解除したり、スーツテックとして体力やダメージなどをアップグレードできました。
探索するたびにこれらを充実させることができるのは本当に楽しかったですね。

スーツテックは前作ではスーツと紐づいていましたが、別になったのは嬉しい限りですね

スキルもピーターのもの、マイルズのもの、共通のものと3種類ありました。
レベルアップによって得られるスキルポイントを割り振るのですが、デラックス版購入特典のお陰で初めから5スキルポイントを使えたのは大きかったですね。
最大レベルは60ですが、レベル58の時点で全部のスキルを取れました。

スキルツリーを埋めていく楽しさもありましたね

あとはトロフィー。
普通にやるだけでほとんど取得できましたし、ゲームヘルプの機能のお陰で簡単に取れましたね。

ここ最近遊んだゲームの中で、1番簡単にプラチナトロフィーが取れました

豊富なスーツ

個人的にかなり注目していたのがスーツでした。
特に映画シリーズが大好きで全部観ているのですが、前作ではアップデートで追加されたものも含めて膨大なスパイダーマンのスーツが登場しました。
今作でも期待していたのですが、その期待には見事に応えてくれましたね。
様々な原作コミックや映画のスーツが登場したので、前回の記事と重複するところもありますがお気に入りを紹介します。

今作での新スーツ。ロゴが少し変わり、色が鮮やかになりました
シンビオートに寄生された時のスーツ
L3+R3で発動できるサージ・モード時のスーツですね。禍々しさを増しています
ウンチヴェノムの力を得たスーツ。ストーリーで登場した時は激アツでしたね
前作序盤や原作コミックでお馴染みのスーツ
前作のスーツ。白いスパイダーロゴがかっこいいですね
映画『ノー・ウェイ・ホーム』のスーツ。大好きです
映画『アメイジング・スパイダーマン』のスーツ。目が黒くてかっこいいですね
映画『アメイジング・スパイダーマン2』のスーツ。ピーター3!
スーペリア・スパイダーマンのスーツ。大好きな作品なので激アツでした
スーツに合わせてスパイダー・アームの色も変わるのも熱いです
さらにカラーバリエーションでスーペリア・オクトパスの配色もありました
前作ラストで製作したアンチオック・スーツ。大好きなスーツでした
映画『スパイダーバース』のスパイダーマン・ノワールのスーツ
映画『ホームカミング』のスーツ。自作感が堪りません
原作コミック『シビル・ウォー』で印象的だったアイアン・スパイダー・アーマー。大好きです
映画『スパイダーマン3』のブラックスーツ。ストーリーでシンビオートに寄生されていた時はこれを着てました
映画『スパイダーマン』のスーツ。ピーター2!
映画『シビル・ウォー』『ホームカミング』でのスーツ。黒いラインがかっこいいですよね
映画『ファー・フロム・ホーム』『ノー・ウェイ・ホーム』でのスーツ。赤と黒の配色が最高にかっこいいです
映画『ファー・フロム・ホーム』で登場したナイトモンキーですね
原作コミックでのブラックスーツ
映画『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』でのアイアン・スパイダー。1番好きかもしれません
映画『ノー・ウェイ・ホーム』ラストに登場したスーツ。配色はクラシックな感じですが、メタリックな質感が最高です。泣けます
映画『ノー・ウェイ・ホーム』で登場したスーツ。実はアップグレードスーツを裏返して着ているんですよね。IMAXで観て初めて気づきました
今作でのマイルズの新しいスーツ。かっこいいですね
ストーリー終盤での新しいスーツ。頭が出ているのがアレですが、全体的にかっこいいですね
前作でのスーツ
前作でもこのスタイルありましたよね
カラバリで黒スーツにもできます
前作でのお気に入りスーツでした
看板猫スパイダーマンを背負ったスーツ。再登場して嬉しかったです
ワカンダ・フォーエバー
映画『スパイダーバース』のスーツ。What's Up Danger
映画『スパイダーバース』序盤のスーツ。誰もがスパイダーマンになれる
前作序盤のスーツ。マイルズに合ってないのがまたいいですよね
映画『アクロス・ザ・スパイダーバース』のスーツも登場しました

膨大な数でしたね。
どのスーツも最高ですし、これらのスーツでニューヨークの街をスイングできるのも最高でした。
ただ結局のところ、デフォルト状態が好きなので初期スーツばかり使っていましたね。


印象的なストーリー

上の方でも触れましたが、思ったよりストーリーのボリュームは少なかったです。
寄り道要素もありましたが少なく感じましたし、収集要素も減っていましたね。
そのためニューヨークの街を当てもなく駆け回るのではなく、目的地に向かってただ移動するだけの印象でした。

メインストーリーは31ありますが、サイドストーリーは2つしかありませんでした
コレクションもポッドキャストの再視聴ができなくなってますし、4種類しかありません。でもこのスパイダー・ボット収集は面白かったですし、映画『スパイダーバース』とも繋がりましたね

前作で不評だったMJのミッションも数が減った上、ステルスだけに拘らなくてもゴリ押しできるようになりました。
MJがジョン・ウィックばりに強くなってしまいましたが、サクサク進められたのは良かったですね。

序盤のメインストーリーでは自転車に乗りましたし、高校時代のピーターを操作できました
個人的に1番良かったのはこのミッション
ろう者のヘイリーを操作するのですが、耳の聞こえない世界を体験できたのが本当に凄かったです
耳が聞こえない分視覚情報が大きく、さらに感情を読み取るのに長けているんですよね。身近なところでは僕の兄が難聴なので、このことは知っていたはずでした

メインストーリーについて、一応2人のスパイダーマンそれぞれに焦点が当てられながら物語は進んでいましたが、どちらかというとピーターの方に比重が置かれていたような気がしました。
ただマイルズ自身の成長も著しく、ストーリーを通して一人前のスパイダーマンになるのは素晴らしかったですね。

クレイブンによる狩りに始まり、親友ハリーの帰還、やがてピーターはシンビオートに寄生され力に溺れてしまいます
マイルズの助けによりシンビオートを剥がすことができましたが、今度はハリーがヴェノムと化して、世界をシンビオートで癒そうとします
ピーターの中に残っていたシンビオートは、またしてもマイルズの助けによりアンチヴェノムの力となりました
それぞれ新しいスーツを身につけヴェノムを止めることを誓うのです
ピーターとマイルズ、MJは協力してヴェノムを止める計画を立てました
翼を生やしたヴェノムと2人のスパイダーマンは激闘を繰り広げます
戦いの末ヴェノムを倒すことができたものの、ハリーは昏睡状態となってしまいました
ピーターはスパイダーマンとしての活動をマイルズに任せ、自分自身の道を歩むことを決めました

クレイブンにリザード、ヴェノム、ミステリオと新しいヴィランが登場したり、前作にも登場したミスター・ネガティブ、スコーピオン、トゥームストーンなども再登場を果たしました。
それぞれのヴィランたちに待ち受けていた運命も必見でしたね。
ただ前作中盤、ラフトの屋上にヴィランたちが集結したような熱いシーンはなかったのが少し残念でしたね。

映画『ファー・フロム・ホーム』でも登場したミステリオ。印象的なキャラクターでした

スタッフロールの前後には今後の展開を示唆するムービーもありました。
今作の中でも未回収の伏線もありますし、今後登場するかもしれない追加コンテンツや続編が非常に楽しみです。

サイドミッションで追い続けていたフレイムの正体はクレタス・キャサディ。カーネイジです
昏睡状態のハリーを目覚めさせるべく用意しているG血清。次回作ではグリーン・ゴブリン登場が期待されますね
ラフトに収監されているオットーの元に訪れたノーマン・オズボーン。いよいよシニスター・シックスが始動するかもしれません
スタッフロールの後、マイルズの前にはシンディ・ムーンというキャラクターが登場します。原作コミックではスパイダーウーマンの1人で、シルクというヒーローです



まとめ

こんな感じで、ゲーム『Marvel's Spider-Man 2』をクリアしてプラチナトロフィーを取った話でした。
非常に楽しみにしていた作品なので、ゲームとしても最高に楽しみました。
一通りやり込んでしまったので寂しさも感じていますし、トロフィーコンプも容易だったため少々ボリューム不足を感じていますが、今後追加コンテンツや続編が製作されることを祈っています。

グッドラック、ヒーロー!

こうして振り返ると素晴らしいゲームでしたね。
スパイダーマンになってニューヨークの街を飛び回ることができましたし、やっぱりスパイダーマンというヒーローは大好きです。
最高のゲームをありがとうございました。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?